セージ君達ターナー教室のスタッフは、今は新シェルターの方の教室にそのまま在留して、仕事に通っています。
何処から持ち上がって来た話か、ターナー教室は暫くは、クラフト工房みたいな仕事も多いので、Cafeの２階の視聴覚室を、工房にしたらどうかと言う話が出てきました。
新シェルターの教室は、機器類を入れてあるので、かなり狭い部屋になっているのですが、細かい作業は引っ越せば、色々な機器類は、他の研究員も古い型の機器が好きで、使いたいと言う人も少なく無い様なのです。
必ずしも最先端の機器が良いとは限らないのだそうです。今日はそんな話をするので、庭に集まってミーティングですが、関係ない休憩時間が一緒のアレン達も付いてきました。
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セージ《俺は別に何処だってかまわないよ。教室の機器類は、型は一番古いけれど、俺とエルダーが年中メンテしているから、調子は凄く良いよ。俺は結構好きだよ。
Dr.ターナー《そうか、俺の教室は、まぁ小さい教室だから、他の都合に合わせて彼方此方引越しばかりでよぉ。皆落ち着かないんじゃぁないかと思ってな！
早くに研究する仕事が、一段落してしまったし、暫くは『MRS1』作りが続くと思うんだよ。感染症の収束は有っても完全終息は数年かかるかもって、言っているから、需要がふえちゃったんだよ。
アレン《今回みたいなことになると、外出が多く人と接触しなくてはならない職業の人は、時計かブレスレットに見えるものが欲しいだろうね。
アルフィ《他のリハビリシューズも、デザインをスーツに合うような物にしたのは、注文が増えているんだって聞いたよ。
あれも、セージがMrs.Sugarの為に考えたんだろう？
アレン《そうだよ。あれもこれも、ほとんどが『SUGER』だからね。ネームは全て『SUGER○○』って番号にするようだぜ。すげぇ解り安いだろう。
他の教室は、教授や責任者の名前入れるのが多いけれど、ファイル見る時見つけやすいんだよな。もう倉庫のファイルは、そうなっているの知っているかい？
Dr.ターナー《へぇ～、俺は知らなかったよ。冗談で話したことあるし、リハビリレギンス、スーツは『SUGER』と言う名になっているのは知って居るけれどな。
まだ学生のうちに、色々開発品が出来てしまったから試験も有るし、勉強も有るしで、ゴチャゴチャになってしまったから、落ち着いたらきちんと整理しなくちゃって思っていたんだよな。
セージ達が大学院を終えたら、教室もどうなるか判らなかったしな。なんだか『手近な物の万承り教室』みたいになってしまったしなぁ。
Dr.マロウ《そう言う部門があるのは、重宝するよな。此処は有る様でなかっただろう。研究室や院内の教室などは医療の事だけとか、もっと大層な研究をやって居る所ばかりだったからな。
エルダー《ターナー教室は、小回りが利くスタッフばかり集まったんだよ。アルフィーとイリスが入れ替わったら益々、手先器用で気持ちの切り替えも早いのが集まってしまったからね。
アルフィ《俺は医療技術の学士号は、取っているんだけれどね。一時は臨床科学者・化学、物理、生物学、臨床検査の科学だけで十分とか思っていたんだけれどさぁ～。
アレンみたいに医療 技術者の資格も持って居る人と、一緒に仕事していたから、やっぱり何かの時には両方できるのが良いなぁ～てね。
で、ターナー教室なら、色々な検査もやりながら、勉強も出来そうだからね。
知らないうちに、中に居ると色々な事も又覚えられて、俺的には凄く良いんだよ。皆、大変なんだろうけれど凄く気楽に、幾つか資格取っただろう？本当は凄く大変だっただろう？
セージ《う～ん、忙しい最中だったから、俺はジョルジュさんに管理人資格を進められた時は、忙しいついでに違う勉強も入って来るのは、気分転換になるかな？って講習受けて、試験受けちゃったんだ。
落ちても、又受けたかったら受ければ良いしってね。そしたら、運よく受かっちゃったんだよね。あれは付いていたんだよ。
Dr.ターナー《セキュリティエンジニアの資格も、リヴェール教授の講習会だかにエルダーとついて行って、講習を皆で受けて、そのまま試験受けて、クリア出来て資格とれたんだよね。
研究所の管理人試験の時に、受けた講習と被る部分もあったし、丁度ランサムウェア問題もあった時だからね。巧い事リヴェール教授に乗せられたんだよ。
