土曜日ですが、プランテーションの案内してCafeへ寄りました。

今日はセージ君も一緒に嫁姑の関係になって、Mumディルとして、ミントさんも一緒にプランテーションの手入れと案内をしてきました。
ミントさんは自分も嫁の立場なので、嫁姑の微妙な雰囲気を判っているからです。　

そして、Mumディルの性格もセージ君への母親としての想いなども、自分も息子がいるミントさんが一番理解しているのです。セージ君には理屈では知っているようですが、男には解らない微妙な女性心理は理解は出来ないでしょう。

Mumディルだけは、もう何度かMrsSugarとは話していますが、年齢の差の義娘には引っ掛かて、微妙な気持ちが有るのが、ミントさんは解っています。

とっくに納得して家族に祝福されて結婚をしたのですが...Mumディルには、家ではやや素っ気ない位の息子が、ベタ惚れになったのが微妙な気分です。
日本人の凄い歳上女性だと言うのと、よく言えば西洋人には無い魅力的な、エレガントとも見える笑顔だと言うのも、ジェラシーを感じているようなのです。　
日本人独特な曖昧な笑顔が、良い様に捉えられたようです。　
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MrsSugar《プランテーションはいかがでしたか？理事長自慢の菜園なんですよ。まさか此処で、野菜などの世話をするとは思いませんでしたが、やってみたら楽しい作業でした。
セージの家にも、素敵な庭やハーブ園などがありましたね。

セージ《大昔からずっといる庭師たちが見て居るからね。Mumは何もした事無いだろうけれど、俺は小さい時に教わった事が今回役に立っているよ。爺さんが言ったように、なんでも興味持ったらやってみるもんだね・Ahahaha、、、、。

何時まで此処にいるんだい？Dadがよくここへ来る事をOKしたね。何時も殆ど一緒に行動しているのに！今回は結婚以来初めての、別行動なんじゃぁないの？

MrsSugar《とても仲が良いご夫婦だとセージからうかがっていましたけれど、そんなご両親を見ているからセージもとても素敵な夫なので、私は幸せ者ですわ。

セージ《当然だよ。Sugarが幸せそうにしていてくれるのが、俺の幸せだからね。それを守るために、仕事も一生懸命やる気になるんだよ。
Mum達には意外だったろうけれどね。何も興味が無くて、しらけた息子だと思っていただろうけれどね。

Mumディル《Ahahaha、、、じゃぁないわよ。セージと面と向かってゆっくり話すのも、何時ぶりかしらね。
私とDadホッブスはずっと忙しくしていますけれど、セージもなかなか逢う時がなかったわね。Dadが“愛している”と言っていたわ。幸せに暮らしていると、ミント達からは聞いているけれどね。

セージからは何の連絡もないのね。本当に愛想のない息子だわ。何ソワソワしているの？忙しいならもう行きなさい。

今人手が減って忙しいのでしょう？　私は仕事が終わったら帰りますから、見送りは要
らないですからね。DadにはもうSugarにだらしなくデレデレの骨抜きにされて居たと言っておくわ。じゃぁね。

ミント《もうセージ行きなさい。姑が嫁苛めしないように私が見ていてあげるから...。

Mumディル《Sugarもこちらにいらっしゃいよ。くっ付いて座っていると、セージが離れない様ですからね。まったくそんなだらしなくなるとは思わなかったわ。ま、元気になってよかったけれどね。その後事故の後の異常はないのでしょう？　

ただ頭ですからね。Sugarも様子をよく見ていてね。驚かす訳では無く、数年後に突然と言う事もありますからね。

MrsSugar《はい、気を付けてそれとなく観察しています。あのぉ～Nanとかお国の方は大丈夫ですか？通常通りに研究などは出来る状態ですか？ニュースは観ますが...。

MrsSugar《此処では、皆が私の酷い英語をちゃんと聞いてくださっているので、なかなか英語が上手にならなくて、間違って悪い言葉言ってしまったら、ごめんなさいね。

Mumディル《意思が通じれば良いんじゃぁ無いの。セージとは通じ合っているのでしょう？あの子は家では余りはなさい無いし、愛想もないから、セージから言葉を覚えるのは大変でしょう？

でも、きっとあなたに言っている以上に、愛情はたっぷりあるとおもうわ。癪だけれどあの子の様子と目をみたら、愛がいっぱいと言う感じがしたわ。

あのような表情は、誰にもしないわよ。もう、あなたの好きなように味付けして、食べてしまいなさい。今が丁度食べごろなんじゃぁないかしら？

ミント《Mumったら、なんて言う言い方するのよ。Sugar気にしないでね。口が悪いのはMumですからね。私似てしまったようなのよ。

これでも、Dadの前に行くと凄い甘え上手な、可愛い娘なのよ。

MrsSugar《Mumディル、のろけてごめんなさいね。セージはきっと貴女の大事な旦那様に似たんだと思いますわ。とても優しくしてくれますし、一緒の時は沢山お喋りしてくれるのですよ。
そうでないと、私が言葉を覚えないからだと思うんですけれど...。

