年明けもベッドの中で過ごしています。

新しいベッドをMrsSugarはすっかりお気に入りなので、食事などで起きだす以外は直
ぐにベッドの中に入ってしまいます。

天蓋付きベッドは家の中でキャンプをしている気分で、楽しいようです。これでも、セージ君の実家の部屋の大きなベッドからしたら、ずっと華奢なベッドです。

まだ年明けたばかりなので、ゆっくり過ごすには、丁度良かったかもしれません。今日
は後で、PCで動画を観るまではFun chat timeです。他はまだ整理などはされて居ないのは、珍しい事です。

　　　　
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MrsSugar《ねぇ、本やPCや編み物だって中に置けるわ。中は程よく暖かですし
エコにもなるわね。何となく楽しい雰囲気ですしね。
セージはそれ程感動しないのね。まぁ、ずっと天蓋付きベッドで育ったんだから、珍し
く無いわね。

セージ《そんな事無いよ。こんなピンクのベッドじゃぁないからね。俺の実家ではピンクなんて言うのはミントの部屋位だったかなぁ...あっそうでも無いか。

でもこんな雰囲気ではなかったはずだよ。

MrsSugar《セージはこんなのは好きじゃぁなかった？私は何だか楽しくてロマンチックな気分になるわ。家の中でキャンプみたいですしね!

ってキャンプした事無いんですけれどね。セージはある？

セージ《子供の時にサマースクールで２回行った事があるよ。結構その時にサバイバルの事は色々と教わったよ。食料は殆ど現地調達でね。渓流釣りもやったんだよ。

あれは面白かったなぁ。今思えば引率した先生は、大変だっただろうけれどね。入寮する頃だったから、１０歳位だから皆男ばかりで滅茶苦茶やったからね。

MrsSugar《ま、ミントとか、シャノとかは、見た目の穏やかで明るい性格のセージばかりじゃぁなくて、根は結構腕白でハッキリした性格だって聞いていたわ。

人は色々な面を持っていますから、相手に寄って色々よね。私は皆笑うけれど、本当に若い時はプレイガールだったかもよ・笑

家に帰ると、すましてお嬢さんやっていましたけれどね。幼い時は一人で冒険の旅に行ってしまう子で、夕方になると皆で探し回る子だったって聞いたわ。

セージ《家に居る時は、言う事聞いて大人しくレコード聞きながら、お絵かきするお利巧さんだったんだろう？　何だかスタイルが違うけれど、俺達結構共通した何かがあるよね。年寄っ子独特なのかなぁ？

Sugarは本当の一人っ子だけれど、俺は長男だけれどミントとは１０歳位違うし、両親は高齢出産の子だから、暫く保育器に入っていたし、祖父母がほとんど育てた様なもんだからね。一人っ子みたいに一人の事も多かったよ。

だから、以前は一人時間も大好きだったんだ。Sugarと知り合ってから、すっかり変わってしまったけれどね。

MrsSugar《そうね。セージは犬みたいに、体のどこかをピッタリくっつけてきたりするけれど、背中合わせで別々の事やっていることが結構多いわね。

MrsSugar《ちょっと、私横になるわ。何だかこのベッドは寝転がりたくなるのよね。こうしていると、なんだかすっごく幸せ！って言う感じだわ。

セージはどんな時に幸せって感じるの？　欲しい物を手に入れた時？大金持ちになった時や勉強してライセンス取った時？ほら、グライダーのライセンス取ったでしょ？

セージ《あぁ、あの時はね。２年越しで夏休みは講習受けて、年齢は１６歳からだ
ったから、次の歳にライセンス取ったんだ。

ついでに講習受けた、スポーツマッサージのライセンスと２つね。で、大至急帰国してグライダーに乗ろうと思た途中に、ミントが居るのはどんなところか一度位見ても良いかと思ってね。

何にも無い国だって言うから１泊して帰国って思ったら、Sugarと出逢ったんだよ。大金持ちが幸せとは限らないだろうしなぁ。

うちは特に大金持ちとは思えない暮らしだったと思うよ。よく解らないけれど...。スポーツ選手や芸能人とか、財界の人が大金持ちじゃないの？

MrsSugar《本当に不思議な出会いだったわね。まさかあれから８年？こうしている
なんて、誰も思いもしなかったわね。

たまたまアルバイトなんてしなかったら無かった事よ。本当に明日の事も判らないわよね。偶然が重なってですものね。

２人共恋人が欲しいなんて、思っても居ない同士だったのにね。

セージ《女に夢中になって、ぐちゃぐちゃ思っている男見て、馬鹿にしてたんだよなぁ。“見苦しいありえない”って思っていたんだ。

そうしたら、俺が一番いやだと思っていた、女々しくてだらしない俺になったなんてね。自己偽悪に陥った時もあったけれど、ターナー先輩に“”理想の相手に出遭ったら、きっとそうなるんだよって言われたんだ。

