Drターナーチームは帰国して特別室へ

実は一昨日の夜ターナーチームは帰国したそうなのです。そして、そのまま特別室に入室したそうで、今のところ何事も無く帰国したのですが、皆とても疲れている様なので、数日は個室で自由に閉じこもりで過ごす様です。

その後、皆は健康診断を受けて、何処も異常が無いか検査です。そしてさらに仕事が出来る様なら、特別室内で、事務作業などして、入国出来るには月末近くです。色々な感染症患者と逢って来りしていますから、その病気によって潜伏期間も違うからです。

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Drマリアンヌ《特別室で皆元気にしているのかしら？色々聞きたいんだけれどね。ネットとか電話で話しても、やっぱり距離感じますからね。結構喋るんだけれど、不思議よね。

Drカルディ《報告書では、感染者のお産なども、どんな塩梅か何件か観てきているのよね。

Drトーマス《ま、今は彼らは気ままにゆっくり過ごしてもらって、皆帰国時にシャワー浴びた以外は、ドア前に食事やお茶など注文が有った時に届けて、職員とは被接触で、ネットやTV観たり本読んだり後は寝てばかりいるようだよ。

Drローソン《あぁ、そうだろうね。寝るのが一番良いからね。食事はホテルと同じに、電話でオーダーしたら念のためにドアの前まで届けて、適当に出して置いてくれたら、取りに行っているよ。
食べ放題、飲み放題だからね。滅多に出来る事ではないからね。何事も無く、くつろいでもらえると良いんだけれどね。

Drマリアンヌ《食っちゃ寝暮らしね。豚になるわね。

Drローソン《皆痩せて帰ってきたからね。それに部屋には軽いエクササイズ出来る物など置いてあるから体動かしたりはしているんじゃぁ無いかな。

メインは睡眠みたいだね。あれこれ聞くような事はしていないよ。

Drマリアンヌ《その内、資料を作り始めたり、荷物の中には、ノートなど入って居るから、完全消毒して消毒が済んだら、整理とか始めるようになるだろうからね。

至急必要な情報は、もう送られてきていますからね。焦らす必要はないわ。まずは健康な状態で、出てきてもらわないとだわ。

Drカルディ《まずはみんな元気に戻ってきて、良かったわね。結構彼方此方に移動して、研修だったり、完全に治療もすることになったりも、頼まれたようね。

Drトーマス《此処の治療法は特別だからね。知っている医療従事者は少なく無いから、反対に知りたい事が沢山有っただろうね。

内乱がある国付近では、病院が的になって破壊されてもいるからね。感染して死亡した医療従事者も少なくないだろうし、彼らはギリギリのところまで行ってきただろうね。

Drカルディ《危険地帯だからこそ、見に行きたいと言うのもあるわね。怖いけれど知りたい所だわ。後は救急救命士達が出て行っているから、又どんな様子か知りたい所ですけれど、まだ出て行ったばかりですから、暫く先よね。

Drトーマス《ま、今少し落ち着いているから、ターナー達が入国したら、色々様子を聞こうや...。俺は今後が今までより良い状態になるとは思っていないよ。

更に、違った形で対策を立てないとならないんだろうと思っているよ。

Drマリアンヌ《私もリヴェールもそう思っているわ。今まで通りではなく、これから皆で話し合って、柔軟な思考で、対策出来るように変わらないとと思うのよ。

物理的に最先端で、新しい物の開発は楽しいでしょうけれど、寄りシンプルでアナログ、又はエコな良いもの、使い勝手が良い方法を考えないとね。

Drローソン《資源が永久的にある訳ではありませんし、今のままで行ったら、次世代の人は減少していくでしょうし、マルベリーが何とかしたいと思っているようですが、子供が生まれないカップルが増えるでしょうね。

特に男性の不妊症が増えてきて、健康な子供が生まれるには、男性が全てにおいて健康でないとならないと思います。
うちの子供達も今は元気に育っていますが、僕は成人してから目が悪くなってきましたし、子供に遺伝しなくても、孫の代には同じ目の物が出て来るのではと思います。

Drカルディ《そんな色々も調査してきたのかしら？いくら3ヶ月位行ったにしても...。

Drトーマス《色々な面で、よく先を見越して研究、実行しているオランダ周辺北欧方向に、行ったはずだからね。周辺国の情報も入りやすいし、素晴らしい国だと思うよ。学ぶことが多かったんじゃぁ無いのかな。

Drローソン《プラスウィルス感染も込みだからな？でも今のではなく、今後を観てきてもらうのが目的だからね。此処ではもう皆済ませたけれど、麻疹のワクチン接種は当たりだったようだね。

2回目になった人もいるだろうけれど、初めても少なく無いからね。

Drトーマス《ワクチンは此処で開発した物だろう？何処だかの教室で前から研究していたようだと聞いていたよ。麻疹と風疹は共にウイルスによる感染症だけれど、違うものだろう？
こないだその辺りも、Drディルに来てもらって勉強会を各研究室などと、やったんだよ。資料も持ってきてもらったしね。

Drローソン《感染力はウイルスの中で最も強く、麻しんを発症している人と同じ部屋にいるだけで空気感染するからね。

感染後、10～12日間の潜伏期ののち発熱や咳などの症状で発症して、怖い病気だよ。肺炎、脳炎など重い合併症を発症するし、ほぼ１００％感染すると言われているしね。

Drトーマス《何時だったけね。コロナワクチンの合間に打ったよな。リヴェールのアンテナは衰える事なく情報をキャッチして、予測が適格だからな。

Drマリアンヌ《此処だから安全と言う確証はないですからね。でもこの数年で、こんなにワクチン接種した事は無いわよね。

歴史的に見ると、過去にも流行り病で大変だった時期ってあるのよね。菌などが０になると言う事が無いと言う事よね。何処かにジッと潜んでいて...。

Drカルディ《自分達がパワーアップする時期をうかがっているのね。又は怖いのは、ウィルスなどの研究中新しい種を作り出してしまう事よね。

偶然と言うか、想定外の産物が...。それで、前のカントリーの研究所に、そのような研究室は移るんですってね。皆が帰国したら...。

Drトーマス《そちらも今前の新しい方のシェルターの奥に、特別の研究室を作って居るんだよ。警備室などの奥に、厳重注意でね。事故が起きたら大変だろう？

メインメンバーは彼方に住居を構えてね。用が有る物が、自転車で彼方に行くんだよ。反対方向の森林では、プランテーション兼ねた、農作物を作っているしね。

Drローソン《あれこれやらないと、楽しては生きていけなくなったんだよな。野生の生き物みたいにね。彼らは確立の悪い狩りをして、ギリギリで生きているだろう。

でも頭使って、協力し合って狩りをしたり...。それを考えると、僕達はずるい暮らししている様に感じる時があるよ。うちの子供たちが大人になる頃は、どのような世界になっているのかねぇ...。
それを思うと、生き抜く方法や資源をなるべく残してやらないとだね。

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物には限度がありますから、使いきてしまわないように、色々と自分達も勉強して、楽しみながら学ぶ習慣を伝えて、今此処の国で生まれた子供達に、伝えている所です。

祖父から凄く厳しく育てられたセージ君を見ると、The child is father of the man.（子どもは大人の源だ）を皆は思うのです。
セージ君が大人になった時を考えて、その年齢に適した教育をした子なのでしょう。だからと言って変な性格にはなりませんし（ちょっと拘りやですが...）健康な青年になったようです。

今回のパンデミックで皆が学んだ事も、今まだ幼い子供達に、きちんと知的財産として、残さないとです。

                                           Storyteller@Sugar