エルダーファミリーがお茶しました。

今日は珍しくエルダーファミリーがCafeの庭に集まってお喋りです。近くに暮らしているのに、エルダーの結婚式以来の集まりです。

皆が明るい顔でおしゃべっりが出来るのも、Mrsサフランが自立して暮らせるくらい明るくなったのと、双子の従妹のバーネットも、仕事を始めて、他の人達の仲間に入れたからです。
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パルム事務室長《いやぁ～、全員ファミリーが集まったのは、初めてではないですかね。なんだかんだと僕が忙しくて、申し訳ない。

エルダー《でも、休みの日に時々母の所に寄ってくれてありがとう。

アニー《つい私が仕事場で顔合わせて居るもので、休みの日に部屋に訪問することが無くなってしまいまして....。

エルダーも行くと言わないのを良い事にしてしまいました。

Mrsサフラン《良いのよ。息子の様子はよく聞きますし、皆と一緒には集まらなくても、顔はチョクチョク見ていますしね。

バーネット（双子の従妹・妹）《私が、全くエルダーにも、パルムやシャロットにも最近は滅多に逢わなくなったわ。
アニーとは職場で、Auntサフランは又一緒に暮らして居ますしね。

シャロット（双子の従妹・姉）《別々に暮らしても良かったんじゃぁ無いの？シングルの部屋はまだ開いている部屋が有るって聞いたわよ。ね、パルム？その方が結婚したいって考えるかもよ。いいわよぉ、私もあなたが自立したから、気を遣わずにやっとパルムと、夫婦らしく暮らせているわ。

エルダー《ま、好きにしたら良いんじゃぁ無いの。それぞれの良さがあるだろうからさ。

アニー《そうね。人と暮らすと何か気は使うだろうし、1人だと自由で良いけれどMumサフランは、寂しいかもですし...。

Mrsサフラン《昔は考えられない事でしたけれど、今は親しくしてくださる方達が居るので、一人暮らし暫くしましたけれど、悪く無かったですよ。

ただ、お行儀が悪くなってしまいますけれどね。以前なら考えられないっ事ですわ。

エルダー《まったくだよ。呆れる位の変身ぶりだからね。ま、ハッキリ言って俺は助かったけれどね。おかげで安心して結婚も出来たからね。

アニーが、上手に気を使ってくれるから、本当に感謝しているんだよ。土曜日などは、サイクル仲間と集まって、楽しむ時間も出来たしね。昔は本当に酷かったよ。

アニー《体に気を付けて元気にパートも良いのよね。責任も有るしSugarの側に居たら、元気になるわよ。

バーネット（双子の従妹・妹）《MrsSugarの影響などが大きいのでしょうね。信じられない位に自由に暮らしている感じがするわ。

結婚したから、少しは暮らし方は変わったでしょうけれど、心はとても自由という感じだわ。私もそうなりたいと思うのよね。羨ましいわ。

エルダー《そう言えばサイクルルームを広くしてくれたんだね。メンバーが少し増えちゃったし、作業するには狭くなていたんだよ。

パルム事務室長《エルダーの仲間には申し訳ない位に、色々雑用を頼んでしまっているからね。前は管理人達に頼んでいたんだよ。

でも時間がかかってしまっていたんだけれど、エルダーとセージ君は管理人の資格も持っているからつい、直ぐにやってくれるから、助かって居るよ。

何か希望が有れば、言ってきてくれよ。出来るだけ取り計らうからね。

アニー《そんなに都合よく事務局で出来るんですか？

パルム事務室長《あぁ、以前は銀行から出向して来ていたんだけれど、少し前から此処の病院の職員に正式になったんだよ。

幾つかの資格も取ったし、皆の影響も有って、今は法律の勉強もしているんだよ。余り歳取ってくると、資格試験取るのも大変になるからね。子供が居ないうちにが勉強は捗るだろう？

シャロット（双子の従妹・姉）《私も何か勉強をしようかと思っているのよ。資格取る訳ではないんですけれど、素敵な講師がアートカレッジの講師になったって聞いたから、秋になったら講座を取ろうかと思っているのよ。

アニーもバレェ続けて居るでしょう？　私も子供の時にやっていたから時々参加していたんですけれど、趣味ですけれど、姿勢が悪くならない様にやろうかと思っているの。

Mrsサフラン《バレェねぇ。あなた子供が欲しいって言って居たんじゃぁ無いの？

シャロット（双子の従妹・姉）《そうよ。むしろ体を動かして、リラックスした方が、ホルモンバランスが良くなって、子供ができやすくなるかもだわ。

子供が居ても育児室で預かってもらえるから、問題ないわ。人生楽しまなくちゃぁね。

バーネット（双子の従妹・妹）《私もやろうかしら？

シャロット（双子の従妹・姉）《人にくっついてでは無くて、自分ひとりでやりたいことを見つけてやらないと、世界が狭くなるわよ。

Mrsサフラン《そうそう、エルダーの教室の新しいスタッフの、お姉さんで、少しは名の知れたオペラ歌手の人ですってね。

そんな方が、よくこの小さな国のカレッジの講師になられたわね。

エルダー《将来を考えたら、この国を足場に活動した方が、安全だろう？今は彼方此方に公演は行かないみたいだけれど、現代オペラみたいな事をやりたいらしいんだってさ。
やっぱり、あのような伝統に縛られた世界だと、ちょっと変わった事をするのは、好まれないようだからね。