MrsSugar《私も、変わったわよ。このベッドでなら、セージみたいに裸で寝るのも良いかもしれないって思ったわ。

セージ《ホント？そうだよ。これはね。やってみないと判らないと思うよ。俺の国では別に珍しい事ではなくて、寒いからナイトドレスを着る人も居るかもだけれど、下
は何もつけないで裸だよ。

MrsSugar《それはね、海外で暮らした時に知ったわよ。友達になった人の子供が
そうしていたからね。　健康には良いとも聞いたわ。

違う友達も年頃の息子さんは、部屋では裸で居る時が結構あるとも言っていたわ。

セージ《ま、気が向いたらSugarも裸で寝てみたら、その気になったらね。ま、寒いからナイトドレス位は着ても、下は着なければ楽だよ。

MrsSugar《そう言えば、此処に閉じこもってばかりになったけれど、お部屋模様替えしなくちゃぁね。
大雑把に置いてあるだけですものね。片づけないとだらしなさすぎね。

セージ《そうだね。じゃぁ近いうちにその気になったならやろうか、あまり部屋が散らかしっ放しは気持ち悪いんだけれどね。

一旦模様替えして掃除したら又、此処で過ごせば良いよね。俺も何だか凄く寛いじ
ゃうような気になってきたよ。

MrsSugar《それは良かったわ。懐かしい感じがするのかしら？でも、大学に入るまでは、休暇の時に此処に来ない時は、家のベッドだったでしょう？

あっ週末だけ？　寮に入っていたのよね。特別にスキップして入学だから、ギリギリま
で寮にいたんでしたっけ？特別にスキップ出来たなんて、結構優秀だったのね。

セージ《目的が出来たから、本気になったんだよ。早く来たかったから、あんなに勉強した事なかったよ。推薦状貰わなくちゃぁならないからね。

別に俺だけじゃぁ無くても、やれば皆成績は上がるんだよ。イリスなんて特にいつも通りで、急に此処の大学に俺が入るって聞いてから、同じところが良いからって、願書出したんだぜ。
でも此処の大学は変わった基準だから、ペーパーテストみたいなのは、満点だけれどオリジナルを求められるのでは、さんざんの成績で危なかったそうだよ。

MrsSugar《彼は秀才なのね。でも一緒の教室に慣れてから、かなり苦労したみたいね。メイスが言っていたわ。今みたいに秘書になって良かったみたい。

妻子を守らないとならないんですものね。国に帰れば、彼こそ貴族の跡取りだから、生活に困る事も無いんでしょう？

セージが居るから、此処に居たいんじゃぁ無いかって聴いたわ。でも最近は逢う事って無いんでしょう？

セージ《そうだね。ほとんど会う事は無いよ。場所が全然違うしね。ミントがアイツの奥さんや子供とは年中逢っているようだよ。毎日かな？

幼馴染でなんだか年中一緒に居たけれど、今はエルダーが一番仲が良い友達と言う気がするよ。趣味も似ているしアニーと結婚したから、それもあまり気にならないしね。

アニーはあっさりしているからね。

MrsSugar《こんなベッドプレゼントしてくれて、ミント達は気を使ってくれているのね。やっぱり、皆弟の幸せを願ってでの事ね。

セージの事口では皆色々構っているけれど、大人になっても可愛いんでしょうね。

セージ《Lorsque tu es blotti tout contre moi, mon coeur déborde de joie.
J’ai toujours pensé à toi.

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今年こそ本当に幸せな新年を迎えました。今のところシェルター内では無く、外の家で暮らせるようになりましたし、変わらず殆ど鎖国状態で、国外に行き来は出来ません。

ギリギリPCは使っていますが、他はアナログな暮らしですが、誰も不自由だとは思って
いません。掃除も箒などでの掃除です。それも又問題なく普通に暮らせています。

                     　　　　　　　  Storyteller@Sugar