珍しく今日は皆同じ時間に仕事が終わり、更衣室で一緒になったので、まずはお茶でも飲もうか...と言う事になりました。
今日は皆通常通りも定着してきたので、かなりリラックス気分です。昨年はかなり他国のサポートで忙しかったのが、終了したのですが、今年に入ってからは、セカンドカントリーに移動する人達を送り出したり、元のペースに戻すのにも時間が取られました。
後は順調なら、第2弾を夏過ぎに送り出して、最後に今居る内輪の人達が移動します。森林管理人や、一部の研究所員、管理人が残って此処で仕事しますが、後はそっくり住まいを畳んで、移動するはずになっているのです。
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Drローソン《第一団は中堅職員と、若手職員の送り出して、良かったようだね。順応が早いし、中堅は落ち着いて、判断してくれるだろうからね。
良い結果の報告が有ると良いんだけれどね。こればかりは、暮らしてみないと判らないだろうし、既に作業員や、会員家族が国から移住もしているからね。
ウィルスを持ち込まないように、慎重に対策した通りに入国できたようだから、来年は今までよりも、多少国民は増えるからね。
Drターナー《主に患者が増えたんじゃぁ無いのかい?感染症以外の、色々な問題が出て来たから、ストレスで、体調不良者が増えたって聞いたぜ。
検査技師アレン《まぁ、それが怖いよな。そこそこの年齢になっていたら、国のTOPに近い人ほど、既往歴を抱えている人多いからね。
予備軍とかな。結構パーティなどや、その他ストレスなどで、無理している人も少なくないだろうからね。
Drターナー《まったくいわゆる生活習慣病は、少なく無いんだよね。入院して規則正しく、食事療法をするだけで、改善される人って多いんだよな。
そう言うと“自分は自己管理して気を付けていたんだけれど...”とか言うんだよね。医療関係者など、人の事言えないけれど、患者としては扱いにくいよな。
自分の治療法にこだわったりして、指図したりするから、それな希望者は多いんだから、自分で自宅治療しろよ!って言いたくなるんだよな。
検査技師アレン《ベテラン医師なんかから見たら、ターナーなんて、まだヒヨッコ扱いしたくなる主治医だろうからな。
Drマロウ《ま、そういう人の担当医になるのも、勉強だよ。対応次第で、信用されたら、もう治療の半分は進んだようなもんだからな。
ここのVIP会員になったからって、性格の良い人ばかりではないからね。ただ、頭では考え方に同意して、会員になっているから、わかってはいるんだろうけれど....。
同じ方向を観ていても“やり方は自分ならこうする”って言うのが有るだろうね。
検査技師アレン《よかった!俺は検査技師で、あんまり患者とかかわる事はないからね。俺は気が短いから、態度の悪い患者だったら、うるせぇ!て顔に出てしまうよ。
Drマロウ《Ahahaha、、、顔が目に浮かぶよ。でも、アレンのそのピリピリした神経が検査技師としては、有っている資質かもだよ。
ちょっと変って言うのを見つける名人だからな。必ずそう言うのには、メモ付きで来るからな。助かるよ。
Drローソン《まさか医療関係者に、アレンみたいな性格の者が居るとは、思わないだろうけれどね。後輩技師など怖がっているんじゃぁ無いのか?
Drターナー《そう言うのも居るかもだけれど、アルフィみたいに、どこ吹く風でちゃらい奴もいるからね。アルフィとアレンはウマが合うんだよな。
それ見て、皆慣れてきたら、アレンの事は気にしなくなるんだよ。アレンは絶対に本人には言うけれど、他で悪く言ったり、差別したりはないからね。
Drマロウ《ま、賢い人には、ちゃんと理解できるんだよ。ただ、凄くシンプルな性格だって言う事だよ。顔色観ながらって言うのが、アレンは好きじゃぁないんだよな。
検査技師アレン《そうそう、チャラい奴だけれど、アルフィはケロッとしていて、こっちが調子狂うほどめげない奴なんだよ。でもよく見てると、仕事の時だけは、チャラくないんだよ。
嫌らしいほどきっちりやってくるし、反対意見も言うのが良いね。大体直ぐになれなれしく出来ないだけで、なんで俺が怖いって言われるんだか、分からねぇよ。
Drマロウ《アレンはセージの事は、可愛がっているよなぁ~。セージにだけは態度が違うよ。他の人には平等だけれどな。
検査技師アレン《Ahaha、、、あいつは初めて逢った時が、子供だったからなぁ。
本当にまだ少年って感じでさ。目が合ったら、俺のいる教室を“通り抜けたいんだけれど...良いですか。凄い時短になる場所に行くんですけれど!”って平然と言ったんだぜ。
俺がボケーっとしていたにしても、普通そういうか?その態度がよぉ。偉そうでも無く、媚びるでもなく、自然なんだよな。
Drローソン《そうなのかい?そんな事があったんだ。それでアレンはどうしたんだい?教室内に関係者以外を通したのかい?摘まみだしたのかな?
