セージファミリーのお茶会に呼び出されました。

今日はMumディルとMrsマープル、娘のMsサリーとミントがCafeにやってきました。皆がミントスタジオを見に行き注文をしていったのです。長々と待てないので、少し早い目に受け取ると言う事で、ロングストールの注文です。

それで、皆でCafeにやってきました。その時にセージ君とシムノン君も“もし手が空いたらCafeへ”と呼び出されました。セージ君達としては運悪く❓外出できる状態の時だったので、２人でブツブツ言いながらやってきました。

ファミリー（女性達）と逢っても、本当にお茶のおつまみと言うだけの事なのですが、Mumは後数か月で帰国なので出てきました。Mrsマープルも何時帰国かまだ不明です。

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MrsSugar 《２人共ごめんなさいね。忙しくなってしまったかしら？
セージ《まぁ少しなら手が離せたからね。どうしょうもない時は、出て来ないよ。

シムノン《別に特に用がある訳じゃぁないんだろう？お茶を美味しくするつまみにされるんだろう？

Mrサリー《あら、シムノンもよく判る様になったじゃぁ無い・笑　今日は私BFが出来たから紹介しようと思ったのよ。なかなか時間が無いでしょう？今日は顔合わせたから！

Mrsマープル《まぁ、そうなの！驚いたわぁ。でもやっとこれで、落ち着く気になったのね？良かったわぁ。それでは、これからここへ彼が来るのかしら～♪

ミント《 Auntマープル冗談に決まっているでしょう？もう直ぐに信じるんですから...本当ならもっと前にはしゃいで居ると思うわ。私の店に見せびらかしに来るでしょうしね。

Mumディル《あらっ！そうなの？なぁんだ。サリーももう相手が決まって、出産などした方が良い年頃よね。最近は皆やたらに早いか、遅い目かが多いわよね。

私の様に敵例に産んで、仕上げに高齢主産して！本当に打ち止めと言う感じだったわ。今はもっと小さい子が未熟児で生まれて、ちゃんと育っているようですけれど...

私は帝王切開で産むかもって言っていたですけれどね。経産婦でしたし、1800グラム位あったので、早産で小さかったから直ぐに生まれてしまったのよ。

ミント《 セージったらガラス箱の中に居たから、今はこんな大男になったけれど、本当にちいさくて箱入り息子だったのよね。私にはお人形に見えたわ。

一寸、あなたたちつったって居ないで、座ったら...

セージ《又そんな話聞くために呼ばれたのかよ。

シムノン《噂には聞いていたけれど、まぁまともに育って良かったじゃぁないの？問題児の場合も有るって言うだろう？

Mrsマープル《昔はそんな小さい赤ちゃんは大変だったのよ。今は何が何でも育ててしまいますけれどね。

ミント《考えたらマルの所の双子ちゃんも小さかったけれど、でももう少し大きかったと思うわよ。

シムノン《俺こちら側に座るから、セージ奥に座れば？

セージ《俺は此処が指定席なんだ、な！Sugar。

MrsSugar 《えぇ、まぁそう言う事が多いわね。Mumディルは箱の中のセージの世話大変でしたね。小さい時は結構おチビさんだったようですものね。

Mumディル《そうなのよ。なるべく母乳を飲ませるから、側に居て搾乳して飲ませていたのよ。何か処方も色々しながら、体重が増えるまで箱の中だったと思うわ。

私は入院でしたから、退屈な位でしたけれど、乳牛になったかのようだったわ。

Mrsマープル《ミントも自然分娩だったそうね。凄い元気な赤ちゃんだったそうで....

ミント《お陰様で、あんまり泣き虫ではなく、機嫌が良い子なんですけれどね。泣き出すと凄い声が大きい子でね。もう呆れる位なのよ。

Mrサリー《子育ても大変そうよね。体力が無いと育てられないわね。

Mrsマープル《そうよ。それを考えると、早くに良い人見つけて、早い目に産んだ方が良いと思うわぁ。

シムノン《何だよ。俺たち呼んで、お産の話かよ。もう少しましな雑談もあるだろう？

Mumディル《何言っているのよ。お産は女だけの問題じゃぁないでしょう？マリア様だと思っているの？男も知っていないとならない事よ。

Mrサリー《セージの所は生まれないにしても、シムノンは知っていないとね。アナタも早くいい人見つけたのかしら？私は、ちょっとときめいている人はいるんですけれどねぇー。

