リヴェール教授達は、移動は今月中に移動する事に！

予定よりも早くにリヴェール教授夫妻と、女性役員はセカンドカントリーに引っ越す事にしました。
教授は行ったり来たりするそうですが、同じ国内なので問題はありません。TOP役員しか知りませんでしたが、此処の元の国とセカンドカントリー間はトンネルで繋げる工事を早くに完成したのです。
時々トラム「路面鉄道」が行き来する以外は、自転車か徒歩移動です。自転車で１時間３０分くらいらしいのです。

トラムではおおよそ１時間くらいでしょうか？海の中のトンネルですから、景観は悪くないトンネル道です。脇の歩道兼自転車道路には休憩するベンチもあるそうですから、散歩やジョギングコースにも使えるでしょう。

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リヴェール教授《そんな訳で、一応僕達一部の者は、１１月頃に本拠地を向こうに移そうと思っているんだよ。

皆は好きな時に、移動してくれて構わないからね。１時間に２本トラムが行き来するからね。トラムには自転車なども大概のものは乗せられるよ。

Drマリアンヌ《結構トンネルは緩い高低差もありますからね。トラムは１ヶ所すれ違える複線があるので、まぁよほどでない限り事故は無いと思うのよ。

アイリーン医療心理学教授《私は移動するけれど、でも今年は行ったり来たりかしらね。

Mrsマープル《私はセンターポイントホテルに滞在ですから、見学に行くわ。どんな様子か興味ありますでしょう？

イリス《此処と雰囲気はあまり変わらないですよ。外の家は以前の此処の外の家とあまり変わりなく、ロッジ風の家が程よい位に散らばって建っているか、セミデタッチの家も有ったりですね。

職員用集合住宅が病院近くに建っていて、ま、機能は最先端技術で作られた素材と設備で作られていますけれど、超エコ暮らしで暮らせるようになっています。
子育ても育児室が充実していて、凄く安心して、仕事が出来ます。

Ms.ロリエ国際看護師《ベビーシッターより、育児室が充実していた方が安心よね。急に具合が悪くなっても、直ぐに当番ドクターに見てもらえますし、感染症になっても、隔離室も広くはないけれど有りますから、預かれますしね。

Dr.ジーン医療人類学教授《既に、年齢や能力に合わせて学習もスタートしているでしょう？患者さん関係のお預かりの子供が居ますからね。

アイリーン医療心理学教授《能力に合わせて、興味を持った事を体験させながら、導いていくのが楽しみながら学んでいくわ。

変に勉強と言う名の狭い枠にはめない方が良いのよ。便宜上勉強と言っているけれど、何歳になっても知らない事に関しては、出会ったら初心者ですから、勉強ですからね。

パルム事務室長《そうですね。この間妻と話して居たんですが「数学も単純な計算問題の足し算引き算くらいしか、大人になってから使っていないわ学生の時には、授業で色々やりましたけれどね」ってね。

確かに日々毎月のお金の計算位ですからね。

リヴェール教授《僕も苦手な科目はいくら頑張っても、理解するには時間が掛かったからねぇ。
しかし、好きな事となったら、誰に言われなくても予習していくから、なんでこの授業を受けているかよくわかるし、直ぐに質問が出来るんだよね。

Mrsマープル《息子がそうだったわ。小さい時からPCが好きで、知りたい事があるから、本を読みたいので、国語の勉強を一生懸命やると言う様子だったわ。

ですから、勉強は嫌いではなかったようだったわ。自然に勉強すると色々な事が解るようになるから、面白いってね。

Drマリアンヌ《移動した順に、子供は育児室に慣れてもらって、各自にスタートだわね。そう言えばイリスは、暗記力が素晴らしいそうね。
“頭の中に本棚があって、大概の事は記憶していて、ほぼ本と同じくらい答えられるんだ”って、セージが言っていたわ。

イリス《暗記しているだけなんですよ。どのくらい理解出来て居るかと言うとほんの少しで、自分流に理解するのは、凄く時間が掛かるし、０からのアイディアを物にするのは苦手なんです。
ですから、今の仕事の方が僕は楽なんです。正確に必要な事を教授に伝えれば良いのがメインですから...。

Mrs.ハドスン特別財務役員《デートしても一番つまらない男ね。Ohohoho

リヴェール教授《しかし、僕は彼が秘書になってくれて、助かって居るよ。一応工学部での知識がある秘書はね。
極端だけれど自分の考えがどうであるかより、僕のスケジュール調整と研究所内の資料をきちんと伝達してくれる、生きたノートブックみたいだからね。

Drマリアンヌ《そうよね。私はその役目も以前はやらされていましたし、自分の仕事もありましたから、若い時は良かったのですけれど、年齢と共にしんどくなってきていましたからね。

それも、気晴らしに話す相手も居なくて、結構イラついていたから、周囲の者が私の顔色ばかり見ているから、余計にイラついていたのよ。

でもSugarと出逢って、無駄話がメインですけれど、雑談が楽しくなったらイラつかなくなって、仕事も捗るようになったのが不思議だったわ。

パルム事務室長《そうですね。Cafeにお茶のみに行った後は、使用前使用後みたいに変わっていましたね。
周りのスタッフが、マリアンヌさんに叱られない様に、心証をよくする事ばかり考えていたようですから...教授が早くに此処へ落ち着いたのも、良かったのでしょう。

