Mrsマープル秘書は息子に久しぶりに逢いました。

大学病院などの上層部は、知っているのですが、実はMrsマープルメディカル秘書とターナー教室の若いセキュリティエンジニアのシムノンは親子です。

皆にわざわざ言う事もないので、特に言いませんでしたが、Drマリアンヌ達と同じ医学部の看護科卒業して仕事もしていました。

そして、非常勤講師をやっていましたが、夫が他界したので、今年の夏前から、メディカル秘書の仕事として、復帰して此処で働く事になったのです。知識も経験も豊富な秘書は必要ですから、来てもらいました。

Drマリアンヌ達の学生の時からの友達ですし、セージ君達の父親の従姉なのです。凄く親しく行き来はしませんが、何かの時には連絡を取り合う事もある間柄です。

セージ君の母親のディルとの方が、親しい友人仲間なのです。皆同じ大学出身なので、学生の頃はお茶等飲んだ友達です。　
　　　　
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Drローソン《シムノン君は、もう皆と仲良くなれたかな？なんて言うと、まるで子供に聞いているようだけれどね。でも皆が仲が良いと、神経を使う仕事でも、気が楽だろうしね。

周囲に迷惑掛けたら困るけれど、そうでなかったら、出来るだけ仕事は自分都合で、楽
な気分でやるようにね。

Drターナー《ま、俺の教室には、嫌味を言うような奴はいないだろうし、何か意見が違って、ギャーギャー言っていたとしても、子供の喧嘩みたいなもので終わるようだよ。
しっかり仕事はしているけれど、それ以外では結構まだ子供っぽい所があるからなぁ。
それでも一番若いのが、この夏で２３歳になったからねぇ。

シムノン《一番若いのはセージですか！すっかり大きくなってって言うのも変だけれど...子供の時に逢ったきりだったんですよ。
ミント達が居るのは知っていましたけれどね。仕事も忙しかったので、わざわざ逢いに行きませんでした。まさかセージと今逢うなんてね！懐かしかったよ。

Drローソン《それでは、ミントやマル達と逢ったのか。今まで君は此処にはもう結構いるけれど、セキュリティエンジニアは派遣会社から来ていたんだよね。

だから、キャンティーン以外は宿舎とセキュリティエンジニアの部屋から、出てこないんだよね。

シムノン《はい、会社のTOPとリヴェール教授が、親しくしていると言うので、若いのが良いと言う事で、クローブも知っているので、僕が来ることになったんです。
合わなければ、違う者と変われば良いと言う事で、３年位は使用期間でね。

で、別に悪く無いので、職員になることにしたら、こちらに移動って事になってね。同世代が多いって事で、楽しいんじゃぁないかって言われたんだよ。

仲の良い仲間が居れば、仕事からのストレスも減るだろうってね。

Mrsマープル秘書《あらっ、あなた今まで何かストレスがあったの？

シムノン《いや別にストレスは無かったよ。みんな良い人達だったからね。ただターナー教室みたいに賑やかでないし、年齢も少し離れていたから、あんまり雑談などはしなかったよ。
ちゃんと仕事していれば、何も言われないし、特に親しく話す事も無かったけれどね。

Drローソン《ま、仕事が仕事だからね。楽しい仕事って言う訳ではないだろうから、少し内容も変えたんだよ。ターナー教室の中でもやり易い仕事メィンでしてもらってね。皆と時には雑談もしながら、出来る物をと思ってね。

出来るだけ楽しい気分で、出勤出来ないとね。丁度何かの時には、セキュリティエンジニアのライセンス持っているのが、２人居るから話も合うだろうし、

代わりになってもらって、休憩やエクササイズに行ったりも出来るし、必要なら彼らに声かけて、図書館に行ったりも出来るよ。

心身とも健康にで居る為には、そう言う風に気軽に、息抜き出来る状態で無いとね。大事なことだよ。

Mrsマープル秘書《親子で同じ職員と言うのもですけれど、まったく違う部署での仕事ですからね。貴方も私も、好きに暮らせば良いんですからね。

ま、ガールフレンドが出来て、結婚でもする時くらいは、紹介して欲しいわね。

Drターナー《そうそう、何時だったっけ、ランサムウェアが騒がれた頃人も増やしたし、ライセンスを若いの２人に取らせたりしていたんだけれど、必要な事も増えるから、職員として増やそうって言う事になって、来てもらったんだよね。