アニー《最近はクロスオーバーの分野は、人気が出てきましたからね。伝統的な世界も、知ってもらうには、又違った形での事もやって、若いファンも取り込まないと、すたれてしまうでしょう？

バーネット（双子の従妹・妹）《そうそう、ミントさんから聞いたわ。Sugarさんが、又好きな事が多くて、アニメなども好きなだけではなくて、古典的な音楽も好きで新しいエレクトリックミュージックまで、色々な事が好きなんですって！

そう言うのって、西欧の方が古臭いこだわり屋が多いみたいよ。

パルム事務室長《そうかもしれないね。MrsSugarが、拘らない新しい風を広めてくれているようだね。日本人独特で、あんまり宗教的ではない人も多いから、面白そうなら、色々な国の事を取り込んで、何でもメイドインジャパンに味付けして、楽しんでしまうようだよ。
僕たちは、自分の家の宗教や家風にのっとってだろう？

シャロット（双子の従妹・姉）《食事も世界中の物がほぼ食べられているし、皆和食風に変えて楽しんでいる国の様よ。

言葉も、色々な国の言葉を日本語に変えて使って居るそうですからね。
エルダー《あぁ、だから外国語を話せない人が多いみたいだよ。Sugarさんの友人が前Cafeに暫く滞在していたけれど、大学の英文科出ているのにほとんど英語が話せなかったからね。

一緒に来ていたもう一人は、チャイナとのハーフだから、話せたようだよ。結局移民したいって言っていたけれど、日本食しか食べたくないからって帰国したんだよ。

アニー《Sugarが変わっているんだって、言っていたわよ。対して語学が出来なくても、辞書ポケットに、幾つかの国で暮らしたけれど、一人歩きしていて“ローカルの人に良くしてもらった”って言っていたもの。

Mrsサフラン《そうそう、まずは彼女は“日本語話せますか？”って聞いてくるんですよ。当然って言うのも変ですけれど“ごめんなさい。話せません。英語なら少しは話せますよ”って返事してしまいますでしょう？

エルダー《Ahaha、、、あれね。こちらが申し訳なくなっちゃうんだよね。だからその後“大威張りで、それでは私は英語は少ししか判りませんからゆっくり子供に話す様に話してください”って言われるんだよ。

で何となく、何とか話さないと失礼な気がして、一生懸命話してしまううちに仲良くなってしまうんだよ。しっかり目を見て話すしね。
そうでないと、判らないかららしいんだけれどね。

アニー《それが、凄く又可愛いのよね。一生懸命に聴こうとしているから！

パルム事務室長《事務局に来ても、以前はそうでしたよ。何時の間にか此方もちゃんと話を聞かないとと思うから、そばまで行って、言葉を選んで話をするようになるから、親身になって書類の事などやるようになってね・笑

他人を使うのが無意識に上手なんだよ。

エルダー《そんなところに、セージは魅力を感じたんじゃぁ無いかな。最初から楽しく色々話をしたって言うからね。

セージは親しくなるまで、少し間がいるだろう？仲良くなると結構話すけれどそうでない時は、黙って観ている事が多いんだよ。

アニー《穏やかだけれど、他人行儀なのが長いのよね。慣れたら結構口が悪かったり、あの国独特に皮肉屋な所もあるんだけれどね。

Mrsサフラン《あらっ、そうですか？何時も礼儀正しくて、流石にって思って居ましたのよ。私にもとても丁寧で...。

バーネット（双子の従妹・妹）《それはまだ、そう言う間柄なんじゃぁないのかしら？私は見た目は穏やかで明るい感じですし、とても魅力的だけれど、年下なのに声はかけにくい人だって思うわ。

シャロット（双子の従妹・姉）《おやまぁ、バーネットでも魅力的に感じる人が居るのね。全然感じないのかと思ったわ。

昔から、エルダーの後をついて歩くか、私に張り付いているか、周囲は何も興味が無いみたいだったけれど...。

じゃぁ、チャンスが有ったら、魅力的なボーイフレンドを作らないとね。今では職場で他の人達やお客さんと話をするんでしょう？
バーネット（双子の従妹・妹）《そりゃぁ、仕事ですし、今の仕事は話はしないとならない仕事ですし、アニーが巧くリードしてくれたのよ。

エルダーのGFだったから、最初は嫌いだったんだけれど、とてもやさしくて見た目よりも、堅実で賢い人だって判ったから、もうエルダーの事はあきらめがついたのよ。

かなわないものね。でも従弟同士でも法律的には、問題は無いんでしょう。ただ、エルダーと比較してしまうとね。素敵な男性は居ないのよ。

シャロット（双子の従妹・姉）《好きになるのに、理屈では色々言えないけれど、最初からエルダーには“全くその気はないから”って言われ続けていたでしょう？
パーティに行って、まずは友達を作る事ね。

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今日は皆で色々な話が出来て、滅多に集まることなど無かったのですが、この国に居るファミリー全員が顔を合わせて話をしました。

たまにはこう言うのも悪くはないと言う雰囲気で、過ごせた日でした。又エルダー君は、MrsSugarに出逢えて、今の様になれたと感謝しているのです。

そうでなかったら、母親のMrsサフランがべったりくっついていて、自由の無い様な暮らしだったでしょうし、アニーとの結婚などありえなかったでしょう。

　　　　　　　　　　 　　Storyteller@Sugar