隔離室から問題なしと、早い目に家に入れる様にしてくれました。早速MrsSugarとセージ君は新しい家に入って、まずは楽な服に着替えました。
荷物はとりあえず簡単に片付けてから、MrsSugarは部屋がゆったりしているのを確認して、ベッドルームや居間が一回り広くなったのを確認しました。
セージ君は特注したキッチンとバスルームを、早く見せたかったのですが、サプライズになるように、あえてさりげなく場所移動です。
MrsSugarが吃驚するのが楽しみで、一生懸命ポーカーフェィスです。
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MrsSugar《あらぁ～！どうしたのセージ！広くしただけでなく、シンクも広く機能的にしたのね！
凄いじゃぁないの、今まで以上に色々なお料理が作れるじゃぁない。嬉しいわぁ。
セージ《これならさ、２人で一緒に調理が出来るだろう？ガスオーブンとか、調理器も増やしたからさぁ。
これは停電したら、薪とかでも使えるように中を変えられるんだよ。
MrsSugar《そんなのが有ったのが凄いわね。何処の家もキッチンはそうなっているのかしら？アンティックと最先端が合体したキッチンなのね。
セージ《そうだってよ。これは少し前から開発して、試作品を送って、量産してくれる小さな工場で作ってくれるところに発注して置いたそうだよ。
で此処の倉庫に暫く置いて、皆が移動し始める時に合わせて取り付けたんだってさ。
MrsSugar《それで、スペースを彼方此方広い目にしたのね？セージも前よりも背が高くなったから、広くないとね・笑
シンクなどこの高さなら、腰が痛くならないわね。
セージ《クスッ！そうだね。換気もしっかり出来るようにしたかったしね。以前の換気扇はデザインは良かったけれど、今度はちょっと旧式デザインの、フード付きにしたんだよ。
シンクも色々なタイプがあるんだね。これに決めるので前からかなりカタログみたよ。でも停電やガスが止まった時に薪が使えるタイプのは２種類のデザインなんだよ。
こう言うのSugarは好きかと思ってね。気に入ってくれた？
MrsSugar《もちろんよ。素敵なクリスマスになりそうだわ。色々お料理作って、パーティは決定ね。そう言えば居間に小さなツリーが置いて有ったわ。
セージ《あれは特別役員達からの、各家庭にプレゼントなんだよ。今年は家で、ゆっくりクリスマスを過ごす様にってね。
そう言えばミント達親族が、俺達に凄く遅くなったけれど、結婚祝い兼クリスマスプレゼントを用意したって言って居たなぁ。
MrsSugar《そうなの？なんでしょうね？楽しみなクリスマスになりそうね。一人でツリー眺めて過ごシングルの人達は気の毒ね。気軽なパーティもやるって聞いていたけれど、どうなったのかしら？
あらら、バスルームも広くなったのね。これだけのスペースが有ったら、小物の洗濯物は此処に干せるわ。
セージ《でも無駄に水やお湯は使えないから、カップルは出来るだけ一緒に入浴するんだよ。お湯も巧く使いまわして、その時のお湯で手洗いする洗濯物は洗濯しなくてはね。
で、そのお湯はタンクでろ過して又使って、トイレなどに使うんだよ。石鹸水などは掃除に使ったり、仕上げはシャワーの綺麗な水で仕上げだからね。
MrsSugar《大丈夫よ。それは前と同じじゃぁない。でもちゃんと流すところを切り替えたら、使いまわす水とそのまま排水とに分かれる様になっているのが良いわね。そう言えば、セージキッチンの洗い物の洗剤は忘れず良く洗い流してね。
セージ《判ってるよ。全て色々前から考えて引っ越すたびに、使い勝手など実験していた様な物だったからね。ビデは無いけれど、手動式のハンドビデが付いているからね。
MrsSugar《わざわざ別にある訳ではなくて、横についているのね。男性もお尻周辺は綺麗にしていると痔にはならないし、女性の子宮がん防止にもなると言いますからね。
でも、まさかビデみたいに、赤ちゃんを洗ったりは出来ないわね。聞いて吃驚したけれど、トイレとは違うから、お風呂がわりに使っても不思議はないわね。
セージ《此処は段差があるから、Sugar躓かない様に気を付けるんだよ。転んで骨折したら大変だからね。
MrsSugar《これだけ段差が有れば、気を付けるから大丈夫よ。微妙に少しだけ段差とか、バリアフリーの方が危険なのよ。
私はバリアフリーの家の、ドアの細い隙間に足の小指が入っちゃって、挟んで骨折した事が有るのよ。ですから素足が気持ちが良いんだけれど、ルームシューズを履く様になったわ。此処は却ってドアの下は結構開いているから安全だわ。
そう言えばセージは、初めから私の部屋に入った時は、靴を脱いでいたわね。
セージ《俺は家の自分の部屋では何時も裸足だったからね。上は裸なのに、靴履いている訳ないだろう。体に何か付いて居るのは、リラックス出来ないんだよ。
だからみんな俺の部屋は、土足厳禁だったんだよ。ノック無しだったり“プリーズ”って言わないのに、ドア開けるのも禁止だったんだ。
MrsSugar《でも、セージの部屋は、男性の使用人？があれこれお世話してくれていたんでしょう？
セージ《俺が寄宿舎に行っている時は、鍵かけてしまったからね。掃除などに入るバトラーが合鍵もっているから、他の物は入室はしなかったはずだよ。
MrsSugar《セージったら意外と気難しかったのね。
セージ《別に気難しい訳じゃぁ無いだろう？小さな子供じゃぁ無くなったら、プライベートルームには無造作に入って来て欲しくないだろ？
でも今はSugarは別だよ。Sugarは俺の一部だからね。
Pour toi, je sacrifierais tout, même ma vie.Il n'y a que quand je suis dans tes bras que je me sens chez moi.
MrsSugar《Je vais te donner un amour plein de mains.Est proche de beaucoup.
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新しい家はすっかりMrsSugarはお気に入りで、キッチンは嬉しいプレゼントですね。今年はあれこれ家でクリスマス料理も作って、楽しいパーティになる事でしょう。
周辺国次第ですが、このまま何とか感染症０で外の家で過ごせるように、工夫して暮らさなくてはです。研究所の幾つかの教室では、病気の元になる身近な生活用品など人間工学的分野で、研究したり、大事な食べ物を作る事の研究を進めて、ストレスフリーの環境作りが大事だと研究しているのです。しかし、必要なストレスもあるそうですね。
それでも一般の人達が自覚して、工夫して暮らさなくては意味ないのですね。
Storyteller@Sugar