ミント《初めて逢った時から、セージとSugarは沢山楽しそうにお喋りしていたわね。話し方は私とSugarはよく話していたから、初めてでもセージは同じような話し方するでしょうから、よく通じたんだと思うわ。

皆話す癖がありますからね。でも此処の人達は、とても気を付けて綺麗な公用語を話すから、Sugarも聞き取りやすいと思うわ。皆もSugarには解り易い言い方で話すでしょうしね。
判らない時はSugarは何度も聴き返すでしょう？誤解される事も無いと思うわ。

Mumディル《そうだったのね。セージが沢山お喋りするなんて、本当に珍しい事だわ。どんな話をしているの？

そこそこ世間話くらいはするでしょうけれど、それ以外は飽きてしまって、つまらなくなるとしらぁ～っと自分の部屋へ逃げてしまうのよね。
女性に合わせた話題なんて、出来るのかしらね。

MrsSugar《私が女性なのに、ロードレースの話とか、スポーツの話とか、若い時の職場が男性ばかりの職場だったので、どうしてもコスメの話や、本もLovestoryよりもミステリーの方が好きですし...。
後はセージの話す事が面白いので、かなり教えて貰ったりするんですよ。

ミント《２人一緒だと後はセージもwhisper of loveが多いんじゃぁ無いの。健康な年頃の青少年でしたからね。今はすっかり大人っぽくなっていますけれど、whisper of loveはフランス語みたいよ。

Sugarはあまり深い意味は解らないで丸暗記ですけれど、良いフランス語の先生と仲が良いから、セージが喜びそうな言葉を幾つか教えた様よ。

Mumディル《ま、なんていやらしい。フランス語だなんて下品だわ。何だって教わったの？それでセージは喜んでいるの？なんて言う子でしょう。

MrsSugar《セージにしか言ってはいけないって言われているんです。教えてくれた人もセージもね。２人共良く知っている間柄ですから、多分セージと２人限の時なら問題無いと...。拙かったですか？

ミント《夫婦２人限でなら、何も拙い事は無いし、下品でも無いと思うわ。教えた人は、口が悪いけれどとても賢くて常識のある人ですからね。国際間のカルチャーの違いを補う言葉として、教えてくれたと思うわよ。

今でもMumだってDadと２人の時はwhisper of love全開でしょう？だから、何時までも凄く仲良くて、LoveLoveな２人なのでしょう？Mumも女性らしくおしゃれしてDadにアピールしているから、DadもMamファーストなんじゃぁない？

Mumディル《こう言う所は娘って小うるさい事言って、可愛くないのよね。セージは思ってもそんな事は言わないわ。小さい時は“Mum今日も綺麗だね”って言って、抱きしめてKissしてくれたのよ。

それが寮に入る頃ですから、９～１０歳頃からは余りよりつかないで、私が抱きしめようとすると、するっと逃げてしまって...。１０歳位の男の子って、又可愛いのよね。
女の子は女同士になってしまって...。生意気になるんですけれどね。

MrsSugar《そうみたいですね。母親にとっての息子は特別な様で！でも、Mumディルの所は夫婦仲が良いから、子供達が皆良いご夫婦なんじゃぁ無いですか？

ミント《夫婦は何時も一緒に居て、仲が良いものと思っていますからね。マルはバツイチになってしまったけれど、それは相手が仕事人間だったからなのよ。それとアルコール好きでね。

何時も一人の事が多かったからだと思うわ。ウィルも同じような理由でバツイチ同士だったので、今はリヴェール教授達からも言われて、ウィルも休みは前よりも多く休めるようになっているわ。

時期も悪かったんでしょうね。勉強も仕事も忙しい時だったそうですし、マルも仕事していましたからね。

セージはSugarの側に居たくて此処の大学に来たんですから、あの子調子良い所があるから、却って良い結果になったようですしね。勉強ばかりひたすらやるタイプでは無いでしょう？

大学受験の為に狂ったように勉強しなくてはならなかったけれど、目の前に目標がぶら下がっていましたからね・Ahahaha、、、、。考えると笑えるわよね。

余り甘ったるく無くて、ちょっとビターな所もあるSugarだから、セージは夢中になったのよ。私もSugarのそんな所が魅力的で、友達になったんですものね♪　
素敵な歳上の妹だわ。守ってあげたくなる可愛いところもあるのよ。

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敵に回したら怖いミントさんが、一番の味方なので、セージ君も安心してお任せです。男のセージ君には判らない心理だとミントさんは思ったので、クッションになるために小姑的に中に入ります。

女性の難しい心理でしょう。女性は彼が出来たら、友達や妹に紹介するなと言われているのは、親友の彼や、姉の彼を取ってしまうと言う話はよくある話だからでしょう。

大人になったセージ君ですが、微妙な嫁姑問題は巧くさばくのには、まだ若そうです。トラブルが起きたら出来ても、親子の縁を切って、MrsSugarと２人きりになる事くらいでしょうね。それでは、本当の幸せな結婚とは言えないものが残る事でしょう。

                     　　　　　　　  Storyteller@Sugar