持ち寄りパーティの相談

もう少し落ち着いたら、持ち寄りファミリーパーティを開かないかと言う、相談が始まりました。今ミントさん達ファミリーが結構な人数居ますし、持ち寄りパーティをしたのは、随分前の話です。

MumディルやAuntマープルは帰国してしまったのですが、だからちょっと羽を広げてのバーベキューパーティなどに、良い季節にもなってきます。
ただ、職場移動などもあったので、男性軍はまだ落ち着いてはいないので、もう少ししたらの話ですが、その様な計画は女性達は盛り上がります。

現実は夫たち男性たちが働いて、女性達はお喋りに専念しながらの、飲み会か女子会？なのですが、子供達もそういう時は、母親の所より父親の方が遊んでくれるので、女性達は毎月でもやりたい気分です。

今迄は問題児が約１名いて、最近は随分変わってきましたが、セージ君は乗り気ではありません。今までのセージ君は中途半端な年齢だったので、皆が集まると子供達がセージ君の所にあつまり、遊び相手になってしまいました。

最近は大人の男性の話題の仲間入り出来るようになりましたし、次に若いシムノン姉弟が加わったので、雰囲気が変わるでしょう。
シムノン君姉弟参加は初めてですし...。それで、シムノン君が呼び出されました。

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Msサリー《パーティは楽しそうですけれど、持ち寄りだなんて、私あんまり料理は得意じゃぁないのよ。１０人以上いるでしょう？

子供もいるし、気の利いた物は作れないわ。でも皆で集まるのは、久しぶりで楽しそうよね。ぜひやりたいと言いたいんだけれどね。

ミント《じゃぁ、サリーはサラダ作れば良いじゃぁ無い。ホットサラダでも良いわ。それなら各野菜ボイルするだけで良いのよ。
私も自慢じゃぁないけれど、けして料理得意とは言えないのよ。子供が出来てから、料理はやるようになったようなものよ。

マルベリー《そうよねぇ。セージがなぜか簡単な料理なら、上手につくるのよ。独身でミントとセージと暮らしている頃は、殆どセージが付くっていたんじゃぁない？

クランベリー《本当に呆れたものよ。ま、セージも凄いグルメと言う訳ではないけれど、代わりに焼き方とか火の通し方とか味付けなどは、好みがあるのよね。

Sugarも大変なんじゃぁ無いかしら？セージがやっているかもしれないわね・笑

ミント《それは全く問題ないわよ。初めて出逢った時の、休憩時間に食べたトーストの焼き加減が、まったく同じ好みで、トーストの食べ方や、ボイルドエッグの茹でる加減の好みが一緒と言う事で、すっかりセージはオープンマインドになったんですからね。２人で他の話題でも盛り上がったのよ。

セージは初めて楽しくて、アルバイトの為に帰国する日伸ばして、Cafeのアルバイト目いっぱいやって帰国したんですから...。
又遊びに来るとか言っちゃってね。もう私呆れてしまったのよ。

Msサリー《へぇ～。セージって明るくて呑気そうで、何も拘る事など無さそうに見えるのにね。小さい頃に何回か逢ったきりですからね。

“意外に見た目より腕白坊主だ”ってシムノンがいっていたわね。

シムノンはもう言えばもう解って、お行儀よくしていられる年齢でしたからね。セージは２～３歳くらいだった？　ちょろちょろ小さい子が走り回って居た様な記憶しかないわ。私余り子供好きではないから...。
他にも親戚の子供が一緒に遊んでいたんじゃぁ無いかしら？

クランベリー《すっかり大男に育っていて、びっくりしたでしょう？２０歳過ぎまで背が伸びていて、流石に止まったみたいね。で、シムノンがくるの？

Msサリー《あっ、来たわよ。何か頼むの？私も料理何か出来るか聞いてみなくちゃぁ。２人共サラダじゃぁね！

シムノン《こんにちわ。皆さんお揃いで何事ですか？何か頼みがあるとか...。

Msサリー《セージに判らないように出てきた？

シムノン《あぁ、このところ皆バラバラで、図書館などに居る時が多いんだよ。ターナー教室が今後暫く、今迄と違ったものを皆で開発プロジェクト立ち上げるんだ。色々自分の関わる所だけでなく、勉強し直しているんだよ。

やるほどに膨大な資料みたり、解らない所は聞きに行ったりね。で、セージに判らないような頼み事ってなんだい？

Msサリー《あのね、大した内容では無いんだけれど、持ち寄りでファミリーパーティやろうと言う話なのよ。私達は初めて参加でしょう？楽しそうじゃぁ無い？

問題は私料理って苦手なのよね。だから今私はサラダで良いって言ってもらったのよ。
シムノンは料理何か出来たかしら？　出来てくれないと、姉弟でサラダじゃぁねぇ。外ではみっともなくて言えないわよね。

シムノン《何だよ。そんな事で呼び出したのかい？暇人だなぁ。俺はミートローフ位なら出来るよ。あれはハンバーグとあまり変わらないからね。子供だって出来る料理だよな。

Msサリー《じゃぁ、シムノンは頼んだわね。それで、貴方に頼み事って言うのはね。パーティやるのは、まだ先なんだけれど、それとなくパーティやる事をセージに吹き込んでおいて欲しいのよね。
“やるから出てよ！”って言うと、嫌な顔するんですって...。今までは殆ど子守りやらされていたことも有ったそうですけれどね。