検査技師アレン《それは、あまりに自然だし、何故通り抜けたいのかも聞いたので“規則違反だから、他の人には内緒だよ。”って通り抜けさせたよ。Cafeでアルバイトしていて、届け物に事務局まで行ったって言うからよぅ。
で、此処の大学はどうなんだって聞かれて、俺は真面目に答えてしまったよ。
Drターナー《Wahahaha、、、。お前本当に素直って言うか、単純な奴だな。それで、セージに此処の大学受験するのかって聞いたのか?
検査技師アレン《あぁ、アルバイトだけで来ているような子には、見えなかったからね。アルバイトするって事は、似合わない育ちの良さを感じたから、下見兼ねて夏休みに滞在しているのかって思ったよ。
だから“結構入学するのも大変だし、入ってからも勉強漬けだぜ。でもそれが楽しめたら、最高の学校だよ”って言ったんだよ。
来ないんじゃぁ無いかとも思ったら、まもなくして入学してから、出逢ったんだよ。で“なんだ、入れたのか良かったなぁ~”てね。
“面白そうだからスキップして、医用生体工学へ入ったんだよ”って呑気そうに言うんだよな。思っていたより面白いってうから、まぁ奴ならちゃんと卒業できるだろうって思ったよ。
居て当たり前みたいな感じでさ。
Drローソン《セージらしいなぁ。あの子は不思議な魅力があるからね。良い家柄の子なんだけれど、偉そうな所は無いし、明るく素直で良い子だよね。
って言うと、なんだか厭らしい感じみたいだけれど、そんな事無く、いたずらっ子な所もあるし、逞しさもなかなかのものだしな。
流石に、厳格なお爺さんからシッカリ躾けられただけあって、なかなかの男らしいジェントルマンに育ったよ。
Drマロウ《そういう人って、時にはジェラシーも込みで、嫌いって言われる場合もあるけれど、なんだろうね。セージ君は嫌みにならないんだよね。
Drターナー《欠点も見え見えだからかもな。セージは矛盾した面も、丸見えで、生意気な時もあるし、おっちょこちょいな所やその他欠点も、思わず笑ってしまうところもとりつくろわないんだよな。
良くも悪くも天然物なのかな?嫌な事は嫌だってハッキリ言うし。でも、まさかの弱点が有ったのが傑作だよな。一人の女に弱かった。
それも、凄い年の差のMrsSugarだなんてね。笑えるよなぁ~。彼女の中に潜んでいる、誰にも無いような、魅力を見逃さなかったのは、あっぱれだったよ。
検査技師アレン《あれっ、ターナー女には無関心かと思ったら、お前MrsSugarに満更.....?言うのは野暮だな。でも問題有りだな。
Drターナー《余計な事言うなよな、只結構好みのタイプだって言うだけだよ。俺が一応主治医だからな....。
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この仲間だからこそ、自由にお茶のお菓子に出来る相手の、噂話をしたのです。合間合間に、少しずつ自分の内面を晒して話したりして、彼らも又友情と言う愛を育てているかのようです。
そんな時はセージ夫妻の話題は、栄養剤に使われて、少しづつ友情が育っていくようです。Drローソンが一番歳は上ですが、このメンバーだからこその、繋がりが有るのです。次世代のこの国を引き継いで、若い世代につなげていく、中心メンバーになる事でしょう。
出来るだけ良い状態で暮らせるようにして、引き継いで行きたいとしているのです。
storyteller@Sugar