Mrsマープル《あらっ、そうなの？それでは頑張らないとね。私は応援するわよ。今の若い男性は、女性からモーション起こさないと！なかなか待って居るだけではね。

何歳位の方なのかしら？デートとかしたのかしら？　

まずはお茶位気楽に誘えば良いんじゃぁ無いの？チャンスは待って居ても来ないわよ。何時も身近に居る人なら別ですけれどね。

ミント《サリーの身近だって言うなら、アーティストなのかしら？階級が低いとねぇ...そこそこなら、OKじゃぁないの？あまり理想ばかり言っていたら、年々チャンスは無くなるわよ。サリーは私と同じ歳でしたっけ？　

音楽家？講師の人なのかしら？　私は此処のアートカレッジは講師にション・ガリアーノが居たので、大学院は此処に来たのよ。

MrsSugar 《ディオールの弟子のデザイナーよね。ショーのフィルム昔見たことがあるわ。

セージ《すげぇエロイデザインするやつだろう？ミントの持っている本で見たよ。ディオールでの仕事はそうでは無いみたいだけれどね。

MrsSugar 《あらっ、悪くないのも結構あるのよ。スリットとかの隙間から、チラッと肌が見えちゃったりするんですけれど、それが、危険な感じがするのが魅力的で、お洒落な感じになっているかもしれないわ。

ミントに聴くまで私はディオールは知っていたけれど、そこで働いていたデザイナーの事は知らなかったわ。イヴ・サンローランの服は好きなのよ。

服のラインがとても綺麗で、ほっそり見えるのよね。彼もディオールの弟子だったのよね。2000年の初めころ７０歳位で他界してしまったのよね。

オートクチュール（仕立服）を創設し、活動を開始して...ミントもそれの影響もあって服飾関係の勉強をしたんでしょう？

ミント《そうそう、昔はそんな話も良くしたわね。Sugarはサンローランの映画も見たって言っていたものね。

MrsSugar 《そうよ。ドキュメンタリー仕立ての映画で、凄い苦労した人なのよね。徴兵もされたりして、薬物中毒にもなったりして...ドラマチックな人生なのよ。

Mrサリー《上流階級や有閑階級に人気があったのよね。2000年の初めに引退して店も閉店してしまったのよね。後を継げる人が居なかったそうよ。彼が初めてカラードのモデルを起用してショーをやったりしたはずよ。

Mumディル《今でも商品は売られているでしょう？店は閉店してしまったのに？

Mrsマープル《確か彼の財団があるから、其処が管理しているんじゃぁないの？上品でエレガントですから、今でも人気ブランドでしょう？

ミント《そうなのよね。彼の恋人は確か事業をやっている人だったはずだから、まぁ色々な後始末はやったんじゃぁ無いのかしら？生きている人だったらね。ゲイだったから、相手もそれなりの人だったんじゃぁないかしら❕
ショーの時のモデルの歩き方も、デザイナーに寄って違うのよね。

セージ《なぁシムノン、何時もの事だけれど、結局俺達はわざわざ呼ばれなくても良いんだよな。だから、以前はファミリーの集まりって好きじゃぁ無かったんだよ。

シムノン《Ahahaha、、、。完全に無視状態だからね。でもセージは付き合ってでてきていたんだろう？今度は俺も呼ばれるかもだな。チョクチョク誘われるのかな？

セージ《とりあえず俺は誘われた半分弱くらいはね。うちは特に誘われなくて家の中が、もう女ばかりだし、一応長男だからお茶席が用意されて居たからね。

Sugarもミント達とは仲が良いから、取られちゃって、俺は一人でボケー！とお茶飲んだりしていたんだぜ。本持って行って読んでいたら、怒られちゃってさ。マナーが悪いとか言ってね。

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女性達は、本当に呼びつけたのを忘れてしまったかのように、ファッション界などのゴシップやその他の話で盛り上がっていたのです。MrsSugarは、一応化粧品その他興味が無い話題もありましたが、其処は女性同士なので、一緒に話に興じていました。

セージ君とシムノン君は暫くしたら、巧い事スコーンを買って行くのを待って居る、教室のスタッフが居るからと人数分買って引き揚げて行きました。女性が多い家族では、よく有る事なようです。

セージ君はMumとMrsSugarの様子が気になっていましたが、気は遣うでしょうけれどミントさん達が居るから、後で様子を聴いて感謝の言葉を掛ければ良いかな？と思って引き揚げました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 Storyteller@Sugar