やっぱりユニホームがいいなぁ。

今年は仕事着は、私服でも良いし、何か作業に合った服装で良い事になっていました。なのでユニホームは仕舞って。私服で出てきたりしていましたが、フランツはユニホームが好きだと着ていたら、皆何となく“そうだね”となって、ユニホームを出してきて着ました。

服が少ない目で、脇がほつれたユニホームが残ったので、セージ君は後で直せば良いとそれを着ました。もっと有ったはずなのですが、何処かに紛失？でしょうかね。

このままだとDrターナーが帰ってきたら、ユニホームが足りません。
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フランツ《セージユニホームそれしか無かったのかい？脇がほつれたまんまだよ。まだ確かあったはずなんだよなぁ？

セージ《これしかなかったよ。もっと有ったはずだと思ったんだけれど、でも、前より人数が増えたんだよな？
１枚はメィスの女物で着て行っちゃったし、モリアーティも研究所の方へ行っているけれど、着ていっていたら、もう無いんじゃぁ無いのかな。

エルダー《新しくニットのスクールシャツみたいなジャージシャツの作った教室もあるんだよな。作ったと言うか買ったのかなぁ。

アルフィ《俺はこれの方が、仕事をするって気分になって良いな。自分の服汚れないしね。意外とデスクの角で汚れるんだよ。

ちゃんと拭いて綺麗にしているんだけれどね。

シムノン《此処は掃除の人も床掃除しかしないからね。デスクは触るなだろう？

アルフィ《俺は触られると困るんだよ。乱雑に見えるかもだけれど、指定位置に置いてあるんだよ。
前は衝立に囲まれた席のある検査室だったんだけれど、此処に衝立立てたら、せまっ苦しいし寂しいじゃぁないか。

シムノン《何だよ。寂しいだなんて、セージみたいじゃぁないか。でも、判る気がするけれどね。この教室は仕事場なのに、何だかファミリーみたいなんだよな。

皆穏やかで仲が良くてな。人数も良いのかもしれないね。

アルフィ《あぁそれは有るよね。大人数だとバラバラで、連携作業が無い限り、自分ひとりでの作業になって自由だから、友達２～３人が出来てもそこまでだしな。

此処は、忙しい時は助け合いだしね。又助けられる資格持ちのマルチ人間があつまっているからなぁ。

良いのか悪いのかは個人の好みだから、人はどうかわからないけれどね。絶対的プロフェッショナルは居ないんだよね。ターナーだけじゃぁないのかなぁ。

セージ《それも選べるんだから、文句はないだろう？自分ペースで仕事が出来ると言うだけでも、気楽で楽しいからね。プライベートの時間も作りやすいと、楽しく暮らせるだろう。仕事一筋で暮らしたかったら、違う研究室に籠って、教授の元で大きな研究に関わって、長い研究をした結果、業績出すところへ行けば良いんだろうしね。

俺はチョコチョコ忙しくても、プライベート第一で、のんびり暮らせたら良いから、此処で十分満足だよ。夫婦が一緒に居る時間が少なくて、愛も自然消滅してしまうなんて嫌だからね。

それなりに軽い人間に見られるかもだけれど、それで十分なんだ。真面目に働いてさえいたら問題無いだろう。

その道で名をあげることは無くても、身近な有ると良い物、小物開発は楽しいじゃぁ無い？皆やっている小物の開発品は、全部の部門で使われて居たりするんだぜ。
沢山の人が必要としていたりね。

アルフィ《義手や義足とか人工内臓などは、もっと多くの人が手軽に使えると良いものなぁ。特に義手の必要な人って、凄く多いだろうからな。

足もだけれど、手が一番必要だよな。此処で良いものが出来たら、会員の国の人は優先的に使える様になるんだろう？

セージ《あぁ、この間動画をたまたま見て居たら、先天的に腕が無い人や、指とかや、又は事故やで両手が不自由な人の動画観たんだけれどさ。

話では知っているつもりだったんだけれど、吃驚したよ。指一本でも怪我して使えなくても不便だものね。Sugarが足の小指骨折した事があるんだって！

その時小指を石膏で固めて地につかなようにしたら、凄く転びやすくなったんだって言っていたよ。初めて小指も飛鳥な物だって判ったってさ。

手でもきっとこの指無くても問題ない？と思っても、無いと何かに影響するだろうから指とかも義指とかあったら良くないのかな？

シムノン《キーボードは打ちにくいだろうな。まぁちょっと工夫すれば良いのかもだけれど、指が無くなったらは考えた事なかったよ。

エルダーは授業でロボット工学も有ったんじゃぁ無いの？

エルダー《あぁ、少しだけね。その頃はまさか、卒業後此処に残るとは考えて居なかったしね。解らないものだよなぁ...。時間が経つのって恐ろしいようだね。

先を考えるとそんなに時間経つのは早くも無いんだけれど、振り返るとあっという間だったなぁ。ま、俺は今フランツとセージのリハビリ用ゲームソフトの一部をもう少しいい塩梅に使えるように考えようと思っているよ。

