エルダー夫妻と初対面

今日は珍しくエルダー君とアニー夫婦が、ショッピングに出かけて、帰りにCafeにやってきました。
MrsSugarやセージ君が居るかもと思って来ましたが、休みで代わりにDrターナーとアルフィ君と出逢いました。

Cafeは本当に休業なようで、やはり今はプランテーションになっている庭で、せっかく来たので、手入れをして、休憩していたのです。
　　　　
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エルダー《本当にCafeは休みだなんて、珍しいね。たまに出てきてパン焼きしたりしているって言っていたんだけれどね。

アニー《でも、今年初めてじゃぁないかしら。長期休みを取っているのは！1週間くらいは休んでいたけれど、今年こそ長期休み取るって言っていたもの。
Sugarも、ゆっくり休まないと疲れるのよ。

エルダー《そうそう、何時も雑用は彼女がやっているみたいだからね。俺も母親
には“ちゃんとやらないといけない”って言っているんだけれどね。
ポプリさんも、そういうところは気が付かない人だからね。

アニー《そこはね、商売屋さんの経験がないから、接客の手伝いや、お茶出し位しか思いつかないんじゃぁないの。
実際は、下働きが一番大事な仕事なんですけれどね。Sugaは結婚するまでは子供の時から家がCafeだったから、よく解っているのよ。
ですから、何時も気持ちよく、セルフィーユ達が仕事が出来るのよね。って聞いたわよ。

Drターナー《よぉ、エルダー達もお茶のみに来たのか？今日は休みみたいだな。
もし開いていたら、アルフィと中でお茶でもと思ったけれど...

アルフィ《まぁ、また今度で良いよ。だって、本当に今年は長期休み取るって言っていただろう。セージが休むなら、Sugarさんも一緒に休むでしょう。

Drターナー《まぁな、俺達も初めてだよ。当番制にしてゆっくり休んでいるのは！もう最初で最後の、長期休みのローテーションじゃぁないのかな？

夏ころは、滅茶苦茶忙しかったからな。

アルフィ《本当に、俺も検査することが多くって、でも冬休みが長い目で、当番
制の休みになって、嬉しかったんだけれど、凄い暇だよねぇ。

最初は嬉しくてだったんだけれど、一週間交代で良かったよ。代わりに2月までだからね。

エルダー《そうかぁ、俺たちは丸まる連休で休もうってね。夫婦で毎日ずっと一緒になんて、初めてだな？このくらい一緒の時間があると、初めてじっくり相手の事を見るようになったよ。で、“俺が結婚したなんてね”って思ったよ。

アニー《エルダーなんて酷いのよ。私のそばかすが何個あるか数えたりして...初めてじっくり女の顔を見たよって言うのよ。
そうだったとしても、じっくりと見るんですものね。

Drターナー《Wahahaha、、、、。そうか、いいなぁそう言うのを聞くと、夫婦も悪くないと思うよ。アルフィも今の内だぜ。俺の歳になると“もう一人が気楽でいいや”って思う様になるんだよ。

相手に合わせてライフスタイルを変えるのも、面倒くさいし、仕事もそこそこ覚えた
から、更に勉強したい事なども出てくるからな。休みの日は勝手にだらしなく過ごせ
るしな。

アルフィ《俺はまだそこまで人間駄目になっていないっすよ。好みの女が居たら、付き合いたいし、本当に愛したら結婚もしたいし...

ただ、そう思うけれど、昨年はまったく“よく仕事したなぁ”って思って終わったよ。ロマンチックなロもなく終わったよな。今年もかなぁ？

エルダー《ま、こういうのは、縁だよな。なんとなく顔合わせる事が気が付いたら出てきて、挨拶するようになって、話すようになって、それで、デートするようになって！、。ホント、スタンダードな知り合い方で、物凄く愛し合ったってことなく、居心地が良いから、一緒に住もうか！ってね。

