モリアーティ研究員とDr.ターナーが教室に...

今日はDr.ターナーとモリアーティ上級研究員が、教室に出てくると言うので、セージ君やエルダー君達も出てきました。

セージ君達は、呼び出されない限りは、適当に出勤して、作業をしています。休みたい時は、家でゆっくりしていますが、今年も『MRS1』の需要は多いので、今年いっぱい作り続けるかもしれません。

どうなるか、モリアーティ上級研究員とDr.ターナーが一緒の時に、情報が聞けるのでセージ君達は、呼ばれなくとも出て行きます。
　　　　
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セージ《ありゃぁ～、作り置き置いておいたら、全部無くなったよ。此処の会員は、医療用のリストバンドって言うのではなく、バングルが良いみたいだね。

ここのはバングルにすると、手首から外すのが大変なんだけれど、それが良いみたいだよ。

エルダー《完全にサイズ計ってはめるから、外せないんだよね。いい加減コロナは収束して来るかと思ったら、まぁ手ごわい奴で、変異しているって言うからね。

まるでダークファンタジーの、アニメに出てくる変な奴みたいだよ。

セージ《エルダー何でしっているんだい？アニメの事だろう？俺何か教えたっけ？

エルダー《セージに教わってから、オリンピック用に日本のTVとか見る時あるし、他のアニメも時々見るんだよ。アニーも嫌いじゃぁないみたいだからね・笑

モリアーティ《今日は皆出勤かい？今年はゆっくり休暇には、なれないだろうね。

変則的に巧く休まないとだよな。アルフィも結構休まず出てきているんだろう？

アルフィ《今年に入ってからは、まだ今日で2日しか出てきていないけれどね。「休める時にしっかり休んで置けよ」ってアレンが言うからさぁ...。

きっとサポートとは言え、忙しい年になるだろうからね。

フレーバー《こちらのセキュリティの方も、ウィルス感染が増えてきているんだぜ。まったく、何考えて居るんだか、又皆身代金を払ってしまう所もあるから、一向に減らないよ。

