4月に入ってシェルター内に届く明るさが、何となく春めいたと感じます。Mmeシャノアールの店も,一旦預かり荷物は全部取りに来てもらったり、届けたりして、スッキリ整理しました。
第一団がセカンドカントリーに移動したので、いったんは整理整頓したのです。スムーズに行けば、秋までに第二団が出発するでしょう。周辺国は感染症だけではなく、難しい外交問題などが出てきて、争っている2国間以外にも、何かと飛び火し始めそうになってきたようです。
この国は軍隊も警察もない中立国ですが、それなりに対処はしていかないとならないようです。医療関係のサポートなどが出て来るでしょう。
でも、リヴェール教授からは、まだ出来るだけいつも通りに、穏やかに過ごす様に言われていますし、落ち着かない時は体を動かすか、勉強すると良いと言われています。
「知識と言う財産は、本人が健康であれば、失う事がない財産です。そして、地球の未来が、より良い状態であるためには、健康な人間を育てましょう」と言うのです。
結構みんな学問などには、うんちくがあっても、リヴェール教授の生き方その他に、最終的には納得するようで、以前と変わらぬ暮らしぶりで“筋肉美大会は今夏の終わりには、細やかに行いましょう”と言う事になっています。
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Mmeシャノアール《で、何かい、メンバーが決まったのかい? そうなると、私達レディースも何かやらないとだわね。私達も今年はしっかりとビキニで、コンテストやるって言うのも悪くないじゃぁない?
ウッディセラピスト《俺たちも一緒に準備はするけれど、実行委員会の人は7~8人の候補は上げてあるんだよ。
ジャンティ《じゃぁ、俺も今年はしっかり筋肉を付けて、体つくりにとりかかろうかな、以前はエントリーしそこなったからな。
ルナル《ま、ジャンは口が先ですからね。まずはトレーニングがきちんと出来るかどうかよね。熱しやすく冷めやすいんだからね。暫くジムもさぼったら、お腹周りが見苦しくなったんじゃぁないの?
ジャンティ《失敬な事言うなぁ。祭り事だったから適当で良いんだよ。ちゃんとやらないとならない事は、きちんとやっているだろう。
ほら会計士の資格取ったから、今度は俺も皆を見習って、又何か資格を取るさ。
ウッディセラピスト《俺たちも、カイザーチーフみたいに、救命救急士や後なんだったっけなぁ~?幾つか資格持っているんだよ。
何だか畑違いの、資格だったんだけれどな。事務局に行けば、パンフレットが有るんだよ。資格取りたいのが有ったら、此処で必要とされる資格なら、補助金など出してもらえるのもあるんだよ。
医療介助や、自立支援のサポートとかは、持っていると役に立つよ。
Mmeシャノアール《あらっ、そうなのかい?それじゃぁ、ジャンティも直ぐに見に行って来なさいよ。本当にこの国のシステムは良いよねぇ~。
向学心が沸くよね。私も何か勉強しようかな?そうしたら、歳とっても、何か世の中に貢献出来るかもしれないからね。
ルナル《シャノはまぁ、元気にそのまま歳取っていくのが、皆に貢献することになるから、勉強するなら趣味の事だって良いんじゃぁ無いの?
私は、自費で構わないから、何か資格は取りたいわ。世の中どう変わるかわかりませんものね。理想はこのままの国が続いてくれる事ですけれどね。
Mmeシャノアール《ま、あたしの歳になったらね。自立して健康で居るのが国の為周囲の為だろうけれどね。そうそう、まだ体は動くし、筋トレにもなるかもだから、菜園の講習会も有るって言うから、受講しょうかしら?
ウッディセラピスト《物つくりも、脳トレになるんだよ。MrsSugar達みたいに、編み物とかやったら、良いんじゃぁないのかい? 店番しながら出来るだろう?
Mmeシャノアール《出来るなら、とっくにやっているわよ。何でもやると思えば、出来ない事なんてないんだよ。 ただ、どうやっても、私は手芸系は、綺麗に出来たためしがないんだよ。
ま、今から何か勉強するなら、う~ん、思いつかないねぇ。やっぱり真面目に講習会に出席するくらいかしらね。元気なら、もっと高齢になっても、店番くらいは出来るからね。口のエクササイズは、一番やっているかもだね。
ウッディセラピスト《ま、店番も大事な仕事だからね。マダムが元気で店番して居たら、若手は勉強会や講習なども、受ける時間が出来るだろうしね。
おや、実行委員候補者がやってきたよ。やぁ、話を引き受けてくれることになったかい?
