今日はシムノン君達が留守番で、セージ君達はCafe前庭でお茶のみです。此処へ休憩に来たら、必ずお土産にビスケットなどお持ち帰りです。
それで留守番組はお土産楽しみに留守番です。最近はMmeシャノアールの店のアイスも好評のお土産です。この国は前よりも北に位置していますし、近くなのですが、割合温暖ですし、夏は気温が低い目でなかなか快適なのです。
真夏が短く、その時はかなり暑い日もあるようですが..皆空いた席があれば、ガーデンCafeタイムです。
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セージ《ターナー先輩達何も聞かないから元気なんだよね？
エルダー《あぁ、もう完全に帰国はして、特別室で缶詰なんだろう。後は資料の整理とか仕事はやっているんじゃぁ無いか。意外とクソ真面目だからね。
アルフィ《意外だなんて、アレンだって仕事に関しては、怖いんだぜ。プライベートな時とのギャップが凄いんだよ。検査室では一番厳しいかもだよ。自分に対してだけれどね。
フランツ《そうだな、俺が一番緩い性格かもな。頑固なんだけれどな。
エルダー《フランツは人体電気と脳を、俺とは違う方から研究しているんだよな。まだまだ人体電気は巧く使えるはずだからね。体は伝導体だからね。
セージ《やっぱり両手が無い人や片手でも、手が無い人は大変だものなぁ。でもさぁ、欲を言えば、手が自由に動くのもだけれど、触感も大事だよな。手って、指先の感覚とか、凄く使っているだろう？
アルフィ《そうなんだよな。普段気にしないでいるけれど、指一本怪我しても不便だものな。手でのコミュニケーションも多いだろう？
フランツ《あぁ、凄く働いているよ。手は無駄なく触感を使っているよ。手話とかも指が働いているだろう？
直ぐに結果は出ないだろうけれど、やる価値がある仕事だね。
エルダー《現在候補に挙がっている、やりかけの仕事を全部仕上げるだけで、俺達の年齢でも寿命が着ちゃうんじゃぁ無いか？次世代が、此処で生まれた子に引き継がないとだよな。もう考えて教育は初めているようだけれどね。
セージ《何だい世襲制か？可哀そうだなぁ～。まったく違う芸術家になるかもしれないのにさ。アッ、でも人の体の事を詳しく知って居たら、どんな仕事を選んでも役に立つか...。
スポーツだって、ミュージッシャンだって、自分の体使ってやるんだものな。基礎や思考する習慣を学校で学べば、日頃の遊びにも利用できるだろうからな。
エルダー《そうだよ。ダンサーだとかでも、自分の筋肉や可動域を知って踊るのは興味深いようだぜ。パーフェクトは無いし、幾らトレーニングしても、無理な事もあるから、それを他の動きでどうカバーするか考えれば良いんだからね。
人はどの様に見えると美しいと感じるかとかもね。体を出来るだけ壊さずに、踊れるかや、スポーツならプレイできるか見極められるだろう。皆纏めて同じじゃぁないんだ。
フランツ《俺も今又初めから、筋肉の動き方と脳と何処の筋肉や、電気を使ったら手先が巧く使えるか、勉強し直しだよ。俺が学生の頃から考えたら、もうずっと色々が進んでいるからね。
年中情報集めて、今はどうなっているかは知って置かないとね。 出来るだけエコでアナログにしたいなら猶更だね。時間と世界はどんどん進んで変化しているからね。
どの様な形で、上手に不便な暮らしや、手をかけた暮らしに向かうかだよ。共に最先端ばかり追っている方が楽かもだな。ただその便利で良いと言われる物も、必ず副産物が出るから、それをどうするかだよ。
悪用して、金もうけする奴も出て来るし、患者なども副作用に関しては、結構無関心だからね。早く治せば、名医と言われ引っ張りだこだろう。
此処はそうでない人が集まったんだよ。なんだか科学は恐ろしいスピードで進んでしまって、無責任な気もするんだよ。結果のツケを考えているのかなぁ。
エルダー《俺だって、昔は最先端で、派手な物がカッコよくて良いと思っていたからね。でもふと気が付いちゃったんだよ。大学院出たら、国に戻ってって思ってたのが、コロッと気が変わってね。
人が一番必要としている者は何だろうって思うようになったのさ。
アルフィ《それで方向転換したんだね。セージと親しく付き合う様になって、エルダーの方が影響されちゃったんだ。ま、セージは幸せそうだものな。簡素な暮らしだし、なのにとても豊かに暮らしているように見えるよな。
今より若い時に、本当は浮かれているハネムーン時期に、凄い苦労しちゃったし、結局ハネムーン行かずしないだそうだね。タイミング悪い時に結婚しちゃったようだしね。
エルダー《あぁ、でも彼のNanの言う通りに、セージが立てた計画だと、結婚は出来なかったと思うし、告白してもSugarさんは付き合うとも答えなかったと思うよ。
俺母親が居るから、同世代の女の気持ちが何となく判るんだ。好きだったとしても、特別な人に成るのは、もう億劫だと思うよ。
だって、セージは大学院出て、研究員になったら、プロポーズしてって計画だったんだろう？そこがさ、年齢差が大きいと、解らない所だよな。
エルダー《でも、こだわり屋のセージがNanの言う事聞いたなんてな。ま、好きだから早まるのなら嬉しい事だからな。ま、まだ若かったからね。いくら他の事に頭良くても、人生経験だけは、解らないものな。
セージ《あぁ、早く結婚したから、今落ち着いて仕事に取り組む事も出来るしね。最近落ち着いてSugarの事も考えられる様になったんだよ。
どの様にするのが、長く仲良く暮らせるかとかね。今までは頭では理解していても、何故か気持ちのコントロールが巧く出来なくてさ。 何時からかな、ふっと気持ちが楽になって、ゆとりをもって付き合える様になったんだよ。
でも、単身の出向は嫌だけれどね。
って、アルフィは誰かと付き合っているのかい？付き合っているよな。何となくそんな気がするよ。前のアルフィとは違うもの。
アルフィ《まぁ、特定の誰かではないけれど、数人親しくしているよ。でも一人に絞って付き合う気になって居ないんだ。今付き合っているレディの中からナンバーワンは出ないと思うよ。まだ仕事やサイクルクラブに出て行く方が、大事かな・笑
フランツ《悪い奴だなぁ。モタモタしていると、すぐ３０歳だぞ。
アルフィ《良いよ、フランツだって彼女と付き合い始めたの最近だろう？でもまだ結婚の計画は無いだろう？
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そんな色々を話しながら、休憩時間を楽しみました。どうと言う事無い雑談をすることで、人は少しずつ親しくなっていくようです。
チャラいキャラクターのアルフィですが、意外と細やかな神経で、皆に気を遣うようです。あとから仲間になった、モリアーティや、シムノンの方が、直ぐに自分ペースで溶け込んだようです。それぞれが性格に合った仕事をしているようです。
Storyteller@Sugar