こちらも、遠隔サポートが増えて来たりしたら、セージとエルダーはライセンス取ったんだから、サポート頼むぜ。

エルダー《はいはい、もうこの教室はコンビニエンス教室だからな。

出来る範囲の事は、サポートいたしますよ。この調子じゃぁ、何処行っても、失業する事はなさそうだな。

セージ《エルダーは、失業する心配はないだろう？　俺は最初から、管理人のライセンスは、取っておくつもりだったからね。

何かあったら、在宅でも仕事出来るようにね。

エルダー《大体もともと、セージは仕事に出て行かなくても、国の方の不動産関係その他からの収入が有
るから、別に仕事に出て行かなくても良いんじゃぁないのかい？

セージ《一応ね。でも、俺は自分が働いたお金で、Sugarと普通の暮らしをしたかったんだよ。

ま、俺に万が一が遭って、先に死んじゃったら、その後は一生Sugarが困らない様にはしてあるけれど、余計な物は
無い方が良いから、昨年処分したんだ。

長年代々使えてくれている使用人に、住まいも仕事さえしていれば、困らないように一部を残して譲ったんだよ。

だから、俺が譲り受けた所は、個人の所有になるところを相続したんだよ。

モリアーティ《そうかぁ、たしかセージの国は、土地はほとんど王室の物で、レンタルしているんだっけな？勝手に売却するとか行かないだっけね。
ターナーの所もかい？

Dr.ターナー《俺の所は病院だから、又決まりごとが違うみたいだよ。

俺は此処の国民に半分なっているからな。もう俺はやることが多いから、一生勉強があるだろうしな。

モリアーティからも、講習以外にも、教わらないとならない事いっぱいあるんだよ。リハビリの後に使う装具の事等もっと知って置けば、オペの方法も又違うだろう？

今までのままだと、命は助かっても、その後障害が残って、自立して暮らせなかったりは、患者にとっては辛い状態だろう？　完治したとは言えないと思うんだよ。

その後何だかの装具を使って、暮らせたにしても、楽しんで暮らせる状態になって、初めて完治だと思うからよぉ。

前もって自立に近い状態に戻すには、どのようなオペをするのがベストか、考えてからやりたいからな。

いくら最先端医療と言っても、アフターケァは中途半端なんだよ。本当の最先端は、治った後の精神も肉体も、なるべく辛くない状態にするのが、最先端だろう？

セージ《機械でのリハビリもだけれど、人の手でのリハビリの効果は、かなり良いと思うんだよね。

だって先ずは本人の気持ちが、治ったらこうしたいって、具体的な目標を持って、自力トレーニングが回復が早いように思うんだよ。

俺の場合は、たまたまだったかもだけれど、自分も1回死んで被験者になったから、よく解るんだよ。

看護してくれる人の手が、一番気持ちが良いし、自力で治らなくっちゃぁ～って言う気になるからね。

リハビリの時間以外にも、なるべく自分で必要な事はやろうって思ったりして、体動かすからね。

傷などは痛いんだけれど、強制された時より、自分の意志で動かして居る方が、痛くないんだよ。

エルダー《そうそう、あれって不思議だよね。俺も腰骨がやられちゃったからさぁ、でもどうなったか実際には見れていないけれど、教材用ビデオを見たんだけれど、骨を作って砕けた所を修復して接着したんだよな。

フランツ《2人共痛い思いしたけれど、治れば勉強にもなった事を、体験したんだよな？

それを活かして、又リハビリをサポートする小物など開発したりして...。
骨って骨折したりすると、繋いだところの骨が、太く丈夫になんだろう？

モリアーティ《それで俺は、大概はターナーチームでオペに参加だったけれど、最先端ではない最先端を考えたいんだって？　

何処だかの教室では、小さなチップを血管内に取り付けて、血液をベストな状態に戻して、病気の元を修復する装置を研究したりもしているんだって？

Dr.ターナー《あぁ、血液を若返らせたり、血中の問題をよくするんだとさ...。

体液の状態をよくすると、病気になりにくく、ホルモンバランスも良くなると、精神状態も安定するからだそうだよ。

しかし、そんな大がかりな事をしなくても、看護するものが、愛情込めて全身マッサージをすると、かなり体液の状態は良くなるんだよ。

子供がぐずったりすると、抱きしめて背中を軽く叩いたり、撫でると穏やかに眠ったりするのと　同じ事なんだよ。でも、教授が言うように、一応世間の動きに合わせて、物理的に明確な形として存在するものしか、信じない
人も居るし、必要に応じては使わざるを得ない事もあるから、そちらの研究開発もしているんだよ。

両方使ってみて、比べ無いと判らないし、患者の好みや体質の違いもあるからな。

モリアーティ《それは俺が良く行って仕事していた、南側の病棟の方が、それをやって居るんだろう？　俺が此処に入る以前は、最先端医療機器メーカーだったからね。

彼方此方に、エンジニア付きレンタルしていたからね。西欧では結構彼方此方の国に行って仕事したぜ。

やっと「此処なら、腰落ち着けても良いかな？」って思って、教授に声かけて置いたんだよ。

此処は年俸は、確かに安いけれど、色々な必要経費など計算して、精神的な物や時間も計算すると、よっぽど他よ
りも豊かに暮らせるって思ったよ。

デメリットは、何時の間にか次に勉強する事が生れてきてしまうんだよな・笑　

遊興場が無くて、女遊び等非常にしにくいって事かな？嫌でも聖人君子になりがちなのには驚くね。

それも早期発見がしにくいって事かな？Ahahaha、、。

本来そんなだったら、ストレスが溜まりそうなのに、案外そうでもなくてさ。駄目な人は暮らしずらくなって、2～3年うちに出て行くだろう？

出国は自由だけれど、一旦自己都合で出国したら、入国に関しては、厳しい国だしな。以前なら考えられない位、良く歩く国だから、病気にもなりにくいようだしね。

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そんな話をしながら、暫くしたらDrターナーとモリアーティ上級研究員は、理学療法室付属義肢装具サポートセンターへ向かいました。

セラピストのチーフのカイザーさんや、ウッディーセラピスト達とも色々打ち合わせをするためにです。

リハビリプールやジムの奥には、理学療法研究所があり、研究員達が研究開発をしているのです。其処では義肢だけでなく、人口の血管や、体内の人口のあれこれを研究開発しているのです。

それらもこの国の製品は、技術力が高く、評判が良いのです。不調になった時などのメンテナンス力もかなり良いので、体に合わせて調整しながら、一生使える物を制作です。

その為には、やはり常に情報収集や、勉強などが必要になってきて、自分ペースで出来るのですが、仕事が絶えることがないのです。

人数は何処も少ない目で、他部門との掛け持ちの人が普通です。セージ君達のように若いうちに、既にいくつかのライセンスを、持って居るくらいですから....。

　　　　　　　　　storyteller🐑