クローネ研究員《なんだ、途中で消えたと思ったら、此処で油売っていたのか! 昼の明るさがすっかり、春っぽく感じる様になったなぁ。こうなると、もう裸で日光浴したくなるなぁ。
グレン研究員《おいおい、実行委員は、まずは先駆けてトレーニング始めて、その後のサウナの後に日光浴だろう?
実行委員と言っても、まずは会場の確保と、おおよそのプランを立てたら、後は間際に考えれば良いんだからな。ポスターはクローネは工業デザイナーなんだから、ポスターは作ってくれるだろう?
クローネ研究員《あぁ、ポスターだけは早くに貼って置けば、自然に此処の連中は盛り上がってくれるんだよ。遊興場がないからな。
皆やる気は満々だったからな。俺たちが火付け役でトレーニングを始めたら、直ぐに“らしいよ⁉”って噂は広がるんだよ。
せっかく彼方此方に発電装置もつけてあるんだから、ジョギングでもなんでも、動き回ると、床下で発電出来るようになっているからな。
Mmeシャノアール《そういえば、それでちゃんと発電出来ているのかい?私は何処がどうなっているか、確か聞いたけれど、判らなかったんだけれどね。
ジャンティ《嫌だなぁ。前に聞いたじゃぁないか。俺も何度か言ったよ。シャノは返事はいかにも解ったように答えていただろう。協力するからてね。
ルナル《あらっ、何でしたっけ?歩道や階段もそうなっているとか、ジムのエアロバイクとかもだったわよね。まずはジムに行かないとね。家の中もでしたっけ?
ウッディセラピスト《何時も来る人は、変わらず定期的にジムには来ているんだけれどね。仕事の後にジムでトレーニングして、サウナに入って帰る人が多いんだよ。
その為、出勤時間は早くにしている人達と、反対に仕事前の6時にジムなど開くから、その時直ぐにトレーニングしてから、仕事に行く人も居るんだよ。
Mmeシャノアール《あらっ、そうだったのかい?私は『美と健康の為の講習会』が始まったら、プールエクササイズも始まるかと思っていたんだよ。
そういえばSugarはどうしているんだろう?最近そんな話はした事無かったけれど...
カイザーセラピスト《やれやれ、やっと終わったよ。実行委員は、とりあえずはクローネ研究員、グレン研究員、モーリス学部長、パルム事務局長、フランツとアルフィーだよ。後は俺が委員長って事で、近いうちに皆で集まろう。
Mmeシャノアール《おやおやご苦労さん。いいんじゃぁ無いか!日頃あんまりプールとか行かないのが、実行委員って言うのがさ。
クローネ研究員《えっ、そう言う基準で推薦されたのかよ。まぁ、確かに言われてみたらって感じだったなぁ。又マダムはよく見ているよな。
誰が最初に決めたんだよ。カイザー一人じゃぁないだろう?
ウッディセラピスト《Drローソンやターナーやだよ。診療所の中で“やりますか!”って話に、結構前にはしたんだよ。少し皆が落ち着いたらってね。
ジムの機械類などは、ほとんどみんな使うほどに発電して居るし、トラックもジョギングは良く発電するしね。
ジャンティ《階段も、気を付けて駆け降りるのが良いし、廊下も少し急ぎ足で、姿勢よく歩くと良いんだぜ。俺シャノに言ったよな?
ルナル《言わないわよ。第一アンタ、そんなにテキパキ動いていたら、届け物の後とかもっと早くに戻ってきても良いんじゃぁ無いの?
結構時間かかっているわよ。
ウッディセラピスト《キャンティーンに若い女の子がいるから、お茶しているんだよな・笑
グレン研究員《そういえば俺も見かけた事あったなぁ。腹が減ったんで、軽くプディングとか食べに行ったときに、見かけたよ。
あそこは何でもあるし、ずっと開いているからね。
ジャンティ《ま、ちょっと休憩と社会勉強にね。Cafeは絶対に売り切れているだろうし、役員とかえらい人たちが、お茶のみしているからね。
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いよいよ、皆以前の様に暮らし始めるようです。セカンドカントリーへ移動もあるのですが、そういうのはあんまり気にしないようで、今までは他国の遠隔診療などのサポート等が忙しくて、バタバタしていたようだったのですが、今この国自体は通常通りです。
今も、終息したわけではありませんが、いったん約束した昨年までは、遠隔サポートは終えたので、今年は自分の国だけの事に、集中して将来に向かって、変化していく予定なのですが、日常生活はいつも通りに戻ってきたようです。
storyteller@Sugar