Drローソン《そうか、君は他からリヴェールから声がかかって来てもらったんだよね。地味な世界にようこそだね。もう結構経つんだよね。逢わなかったけれどね。

シムノン《はい、今まではクローブに色々教えてもらいながらでの仕事だったんですが、それも終わったのでこれからは、皆と楽しくやりたいと思います。

最初の挨拶だけで、全然他の人達を話す事も観る事も無くて、背中合わせだったので、気が付かなかったんだ。この間話が聞こえて、何だか昔経験がある事に、そっくりな話だったんで“あれっ！”って振り返って、じっくり見たら親戚のセージだったんですよ。

彼は話すまで気が付かなかったようだけれどね。セージはまだ俺より小さかったし、よく見たら叔父によく似ているので、僕は解りました。
１０年以上逢って居なかったんじゃぁないかな？

Mrsマープル秘書《何だか遠縁の人が多くて、驚きましたわ。他人でも若い時仲が良かった友達とかね。休み時間に逢って話が出来て、そんな時は昔の学生気分に戻ってしまって話して居るのよね。

気が若くなるわ。ですから、シムノン私の事は放っておいて頂戴ね。こんな大きな子供が居るなんてせっかく忘れているんですからね。

シムノン《はいはい“Mum”何て呼ばないで外では“Mrsマープル”って呼ぶよ。出逢ってしまったらね。Mrsマープルこそ、特に俺がもし女の子と一緒の時などは、知らんぷりしていてくれよな。
紹介するほどでない、ただの友達って事もあるんだからさぁ。

Drローソン《Ahaha、、、、そうだね。母親は特に息子は特別だって言うからね。余り仲が良さそうだと、良い事なのに、時にはジェラシーの対象になる場合もあるそうだよ。君は一人息子なのかい？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

Mrsマープル秘書《私は息子孝行な親ですから、シムノンは３人兄弟の真ん中ですよ。三男なんですよ。ですから、珍しくも何ともないんです。
皆年齢もくっ付いていますしね。

Drローソン《そうですか、僕と同じですね。僕も３人兄弟の三男で、リヴェールが長男で、次男が家を継いでくれたので、皆自由なのです。
ターナーも三男だったんじゃぁなかったっけ？

Drターナー《いや、俺は次男だよ。３人姉弟で一番上に姉がいるんだよ。ヘリオット生体医用システム工学特別研究員は従弟だしね。

叔母は此処の役員やっている関係で、大学院から此処の大学に編入して来たんだよ。シムノンだけが、途中編入じゃぁないんだよ。

アートカレッジもあるから、此処は教授が多いし、臨時講師で来る先生達が優秀だから、本来長期休暇の時はホリディセミナーとかやると、結構色々な国のからの申し込みなどもあったんだよ。大学院生もね。

シムノン《あぁ、ミントは此処の大学院へ入ったって言っていたよ。なんだか講師が有名で優秀な講師の授業が受けられるとかでね。
確か服飾大学は、パリだったかミラノだったかへ行ったとかって聞いていたよ。

Mrsマープル秘書《シムノンはミントの大ファンでしたものね。ファーストラヴだったのかしら？本当に今も綺麗ですれど、もっと若い時は綺麗な娘さんだったわ。

良い所どりしたんでしょうね。もちろん双子のお姉さん達も、綺麗なんですが、ミントは華やかな子だったのよね。姉弟全員此処の職員なんでしょう？

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小さな国の中でも、それなりの人口が居ますし、職員数も北と南に別れているので、結構居るので、逢う事が無い人が沢山います。例え出逢っても、皆軽く会釈をしても、ただそれきりの人も多いのです。

セカンドカントリーは今のこの国よりも、寒い目の国ですが、気候は悪くはなく、無人島だった所なので、大気汚染度はすこぶる良い所なので、工事には時間をかけて、工事の為に排出する、汚染物質には、とても気を使ってでの工事です。
一応会議の議長その他代表はリヴェール教授、ですかトップには３０年ほどの役員が居ます。しかし、皆母国に散らばっていて、この国には半分くらいの者が、職員として働いています。

皆少しづつ歳を重ねてきたので、最近は感染症拡大問題もあるので、少しづつ連絡は密になって、行き来はしませんが、よくミーティングはするようになりました。
気が付けば親しい間柄の者が、多い方向になって来ていたのです。何しろ考え方が特殊で、未来は上手く人の手を掛け、不便な暮らしの過去に戻ることが、最も人は幸せで、健康な体になると言う考えなのですから。

それも又進化だと言う事なのです。まったく同じではないのですからね。人は何の為に器用な手や、工夫して暮らす知恵を持っているのかを、考えた結果なのです。

                     　　　　　　　　　　  storyteller🐑