最近は新メンバーでの教室内の雰囲気が落ち着いてきたのですが、新(メインカントリー)の教室も片付き“やれやれ、さぁ仕事でも取り掛かろうか”と思っていたら、室長のDrターナーが海外研修に出て行きました。
他部門でもパンデミックが何となく落ち着いている今、この先の為に海外研修に、出て行く事になりました。その為に人手が居る研究所内の教室にサポートに行っています。
席を留守にする事も出てきました。今のところ年長で、特別研究員のモリアーティさんがお呼びがかかって、他の教室を手伝いに行っています。
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アルフィ《セージ、さっきから何ウロウロしているんだい?探し物か!
セージ《うん、確か此処のデスクの上にソーイングセット置いておいたはずなんだけれどね。誰か使ったのかなぁ。ユニホームの綻びを直そうかと思ったんだけれどな。
シムノン《そんなの、家に持ち帰ってSugarさんに、やってもらったら良いんじゃぁないの?ソーイングセットは何時だったか、ターナーがボタン付けしていたよ。
ターナーは流石外科医のゴッドハンドで、ボタン付けなんて、凄い巧いんだよな。仕上がり見て、驚いたよ。もうパーフエクトの美しい出来上がりだったよ。見なかった?
アルフィ《そんなに、縫物が巧いのかい?まぁ外科医も縫物はするんだけれど、オペ用の針って釣り針みたいな針なんだよ。縫物の針とは使い方が違うだろう?
ピンセットで挟んで縫って行くんだしね。でも器用でないと巧く縫えないんだろうね。
セージ《ピンセットで縫うだけでないみたいだよ。縫った後糸を結ぶテクニックもあるんだってさ、結び方も種類があるし、片手で結んだり、両手で結んだり色々あるから、練習もしないとならないようだよ。
だから、ボタン付けなんて、もうパーフェクトに決まって居るよ。素材が違うだけ。
セージ《そんなあれこれも、今回の海外実習では見て来るんじゃぁ無いの?きっと斬新なやり方とかあったりしてさ。
でも下手な人がやると傷口の縫った後がハッキリ大きく残るし、巧い人だと、傷跡は綺麗で、あまり酷く残らなかったりするそうだからね。
エルダーなんて、腰のオペをしたから、自分でも見えるだろう?俺は頭だったし、胸にもチューブだか入れた後が有ったけれど、年数が経ったら判らくなる小さな傷痕だよ。
エルダーの方が残っているだろう?そう言えば見た事なかったけれど、どんな痕になった?見せて!
フランツ《そう言えば俺も見た事無いなぁ。プールで逢った時も水着で隠れてしまう所なんだよな。良かったじゃないの。
セージ《重症の俺の方が頭だから傷が残っても髪で隠れちゃうしね。胸の傷は治療の為に機械で呼吸させるためのチューブの穴だから小さいんだよ。
何か綺麗なステッチになって居たりして、色々な技法が有るそうだから、刺しゅうみたいに綺麗な模様だったりして!どんな状態?見せてくれよ。
エルダー《何だよ今、見せろって言っているのかい?嫌だよ!こんなところでストリップショーだなんて...。
セージ《何で?男しか居ないんだから、別に傷だけ見せてくれれば良いんじゃぁない?あれ?そう言えば一緒にサウナとか入って居るのに、気が付かなかったなぁ。
サウナの中は薄暗いし、きっと綺麗に縫われていて、気にならないように治っているんだね。
エルダー《まったく、セージって、吃驚するような事言う時があるからなぁ。
フランツ《ケロッとした顔で言うからね。言われると俺も傷痕って見てみたい気はするけれどな。子供の時など反対に傷痕見せたがる子が居たよな。偉そうな顔して...
セージ《いたいた。擦りむいた後のかさぶたとか、自然に治るまで触っちゃ駄目って言われているのに、痛いのに剥がしたりして、誰かに得意そうに見せたりして...。
まったく子供の時って結構馬鹿な事やっている奴がいたよなぁ・Ahahaha、、、。見る方も感心して、結構尊敬のまなざしで見たりして!
アルフィ《セージそれ自分の事言っているんじゃぁないの?子供の時ってセージなんて、ついこの間だろう?イリスが吹っ掛けられた喧嘩を、セージが買って出て相手の方が、体もデカくて“結構セージは吹っ飛ばされて怪我していた”って聞いたぜ。
イリスの方が大人っぽいし、でも意気地なしだから、絡まれる事があったそうじゃぁないか。
シムノン《痩せてチビのセージは対象外なのに、大きい奴にかかっていったんだってな?何時だったかメィスから聞いたよ。
セージは爺さんからボクシングとか習っていたから、結構良いパンチ打てるんじゃないのかい?
アルフィ《でも、ちゃんと習っていたら、ちょっとした喧嘩くらいの時は使ってはいけないんだよな。マナー状駄目なんじゃぁないの。
ボクシングや、フェンシングとか、色々習ったんだろう?今の時代、趣味で以外使う事はないだろうけれどね。セージに格闘技は似合わないよ。
でも、案外運動神経良いから強かったりしてね。アッ、セージの国はバーティツとか?
シムノン《俺はボクシングとバーティツは習ったよ。フェンシングはフランスのスポーツだろう?護身用にはならないんじゃぁないの?正式に決闘でもしないかぎりね。
セージ《って話が脱線するけれど、ソーイングセットなさそうだね。見つけたら此処のデスクの上に、置いておいてくれよなぁ。結構使うんだよ。
エルダー《そう言えばそうだよね。あれは皆時々使うからね。今日はもう仕方が無いから、良いじゃぁない?持って帰って家で縫うか、あぁ、Cafeに行けばあるよ。
スタジオの仕事で、使う時が有るから置いてあるはずだよ。
フランツ《じゃぁ、後でお茶飲みに行ったら借りて、皆で喋っている時に縫えば良いじゃぁ無いか!ランチに出て行くだろう?
早い目に行けば,まだサンドイッチとか有るんじゃぁ無いのかい。
セージ《皆今日のランチはCafeで摂るかい?電話して食べる分取っておくか、作って置いてもらおうよ。普通に時間に行ったら、残り物しかないからね。
アルフィー達も一緒に行く?人数分取って置いてもらうからさぁ...。
エルダー《あっ、じゃぁ俺も綻びているユニホーム見つけたから、あれ持っていくわ。直して置けば何時ターナーが帰ってきても、着られるだろう?
直して置こうよ。気になっていたんだ。
フランツ《そうだね、じゃぁボタンとかもチェックして、直して置こうか...。もう直ぐ帰ってくる頃だろう?
セージ《もしかして、それ俺が皆直すのかい?別に良いけれどさぁ。
エルダー《良いじゃぁ無いか。俺達がやったら、綺麗には出来ないからさ。針に糸くらい通すからさ。
フランツ《ま、帰ってきてもそのまま入国出来なくて、3週間くらいは隔離室なんだよな。万が一なにか感染していたり、ウィルスだって無症状って事もあるんだろう?いやなウィルスだよな。
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和やかな雰囲気で、自分ペースで話に加わったり、仕事に集中したりしています。Drターナー達の様子がよく判らないのですが、リポートとか、資料など送ってきています。
元気に研修はしているのだと思いますが、もうすこし皆の様子位書いて送ってくれば良いのに、事務的な事のみです。
皆やっぱり、Drターナーが居て欲しい人な様です。愛想ないし口が悪いのですが、皆が大好きな室長なのです。仕事仲間としてもプライベートでも、好もしい人柄なのです。
Storyteller@Sugar