出勤当番の人がCafeの庭で休憩です

今日出勤当番のDrターナーや、シムノン君。シムノン君の母親のMrsマープル メディカル秘書.DrローソンがCafeにやってきましたが、休みということで、ガーデンプランテーションになっている所の、椅子に座って休憩です。

Mrsマープル メディカル秘書.はリヴェール教授達とセカンドカントリーに出かけていましたが、もう冬休みも終わるので、戻ってきたのです。
どんな様子か、皆聞きたかったので、いろいろ質問がいっぱいです。

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Drターナー《随分長く行っていましたね。もう役員は戻ってこないのかと思った
りして、噂していたんですよ。予定よりも早い目に第一団は寒さが緩んできたら行く
そうじゃぁないですか？

シムノン《此処よりも少し気温が低い所だそうだからね。と言っても海流の具合で、思っているよりも寒さが厳しいって事はないそうだよ。
アラスカとかの方が、寒いとかってね。

Drターナー《人の体は慣れるからね。ここだって、Sugarさんなど日本人からしたら、最初の年は寒かったようだけれど、だいたい1年すると慣れるからね。

今は温暖化しているから、外の家でも以前の此処と変わらないくらいの気温じゃぁな
いかな。

シムノン《以前は夜はよく雪が降って、そこそこ積雪もあったんだってね。この間セージがまだ大学に入る前に来た時の写真見たら、雪が結構積もっているのがあったよ。
俺はシェルターに入る少し前から此処に来たから、寒い思いはしていないんだよね。
ネットのウィルスが酷くなってきた頃に来たからね。

Drターナー《そうか、でも全然合わなかったよな？療養所の方には全く来なかったのかな？毎年の検診の時も、俺の当番のの時には合わなかったしな。

シムノン《俺はDrターナーの事は見かけていたよ。有名人だしね。俺はいつも作業着でコンピュータールームの中ばかりが多かったからね。
食事や休憩は、キャンティンが多かったしね。こんなに気楽に話せる人だとは思わなか
ったよ。あれっ、Drローソンと母が来たよ。

Drローソン《やぁ,Cafeはまだ休みだったかい。残念だったね。美味しいコーヒー
でも飲もうと思って来たんだけれどね。

Mrsマープル メディカル秘書《こんにちわ。Drターナー、シムノン君。お久しぶりに逢いますわね。

Drローソン《Mrsマープル達が、セカンドカントリーに行ったっきり、帰ってこなかったから、もう早々と行ってしまって、戻って来ないのかな？って言っていたんですよ。どんなところでした？長く滞在されてたということは、悪くなかったんですね。

Drマリアンヌが、帰ってこないって言うことは、悪くないって言うことでしょうからね。彼女はそのあたり、仕事だろうが、なんだろうが、ハッキリしていますからね。

シムノン《もうほぼ完成しているんだろう？ってどこからの情報かは判らないけ
れど、皆で勝手にそう言っていたんだよ。なんでも都合よく考えようってね。

Mrsマープル メディカル秘書《想像していた以上に、良い所だったわよ。当然シェルターも、個々の新シェルターの方よりも、ワンランク上という感じよ。

やっぱりここは手探り状態で、作った部分がありますからね。宇宙に行くよりも、現
実的なのは、地中に潜っていく方でしょうね。

すでに、あちらは工事の人たちが、暮らしていましたし、ですから、この数年の様子も聞くと、悪くないと言っていましたわ。

感染者も誰も出ていませんしね。工事の一時労働者の人たちも、若い人が多いか、後は
中高年のベテランさんが夫婦で、暮らしながらの工事ですからね。

Drローソン《それはよかったですね。僕は子供がいるので、どうすることが良いかは様子がわからない限り、具体的に考えられなかったものですからね。

Mrsマープル メディカル秘書《此処も決して環境は悪くない国ですけれど、彼方はまだしばらく、地上で暮らせますからね。

でも、今までと反対に学校や育児室子供ルームは、シェルター内に作ってあるんですよ。やはり慣れておいてもらいませんとね。

Drターナー《病室も多い目に作られていて、検査室その他は、もうシェルター内に作られていますからね。どのような暮らしになっても、移動はないようになっているそうだからね。

シムノン《病室とかその他可能なものは、2か所に分かれることはないからね。図書室倉庫はもうシェルター内に、此方よりも性能が良い状態で作られているそうだね。

Drローソン《向こうに皆が移動したら、此方も作り変えるところは作り変えて、有効利用出来るようにするそうだよ。

Mrsマープル メディカル秘書《シムノンも良いタイミングで、仕事場も移動出来て随分明るい顔になったわね。

Drターナー《前は大変だったのかい？気難しいメンバーが多いとか？

シムノン《いや、皆良い人なんですけれど、同世代は一人もいないので、今とは大違いの雰囲気と、話題の中でしたよ。

今は自分の仕事さえ、ちゃんとやっていれば、後は息抜きの時間は、皆同じ世代なので
冗談言い放題ですからね。セージまでいたのには、驚きだったよ。

Drローソン《それはよかったな。やはり働く場所の雰囲気とか、人間関係は大事だよ。適当な息抜きは、仕事の効率もよくなるし、第一病気になりにくいですからね。

仕事が大変な事があるというのは、もう仕事である以上どこに行っても有ることだからね。自分には向いていないかもとか、色々いう人がいるけっれど、向いていると思ったから、その仕事を選んだとしても、伸び悩むことはだれでもあることだしね。

楽して良い結果はないし、場合によっては、一生結果が出せない人も多いからね。でも誰かが良い結果を出せたら、それには自分も関わっていて、支えあっているって気が付かないだけなんだよ。
一人では、何も大したことは出来ないものだよ。

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せめて暮らしている所が、なるべく気持ちが休まるところで、暮らせたら、それはもうすごくラッキーなことだと、話したりしたのです。

どんなところも100％などはないでしょうからね。人は贅沢ですから、もっと、もっとと思いがちですし、隣の芝生は青いと思う気持ちがあるのは、やむをえませんね。でも気が付いて暮らすか、気が付かずにいるかで、かなり暮らし方が違うでしょう。

こんな不便で、手間のかかる方を選んでいる国を自分で選んだ人たちの国ですから例外を除いて、皆穏やかに柔軟に暮らしています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　storyteller🐑