アルフィ《じゃぁ同棲していたのに、結婚まで話が進んだんだ？

アニー《なんとなく子供が居ても良いかなぁ～って思ってね。エルダーの家庭も、事情も有ったので、私もあまり拘束されないし、そういう夫婦の方が、上手くいくって聞くしね。なんとなく結婚しようかってね？　

エルダーのお母さんのMrsサフランが、孫が欲しいと言う人なので、産むなら早い方が
良いでしょうしね。

Drターナー《なんだか、エルダー達は、成り行き任せって感じの結婚だなぁ。でも、そんな物かもしれないよな。気楽そうで良いかもなぁ。
アニーは以前のエルダーの暮らしも良く知っているんだろう？

アニー《えぇ、よっく知っているわ。だから、却って私は安心だったのよ。いつの間にかパっと全員と別れたのも、知っていたわ。“けじめが付けられる人なんだ”と思ったわ。デートする前に、たまたま出逢ってお喋りする時が、結構あったのよね？

エルダー《そうなんだよ。立ち話も寒かったり暑かったりの日も有ったから、デートする気になって、徐々に距離が近くなっていったのかな？

アニー《あんまり私達って、ロマンチックなカップルでは無かったわね？同棲してから、ロマンチックに過ごすようになったのかしら？

その結果、子供もいずれ産みたいし、出来たら結婚しようかって思っていたんだけれど、セージ達見ていて、結婚してからとっても2人共魅力的に変わってきたので、私達も結婚したのよ。

Drターナー《そうだなぁ。セージはそういう時期でもあったんだろうけれど、良い男になったよな。最初は本当に、まだかわいい育ちの良い、お坊ちゃまだったのにな。

相手によって、恋すると男も変わるものなんだって思ったよ。女は男次第って言うけれど、男も女次第で、変わるもんだよ。頑張れよアルフィ。

アルフィ《あれれ、ターナー自分は枠の外から、言っていないか？ターナーだって、教室に居ると年上だし、責任者だから、落ち着き払ってしまっているけれど、まだ若いんだぜ。
俺から見たら5歳年上なだけだし、フランツと同じ歳だろう？フランツはガールフレンドが出来たじゃぁないか...

エルダー《見つけるなら、長期休みがあり今がチャンスだね。せっかくのクリすましパーティが流れてしまったからね。

でも流れて良かったんだよな。周辺国が又拡散し始めて、今回のウィルスはよくまだ分からないんだろう。判っているのは感染力が凄く強いって事だけでさ。

アニー《私達この国に居て、本当にラッキーだったわね。早々とテロ対策や大気汚染で、シェルターに住んで、ロックダウンして少ししたら、まさかのウィルスですものね。

Drターナー《そういえば、エルダー腰の調子はどうだい？足の動きとか...リハビリは自分でではなくて、通った方がよくないか？　ま、プールが始まったら、又泳ぐと良いかもしれないけれどな？

アルフィ《あぁ、事故で腰骨を撃たれて、骨折して人工骨入れたんだってね。でも聞かないと全く分からないよね。

Drターナー《あぁ、事故当初は出血は酷かったけれど、巧く問題のない箇所を銃で撃たれた骨が少し砕けたから、人工骨で埋めたんだよ。
アレルギーも起きなかったし、傷が残ったけれど、後は寒い時など、高齢になってきたら痛む場合もあるかもだよな。

見た目はいったん死んだセージよりも、エルダーの方が重症に見えるよな。ま、そんな事件も有ったから、余計にここは早くに対策取るし、守りは固くなったんだよ。

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最も安全な国で有ったはずが、国民ではなく、出入りした者が狙われて、助けたセージ君達が大怪我になった事件も有りましたので、役員達はセカンドカントリー作りの工事は、予定よりも早くに取り掛かったのです。
今暮らして居るシェルターも、皆が引っ越した後は、また手を入れて、再利用です。奥の方の新シェルターは、その先も考えて作られているのです。

食糧難に対しての計画にも入っているので、かなり自給自足用プランテーションや、倉庫等に変わるでしょう。会員の中には、そのあたりの事も考えての、人が選ばれているのです。

                     　　　　　　  storyteller🐑