世界中の感染症は拡大しようが、収束しようがメデカルデバイスブレスレットの注文は一向に減らないようです。
皆が、特に此処の病院の会員関係者は、健康に関しては、管理意識が強くなったようです。
特に会員本人だけではなく、身近な人も同じです。一般市民は、かなり自由志向の人も居るようですが、政財界の主要メンバー は責任が有りますし、意識の高い人も結構居るのです。
そのような人達は、思考の物差しが違いますから、特に此処の病院の会員たちは、とても大きなスケールで考えていますし、ずっと将来に対しても、先読みしています。
現状どうであっても、身を守る事には細心の注意を払っていますから『MRS1の注文は途絶えません。出来上がらない人達は、医療用の物をしていますが、仕事上もアクセサリーのブレスレットに見えるものが希望です
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セージ《・・・......ブツブツ .....αβγζηθ...λμ
エルダー《何だ何だ、何か問題が出て来たのかい?急いでたくさん作れとか?
セージ《それは言ってこないよ。“品質は落とすな”だからね。“疲れたら十分に休みも取りなさい”って言われたよ。
慣れてきたら、結構単純作業を継続してやるのって、疲れるだろう?俺たちは職人技は必要とされていないけれど、只の職人だけで満足できる性格とは,違うからね。
エルダー《この間セージ気分転換にか、時計型のを作っていたよな?
フランツ《あれは、まぁ遊びで防水型の時計で他部分がこの『MR1』なんだよ。余りごつくならないように時計は女性用の小さな時計を使ったんだろう?
エルダー《えっ、そんなの作ったのかい? 俺見ていないよね。早いなぁ何時作ったんだい。見たかったよ。
セージ《見られるよ。直ぐに戻ってくるはずだから、研究所でチェックして問題なかったらSugar用に作ったものだからね。
時計の針の動きが、もしかしたら使えないかもしれないって思っているんだ。上級研究員の人体の知識で作った、オプションをプラスして、実際は患者に合わせて仕上げているだろうからね。
フランツ《上級研究員の知識は、もう神だからな。どんだけ頭が良いんだって思うよ。そんなIQが高い人が多いから、マイナス面もでてくるから、アートカレッジ併設したんだそうだよ。
ここはだいたいIQが高い人集団だから、トラブルが少ないんだよ。でもどうしても味気ない国になってしまうから、そこが悩みの種なんじゃぁないかな。
エルダー《俺なんか足元にも及ばない人ばかりだからね。此処の大学に入るとたとえ高校まで成績がずっとTOPだった学生であっても、普通の学生だからね。
セージ《エルダーがそんな事言ったら、俺なんて本当にバカだからなぁ。普通にビリでも有名校に入れば良い位の、成績とって居れば良いって言うだけだったから、あんまり勉強はする方ではなかったよ。
イリスなんてきっと凄いIQ高いんだと思うよ。俺は推薦状書いてもらうのに、一応狂ったように勉強する羽目になったんだけれどね。
俺の国の学校は、スキップするシステムは無いんだ。此処の大学と言う事で、例外としてスキップして入ったんだよ。俺は周囲の人と、運だけは良いみたいだね。
エルダー《あぁ、此処の大学に入ったって言うだけで、知らない人も多いらしいけれど教育界では、もう名誉らしいんだよ。俺の学校では俺で2人目だそうだよ。
どうも上級研究員に先輩が居るらしいんだ。誰か知らないけれどね。で、何だよ、今年分スケジュール表の修正でもしているのかい?
セージ《あぁ、今のままだと、もうこれのみで今年が終わってしまうのもなぁ~。
夢が無くなると、仕事に潤いがなくなるだろう?何か良い方法がないかなってね。
フランツ《教われば、出来る事があればアルフィが“手伝おうか?”って言っていたぜ。モリアーティも、それほど不器用ではないから、手伝っても良いって言っていたしな。
結構つぶしが効くのが此処の研究員だからね。リヴェール教授が、マルチ人間だからね。何となく皆がそんな雰囲気になるんだよ。
エルダー《少ない人数で、あれこれ出来るって言うのは、特に緊急時には便利だよ。性格も、結構な野次馬が多いしね。面白そうだと思ったら、自分もやってみようって気になるんだよ。
セージ《俺は興味を持ったことだけには、熱心だけれど、興味が無いとまるで、何も知らないんだよ。物にたいしてもね。出来上がってしまっている物にはあまり興味が無くて、自分で好きにカスタマイズするのが好きだしね。
エルダー《あっという間に4月になったよね。もうさ、余りぶっ飛ばさなくても良いんじゃぁないの?
却って、何時までに何個ていう方が、精神的には楽だよな。今回は皆かなり生真面目にやってしまっているけれどさ。
セージ《何だか此処の国が、感染者0なのが、申し訳ないような気がしてさぁ。それにはちゃんと理由があるにもかかわらず、少しでも役に立つならって気になるんだ。
ニュースで見るみたいに、ロックダウンしたりするほどの世界的に拡大する感染症なのに、ショッピングや飲食や遊びに出なければいられない人が多いのに驚くよ。
フランツ《ま、家族間はハグやKissはついやってしまうんだろうけれどね。顔洗ったり歯磨きするのとおなじだろう?シャワー浴びたりを控えたら、気持ち悪くてイラっとするものなぁ。
セージ《じゃぁさ、結構ぎっしり入れちゃったけれど、アルフィ達にも手伝ってもらってジムに行ったりする時間を、もうすこし入れようか...
エルダー《あぁ、入れようぜ。今年は筋肉美大会やるって言うしね。普段通りのペースでいこうよ。気が付かないうちに、呑気な俺たちだって、ストレス溜まるんじゃぁないのかなぁ。そうしたら、他の病気になるからね。
フランツ《エルダー、お前ストレス溜まったことあるのかい?見た目少し神経質そうに見えるけれど、一番お気楽人間かもって、俺は思うんだよな。
のんびり穏やかで明るいセージの方が、神経は細やかだと思うしな。ま、人の事は分かるけれど、自分事は分かりにくいから、俺なんて自分でもよくわからない性格だしな。
エルダー《シャイ、フランツは凄くシャイだよな。優しいし、冷静に見ているし、慣れるまで時間がかかるし、でも親しくなったらやっと色々話す様になったけれどね。
大概一番先に声かけられるのは、セージにだよな。明るくて穏やかな雰囲気だから、安心して話しかけられるよ。
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そんな事で、皆で手分けしてやれば、自分のやりたいことも少しやれば、気分転換にもなるので、長期戦には良い方法だと言う事になりました。
新しくメンバーに加わったアルフィやモリアーティ達も、きっと直ぐに覚えてくれるでしょう。流れ作業にしても良いのではと言う事になりました。
心臓部はセージ君がやって、エルダー君に回して、フランツさんからアルフィ君達は単純で一番時間がかかる、やすり掛けを手伝ってもらったら、ピッタリの作業です。
仕事柄、アルフィ君やモリアーティさんは、目が良いので、見本通りの仕上げをしてくれるでしょう。
storyteller@Sugar