収束してきたかと思っていたウィルス感染が、又徐々に増えてきた様になりました。それも、今までのとは違い、インフルエンザとも違うウィルスではないかと言うのです。早い目に移動してしまうか、少し遅らせるか検討中だそうです。皆何時でも行ける様に準備はほぼしてありますが....
多くの欧米諸国などが、パンデミックのショックの後平均寿命が低下。ベルギー、フランス、スウェーデン、スイスの4カ国が元に戻ったそうで、ワクチンをきちんと３回以上打っている80 歳以上の死亡者数が減少しました。
しかし、80 歳未満は平均余命の低下し始めました。のだそうです。此処の国は全員が３回のワクチン接種は済ませています。
更に此処で開発したウィルスに対する抗体を作るワクチンも接種しました。インフルエンザその他の心配もあるからです。そのように準備は整ったので、一応気候的にも良い時期の早い目に移動しようかと言う話が出てきました。
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Drターナー《だからよぉ、皆はどうしたいかなぁ？各研究室ごとに移動したら、必要に応じて、仕事に取り掛かれるからな。
モリアーティ《それはそうだよな。俺はもう何時でも日にちが決まれば、必要な物は遅れる様にしてあるよ。
シムノン《俺もバックアップは常に取ってあるから、すでに向こうの俺用倉庫に送って有る物が多いからね。
彼方此方に様子は聞いているんだけれど、熱波で干ばつと洪水が起きたりで、気候変動は滅茶滅茶な所も多いようだからね。
Drターナー《そんな話を聞いて居るだけで、もう気分はブルーになって体調を崩すからなぁ～。まだみんな元気なうちに移動するかなぁ。
エルダー《俺は家族はアニーだけだし、子供がいないから身軽に移動できるようにはしているよ。
フランツ《俺もビアンカは、マテリアル研究所員だけれど、既に半数はもう移動しているそうだから、何時でも良いみたいだよ。
まぁ同じ日でなくて、別々の日でも、それ程長い間別れている訳ではないからな。
エルダー《うちの母親も昔なら一緒にだったけれど、今ではCafeの仲間と一緒が良いみたいだからね。従姉はミントスタジオ同士で行くと思うしね。
本当にこんな時になると、母親や従姉が多少でも自立してくれて良かったよ。それにしても、巧く行って収束、終息は再来年なのかなぁ。巧くいってだそうだからね。
フランツ《セージの所の都合はどうなんだい？SugarさんはCafeの都合とかあるんじゃぁないのかい？
セージ《別に無いよ。名前だけオーナーだからね。もうCafeの色々はセルフィーユに任せたんだよ。彼は早い目に行って、彼方の店の準備がしたいんじゃぁないのかな。
エルダー《そんな呑気そうな事でも良いのかい。最近セージは以前ほどやたらにSugarさんの事を、気を使わない様になったような。
本気でなら良いんだけれどさ、後で泣くような事にならないようにしろよ。
フランツ《そうそう、普通の夫婦なら、もうそんな風にリラックスしたようになるんだろうけれどさ。
セージ《う～ん。俺が神経質になるとSugarがリラックスできないって思ったからね。色々と話し合ったし、もっと俺が俺中心に考えてリードした方が良いって事になったんだ。
“嫌な時は嫌だって言うから！”って言うから、出来るだけそうする事にしたんだよ。慣れるまでは、気にはなるんだけれどね。
お互いに大概の事は、話し合っているから、それで十分だと思うと言う事で...。夫婦って言うのも難しいものだよね。
幾ら気が合って大好きだったとしても、他人が一緒に暮らすんだから！相手を思いやるのは当然の事だけれど、下手すると相手の世界に踏み込んでしまうのは気を付けないとだよね。
愛しているの押し売りは良くないだろうし“程よくしないと！”って気が付いたのさ。
シムノン《セージお前本当にSugarさんと付き合うまで、本気で恋した事なかったのかい？女の子と付き合った事もない？
Drターナー《チラッと、付き合った事はあるらしいけれど、好みのタイプの女の子だったから、興味を持った程度の、付き合いしかしていなかったそうだよ。
ひとりも自分からデートに誘った事なかったそうだからな。Sugarさんの事は全く別物だったそうだから、どう聞いても、セージがよく理解していなかっただけで、ファーストLoveだったみたいだぜ。
セージ《うん、アルバイト終わって、帰国してから、俺勉強が忙しかったけれど、長期休みになったら絶対にCafeにアルバイトに行って、Sugarと色々話そうって思ったりしていたもの。
凄く楽しかったから、楽しかった事を思い出したりしていたよ。
モリアーティ《普通、恋すると離れている時に、そう思うんだそうだよ。俺も
恋愛に関しては、偉そうに言えない暮らしだったからね。
何度か恋はしたけれど、大恋愛と言える物だったかは判らないからなぁ。でもそれなら、適当に日にちは決めて、移動する日候補が掲示板に出たら、引っ越せば良いんじゃぁないの？
Drターナー《俺が一番最後に移動する事に成ると思うからよぉ。モリアーティとフランツが先に行って、教室の面倒を見てくれよ。
後は適当に移動すればよいからな。荷物だけ高速フェリーで送って、自分たちは自転車で約２時間くらい地下歩道走れば行けると思うぜ。
モリアーティ《地下歩道が完成したのか？来年完成だったんじゃぁないのか？
フランツ《そうか、それで早くに移動してもって事になったんだね。
シムノン《なぁんだ、そうだったのか。早くもプライベートジェットなどの使用は最低限にって事なんだね。ライフライン系統も皆歩道に沿って通っているんだね。
セージ《俺図面だけは見た事あるんだよ。教授室に行った時に、広げて有ったから見えちゃったんだけれどさ。岩礁も多い所で、遠浅だから、上空からは、全く見えないんだよ。
でも歩道は昼間は照明が要らない位明るいし、晴れていたらかなりの明るさなんだよ。
夜は目立つから、なるべく移動しない様にだけれどね。
エルダー《どんな設備などになって居るか、興味あるよな。現在の最先端技術で出来る限りの事で、建設して後は不必要な最先端技術は使わない方向へ向かって行くそうだよ。
自給自足も出来るように考えてね。だから、環境汚染しないエネルギーの研究開発は進めるけれどね。植物からの発電装置に関しては、今プランテーション関係で、研究開発しているから、現実化は早いと思うんだ。
もうすでに、利用してる国があるんだからね。
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そんなわけで、年内の移動になるかもしれないと言う事になっているようです。問題は今の感染者数は多いけれど、少し落ち着いている間にが良いのではと言う事になったようです。
デジタル化から離れて、文明が発達した方向を選ばずに、まだごくわずかな国が実行している様に、ぎりぎりエコな国つくりをして、環境汚染から身を守る堅実な暮らしに、方向を変えて行くようです。
セージ君は資料などは、インクが沢山あるので、MrsSugarの持っていたお気に入りオリベッティのタイプライターをつかっています。セージ君世代は新しい物感覚で結構面白がって使っているのです。
MrsSugarは、そう言えば子供の時に家にあるのを少し玩具代わりに使いました。その後デザイン画素敵でオリベッティのタイプライターを買ったのが今セージ君が使っている物です。その後ワープロと言うのが出てきて、字が綺麗では無く、書くのが苦手だったMrsSugarが原稿書きでは、ワープロを使う事が多かったのです。
Storyteller@Sugar