やはり愛する夫が側に居るのは、全然違いますからね。

パルム事務室長《教授も御自身の健康の為にも、早い目に予定を変えてよかったですよね。以前はちょくちょく疲れた様子の時がありましたからね。

週１回は絶対にご夫婦で過ごす休日をつくるのは、お２人共大変だったでしょう。何時もフレッシュな恋人同士で居られたでしょうけれどね。

アイリーン医療心理学教授《でもまぁ、貴方達夫婦は早い学生結婚だった割には、共に過ごす時間は短かったから、良いんじゃぁない？

早い目にセカンドカントリーに行って、全員が落ち着く間は、ゆっくりと次のステップの事など考えられるでしょうしね。

Dr.ジーン医療人類学教授《ま、出来る範囲で楽しめる時は楽しみましょう。もう、未来より過去の方が長くなってきたんじゃぁないの？

Mrsハドスン特別財務役員《ジーン貴女相変わらずズレて居るわね。今１00歳近い人が何人いると思っているの。

90歳だって、以前はニュースになるくらいだったのよ。良いのか悪いのか判らないけれど、将来もどうなるか見えない位生きているのかもしれないわよ。

リヴェール教授《そうだねぇ。やっと移動が終わて、落ち着いたら自分のやりたい研究もやりたいですからね。
認知症にならないで、最後の時まで現役で楽しみたいねぇ。続きの研究を頼める引き継いでくれる者を決めておかないとだなぁ。

Drマリアンヌ《私もよ！それにしても、子供が生まれてくれないと、婦人科系の研究が進まないわ。遺伝関係の事もやりたいのに...。

Mrsマープル《遺伝は不思議ですわよね。人は一代で結果が判りませんしね。

Drマリアンヌ《それが、Sugarは犬猫のブリーディングしていたのよ。ショーに
出したくて、結構獣医学や遺伝の勉強をしていたから、雑談で色々と話したんだけれど、興味深い話が聞けるのよ。

でも、ふと気が付いたら、良い子供を産ませる話として話して居たから、気が付かなかったんだけれどある時“私達かなり考えようによっては、卑猥な話しているわよね！”って大笑いしてしまったわ。

医学部って名前は立派だけれど、人格は置いておいての勉強はね。分別して考えているでしょう？気を付けないとよ。
普通の一般の人も暮らしているんですからね。うっかりすると、かなり露骨な話しているじゃぁない？

アイリーン医療心理学教授《そうですけれど、時代が進むにしたがって、人は貞淑になっていくみたいよね。昔に成るほど、結構性的にはオープンだったし、女性の地位も、心情も無視で、政治その他の貢ぎ物みたいに扱われていたのよ。

ウーマンリブが北欧からだったかしら、興って急に考えが変わて来たのは、結構最近でしょう。

Mrs.ハドスン特別財務役員《でも、何時の時代も結構色々な国でも、一部の女性が政治などに係わって、権力をふるっていたのよね。
一般人は、不衛生で猥雑な暮らししていると言うのに...女性が医療関係の仕事に就く様になったのは何処だったかしらね。

リヴェール教授《確かドイツが一番早く、看護学校が出来たんじゃぁ無かったかな？あの「クリミアの天使」ナイチンゲールが、豊かな家の出で、あらゆる教育を受けた人で、貧しい人の暮らしを観て何とかしなくてはと思ったんじゃぁ無かったかな？

クリミア戦争で負傷兵たちへの献身や、統計に基づく医療衛生改革で才能を発揮したんだよ。病院建築や世界初の宗教系でない看護学校設立したりね。

1910年９０歳位で死去したんだよ。やはり女性の起業家は純粋に世の中をよくする革命家が少なく無いですよ。

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セカンドカントリーへの移動は適当に人数が集まった日にトラムが開通もしたので、好きな時に移動して良いと言う事にしました。

その辺りは、結構融通を効かせて、適当なのです。セカンドカントリーの方が整えば、何時でもOKと言う事にしました。

まだ感染症が収束したとまで言えない国が多いのですが、一応安定して、グングン感染者が増えてはいないので、今のうちにと工事も地下道工事などは急いで終わらせました。

大掛かりな工事が終わってしまえば、工事の為に国外からかなりの人が入国していましたが、数年前に入国して、スピードUPして、尚且つ丁寧に仕事をする職人を入れて居たのです。

彼らも勉強になるシェルター工事その他でしたので、きちんとしたプロフェッショナルの意識の高い人達ばかりでした。

なので、きっちり仕事を仕上げたら、マル秘事項込み仕事は国内の工務店関係者達が仕上げます。後は皆が引っ越して、暮らし始めてから、細かい部分の訂正等はすると言う事なのです。
予定ではもう一生暮らせる国つくりを、皆でしようと言う事に、なっているのです。

　　　　　　 　　　　Storyteller@Sugar