エルダーは理解していたみたいだけれど、セージはよく解らないままに、試験受けたんだけれど、前から勝手に使いこなしていたんだよな・笑
アルフィ《Ahahaha、、、。セージは騙されやすい感じだからね。余り疑わないで言う事聞くし、たいがいは文句言わないで、気軽に”OK判った！“だからね。
セージ《それにしても、俺達の教室って、引越しが多いよね。俺なんて、学校や教室関係なくても、此処へ来てから自分の住まいも、結構引っ越し多いんだぜ。
別に構わないんだけれどさぁ～。
Dr.ターナー《それはよぉ、これからの時代猶更、環境の変化が極端だろう？天気だけ見てもね。でも色々なデーターから観ても、環境の変化がストレスにならない人が、強い体と精神を作るんだよ。
俺達世代が体験した事は遺伝子として、次の世代に受け継がれるからね。例え子供が居ないとしても、結婚していないとしても、極端に環境が変化するの事に耐性が出来た人が多ければ、そう言う環境作りに役立って居るんだよ。
そうすると、体の中の細胞やその他も、多少の異物が入って来ても、細胞その他が、気にしないでスルー出来る体質に変わったら、病気にも強くなれるんじゃぁないかってね。
アレン《そうだよな、俺子供の頃、外で落としちゃったお菓子とか、フッフッ！ってして、食べちゃったけれど何にもなかったものなぁ～。
あれは黴菌だらけの物を、食べたって事だよな。
アレン《大体日常的に、好き嫌いが多い人は、性格通りの体をしていて、バランスが悪い健康とは言えない体しているのさ。
何に対しても軽くやり過ごせる傾向があるからね。元々この空気中も、体の中にも黴菌とか色々なものが、いっぱいあるからね。
セージ《そうそう、Sugarのアレルギー性難病の持病は、此処へ暮らす様になったら、まったく出なくなったって言うからね。
水が合ったって言うらしいけれど”日本は周囲へ的外れな気配りや、マナーなどが凄く多くて、その割には平気で優し気な言葉で、人が傷つく事をいったりする場合があった“って言っていたよ。
あの帰国した日本人の友人とか言う人も、俺との事は最後まで言っていたからね。”凄い歳の差で、常識的ではないわよ“とかね。
そのくせプールマナーも知らないで、溺れさせておいて、きちんと謝らないで、うやむ
やだぜ。って関係無いんだけれど、あの性格ね。和食しか食べないとか言ってね。
Dr.ターナー《お前本当にMrs.Sugarが絡むと、性格変わるよな。今更怒ったって、もう居ないんだしさ。此処の暮らしに、順応できない人は、出て行くんだよ。
Dr.マロウ《セージはMrs.Sugarに出逢って、他人として足りない部分の勉強をしたんだよ。それまでは、ほとんどのほほんと暮らしてきたんだろう？
喜びや、不安や悲しい事、辛い事など一気にこの数年で体験して、学んだんだよな！天からのプレゼントだよ。
アレン《そう言えば土曜日は、理事長達のプランテーションの手伝いをするんだって？偉いじゃぁないか！
理事長達は、あえて人集めはしないつもりだったのが、婦人会が動き出してくれて、更にお前たちがやり始めたら、凄い助かると思うよ。
継続してやら事になるから、無理せず隔週にして、隔週このダべリングクラブで集まれば、良いんじゃぁないか？これはこれで、貴重な時間だからな。
エルダー《そうだな、サイクルクラブはがっかりだけれど、まぁ隔週にした方が、長続きしそうだよ。
アルフィ《うんうん、俺はその方がありがたいな。皆の仲間には入れて、凄く居心地よくて、楽しい時間なんだよ。ほら、俺家に帰っても誰も居なくて、寂しい子だろう？
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今日も又まるで、土曜日の集まりのような感じで、休憩時間が過ごせました。ターナー教室は、まだ日にちは決まって居ませんが、引越しをするようです。
メィスが一応席だけは有りますが、ほとんど、マテリアル教室での仕事になっていますので、雰囲気が又少し変わったかもです。
暫くは単純作業が、たくさん入って居るので、引っ越して気分転換も良いのではないかと言う事になりました。
最近は外は、夜は小雪が舞ったりしている様で、冬に移り変わって行っているようです。
storyteller🐑