暫くやって居ないそうですけれど、子供達が体は大きくても、一番若いって判るらしくて、歳が離れたお友達みたいになるんですって！
だから、今度はシムノンも居るから、セージにばかり寄って行かないと思うのよね。でも、集まるのはあんまり好きではないみたいで...。

ミント《お茶のみは何時だったかやったわよね。でも、Cafeの庭でバーベキュー出来るし、子供は子供同士で遊ぶでしょうし、私達もレディストーキングは楽しいじゃぁ無い？男性達で飲み会したり、バーベキュー当番やったりで、楽しいのよね。

Msサリー《それは楽しそうね。でも考えたら、独身は私達姉弟だけじゃぁない？一番若いセージが結婚しちゃっているんだから！

ファミリーだけしか来ないんでしょう？友達とか呼ばないの？

マルベリー《そう言う時も有るけれど、ファミリーだけの時は、やはりなかなか皆で逢えなので、たまにファミリー愛を深めるために集まるのよ。

皆医療関係者ですし、今度セージ達は新しいプロジェクトが始まったら、なかなかみんなの時間を合わせられないでしょう？シムノンも一緒なのかしら？

クランベリー《Sugarも仲が良いから、女性同士心置きなくお喋りするのよ。男性軍は、調理しながら１杯飲んで、子供を見てもらって、メンズトーキングね。

結構彼らも楽しんで居るわ。問題のセージは家でSugarと２人で過ごしたいみたいですけれどね。でも前回から成人男性の、話題に入っていけるようになったから、以前ほど面倒がらないと思うんですけれどね。

シムノン《うちは、同じ家系だけれど、母方の親戚が近かったから、良く集まったよ。父方は遠方だから何年かに１度集まるかな？　セージはその時に逢ったんだよ。
何かイベントだったかなぁ、毎年位逢った時があったんだよ。

Msサリー《そうね、まだ小さくて、私はあんまり印象に残って居ないのよ。２回有っても歳離れていたしミント達とお喋りが忙しくてね・Ahahaha、、、、。

子犬か子猫がちょろちょろしているようなイメージだわ。今回此処で逢って、吃驚したのよね。でも顔は父親の方の顔立ちだから、きっとセージだって思ったわ。

遺伝て面白いわね。よく似た父方の親戚には居るわよ。セージは気難しそうには見えないけれど無口よね。丁寧に挨拶はしたけれど、全然話はしないし、軽く手で挨拶しただけで、ハグはしなかったわね。

シムノン《妻のSugarが日本人だから、夫婦か同性にしかハグしないんだよ。日本人は人前では、恋人同士でも、手をつなぐ位だそうからね。軽く腕組むか！

それさえも少ないよ。だからサリーも気をつけてな。今はSugarもこちらの習慣になれて、セージとは普通にハグしたり、軽くエアKiｓｓくらいはするけれどね。

サリーもマナーは守ってくれよ。

Msサリー《ま、そう言う民族が居るとは聞いていたけれどね。不思議な国の人なのね。でも日本の舞台歌舞伎？日本舞踊？色々ラヴシーンがあるのにね。

写楽の絵とかセクシーな絵があるのよ。

マルベリー《流石アートカレッジの講師だわ。色々良く知っているのね。サリーは勉強家ですものね。

Msサリー《そうでも無いわ。アートの勉強していたら、世界の特徴的な芸術品には興味を持つわ。着物が素晴らしいわ。

色も着物事態が、特殊な型しているけれど、日本人んはピッタリと似合うのよね。着物着ると、あの体系が美しいバランスになるのが素晴らしいわ。能楽の衣装とかもね。カッコ良いわ。

ミント《でもSugarは着物は数回しか着た事無いそうよ。凄く高額だから、買えなかったそうよ。着慣れないと疲れてしまうんですって！所作が難しくて巧く動かないとならないそうよ。昔は着物を着て、家事でもなんでもやっていたそうですからね。

クランベリー《私達がエレガントに動けるように、バレェを習うように、日本舞踊とかやれば良いのにね。茶道とかも、形があるそうで...Sugarは知識だけはかなり詳しく知っているわよ。

祖母が育てたそうですから、きっとその影響もあるんでしょうね。正式な挨拶の仕方とか、座布団クッションの座り方とか、色々あるそうよ。ドアの開け方とか色々マナーは難しそうよ。

でもそんなところが、国は違うけれど、セージと気が合う所でもあるようよ。ですからセージはとてもSugarの事大事に思っているし、Nanが見込んだお嫁さんですから、サリーも少しは気を使ってね。

Sugarは私達から見ても、仲が良い大事な歳上の妹ですからね。

Msサリー《解ったわよ。私そんなに意地悪ではないわ。じゃぁシムノン、セージの事は頼んだわよ。

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皆が気を使ったのは、どうやらMs.サリーが居るからの様でした。シムノン君はセージ君と同じ教室で仕事しているので、皆の話を聞いて,MrsSugarの事は大分判ってます。

セージ君が“替わりの女性は居ない”ととても大事に思っているのも、感じ取っています。なので、まだ間があるので、小分けにして、ファミリーパーティの話はさりげなく、吹き込み役をしなくては鳥飼しました。

一緒の仕事場になって、色々判ってきたら、親族であること関係なく、セージ君の事は好もしく思うようになっています。言たい放題言っているかのような時もありますが、とても誠実ですし、拘りやではあるけれど意外と素直な性格でもあるのが魅力です。
時々うっかり屋だったり、子供っぽかったりもが可愛く感じます。教室の皆がそうなのだろうと思います。なので様子見ながらそれなりに伝えようと思いました。
                      　　　　　　 Storyteller@Sugar