そうだ、調べ物もしたいから、後で図書館にって来るよ。

ついでに、事務局にも寄って、サイクルクラブを少しスペース広げたいて相談してくるよ。

セージ《エルダー、事務局に行くならユニホームの事も、何処かに仕舞ったか聞いてきてくれるかなぁ？予備もあるなら貰っておきたいしね。

俺もやっぱりユニホームは好きだよ。暑く成ったら、裸の上に着て居ると風通しが良くて、気持ちが良いんだよ。暑い夏になりそうだろう。

フランツ《そう言えば、此処の気候はどうなのか判らないけれど、前のファーストカントリーの外の暮らしの時は、暑い夏もあったものなぁ。

此処は北には有るらしいけれど、周囲の島や海流などに寄って、気候って結構違うからな。

アルフィ《このユニホームも、診療所の白衣などのデザイン洒落ているんだよな。ボタンが全部色違いって言うのが、良いよなぁ。もし落としちゃっても、適当な色のを付ければ良いしね。

シムノン《そうそう、この間その話していたんだよ。ボタンはミントスタジオに行けば、沢山有るそうだよ。
Sugarさんがデザインしたんだってね。今でもSugarさんが、あそこの服のデザインはやっているんだってね？

アルフィ《そうだったのかい？メンズウェアもなかなか良いのが有るって、着ている人多いよ。サンプルがあるから好きな布選んで注文出来るんだってな？

俺家で着ているホームウェアは、あそこで買ったんだよ。肌触りが良くて、着心地が良いんだよ。セージの真似して、裸で過ごして誰か来りしたら、ナイトドレスを着るだけで過ごすのも、気分爽快だぜ。

シムノン《そうなの？じゃぁ今度俺も見に行ってみようかな？メンズウェアもあるならね。ナイトドレスかぁ。良いねぇ。

ガウン代わりに、シャワーの後とか、そのままは追ってしまえば、それで寝間着にもなるし、起きた時のパッと被れば休みの日は面倒でなくて良いよな。
夏用ハーフパンツとかないのかなぁ？此処でも夏はあつくなるだろうからな。セージ持っているかい？

セージ《あぁ、以前は着ていたからね。真冬は冬とかはセパレーツになっているから、着たりしていたよ。肌触りが良いよ。Sugarが肌が弱いから、ガーゼとかサテンとか肌触りが良い布で作ったからね。

エルダー《サテンのセパレーツは俺も好きで、よく着ているよ。ナイトドレスは結婚祝いにもらったのが有るしね。大体セージと知り合ったのは、まだSugarさんがニットのブルゾンを手編みで作ったので、ボーダー編みので気に入ったのが有って、それを買いたいって言う話から知り合ったんだよね。

フランツ《そうそう、そうだったって聞いたね。もう何年も前の話だよな。試着品モデルで、イリスとメィスが着ていたら、イリスがメィスとカップルでペアルックで着ているって言われたから、イリスは嫌だって言っていたんだよな。

で、１回着ただけなんだけれど、同じ物がエルダーは気に入って、オーダーしに行ったら、もう毛糸が無いとかって言われて、イリスが試着モデルしていたのを、買ったのが出逢いだったんだってよ。

アルフィ《へぇ～。そんな良いブルゾンだったのかい？俺達有ったのはシェルター暮らしになってからだったから、皆もう厚着などしていなかったよね。カーディガン羽織っている人は居てもね。

セージ《そうだ、今度の冬は凄く寒く感じるかもしれないね。もし個々が気温が低い冬の島だったらね。
夏爽やかなら良いんだけれどなぁ～。近くても地形に寄って気温とか違うからね。

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休憩が終わったら皆作業に取り掛かり、エルダー君はちょっと図書館に行って来ると、出て行きました。忘れないで、事務所に寄って来てくれるように頼んで、セージ君も作業を始めました。

ゲームソフト用の眼鏡をなるべく軽量化して、特殊レンズを使う事を考えています。立体的に見えるゲームにしようと思っているのです。ついでに自分用ゲームの作りかけのも、並行して考えているのです。

Drターナー達が帰国する時までに、仕上げたいと思っているのです。休憩もしっかり取りますが、作業を始めたらかなりの集中力で進めます。

                                           Storyteller@Sugar