リヴェール教授からの連絡で、ターナー教室は、今取り掛かっている作業を限よく終わらせたら、もう作業は止めて、ゆっくりと過ごす様にと言う事になりました。
完全に今年は自由時間に使って、好きな研究したり、本を読んだりしている教室も多いのですが、ターナー教室だけは、仕事量をセーブはしても、仕事が続いていたのです。
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Drターナー《もうさ、適当な所でやめようぜ。『MRS1』も今途中なら仕上げて終わり。『UWD』の追加はモリアーティ達が仕上げて提出してくれたんだろう?
モリアーティ《あぁ、アルフィと2人で仕上げたよ。アルフィの仕事もネット関係作業はシムノンが代行してくれたからね。
今度からシムノンのネット関連作業も、内容が変わるそうだからね。割合時間に余裕は出来て居たんだ。
エルダー《セージが忙しかっただけだったから、今分で終われれば、もう今日で終われるんじゃぁないの?俺は終わるよ。
セージ《うん、俺も今日で終わらせるよ。
フランツ《ホント、ここは皆働き者だからなぁ。頼まれれば色々出来るマルチ研究員のヒヨコが集まって居るからね。
モリアーティが上級研究員で、此処に来たのは....。皆若いからね。
シムノン《セージが意外とフラフラ遊んでいるかと思うと、集中しだすと一気に
作業を進めるからな。
俺も慣れたら気にならなくなる方だけれど、周囲の音とか聞こえないんだろう?歌とかハミングしているけれどさ。
エルダー《あれは癖みたいだよね。最初は何ブツブツ言っているのかと思ったけれど、色々な歌歌ったりハミングしたりして、リズムに合わせた作業やっているんだよな・笑
確かにBGM付きだと、疲れにくくて効率よく出来る作業もあるからね。
Drターナー《前からだよな。気分は良さそうだよ。で、突然気分転換で、ふらふ
ら遊びに行ったり、ま、楽しくやってくれれば良しだよ。
前は突然家に、帰ってしまったりする時も有ったんだよな。具合でも悪いのかと最初は思ったけれど、そうじゃぁ無くて、家に帰りたくなる時があったりして、家で作業してきたりな。
セージ《う適当で良いって言うから、凄く家に帰りたくなる時が有ったんだよ。最近は余りなくなったけれど....
フランツ《ま、調子が悪いので無ければ、在宅で仕事して居る研究員もいるからね。此処は自由なんだよ。
アルフィ《ま、仕事内容に寄って、在宅と言う訳には行かない場合もあるけれどね。良いんじゃぁ無いの。人それぞれで、俺はこの教室の仕事のやり方は好きだよ。
必要な時は、サポートし合ってやれることはやって!その為に皆、必死で資格取ったりしたんだろう?若い時の方が、資格取りやすいって言われてさ。
巧く乗せられたけれど、やっぱり取って置いて良かったっておもうものね。
モリアーティ《ま、やっている研究が好きな事で楽しいからね。俺も大物の研
発開発より、此処の教室の来て小規模にコツコツやる方が好きだから、良かったよ。
華やかではないけれどね。落ち着いて出来るよ。
モリアーティ《皆結構適当な性格しているのが、集まって居るんだよ。室長に合わせてな!ターナーが室長なんて、変な教室だと思っていたんだよ。
本職は外科医だぜ。それもメディカルジャーナルに、一時取り上げられていた、よく言われる、若くして天才的ゴッドハンドの外科医チームとかね。
シリーズで、取り上げられていた時があったよな?
セージ《腕や性格が全然ゴッドハンドとは思えない所があるよ。俺の事言えないくらいに、ドジな事やっている時もあるんだよね。安心しちゃうよ。
そうそう突然だけれどさ、メディカルジャーナルから出して居る他の雑誌に『世話すると良く光る?光合成で発電する観葉植物』って言う小さな記事が出ていたの読んだ?
Drターナー《俺は読んでいないよ。ああ言う雑誌はつまらん!
アルフィ《あれっ、あれは医者が読む雑誌だろう?そこから取材されたんじゃないの?でも興味ないんだ。チームが掲載されたのに?で、光合成で発電って?
セージ《う少ししか書かれて居なかったから、ネットで探したらオランダの大学の研究室のサイトに書かれていたんだよ。
畜産が温室効果ガスを多く輩出するから、これからはビーガンが増えるとか、書かれていたよ。
で、それらを研究している大学で、植物の光合成システムを電力に変える技術の実用化が始まって、照明の機能を持つ観葉植物があるっていうんだよ。
Drターナー《前にエルダーが似たような事いっていたよな?サイト見つけたのかい?それの研究した結果光合成をする時、有機化合物を土に放出するんだけれど、土中のバクテリアが電子と陽子を作り出す。とかって言うんだろう?
セージ《うん、オランダではもう実用化し始めているんだってさ。オランダは凄い国だよね。即行動するのが早くってさ。
シムノン《あぁ、俺もそんな事書いてあるサイト見たよ。ベルギーとかでもかなり研究を進めているらしいし、ヨーロッパでは今盛んに研究して、実用化しているそうだよ。
モリアーティ《デンマークとか北欧などでは、此処と同じに、もうすでに車は廃止してコーチ等くらいの公共乗り物にしているとかって見たなぁ。
パンデミックの間にかなり汚染問題に対しても、考え方が変わってきたんじゃぁないか?
モリアーティ《当然リヴーェル教授の仲間などが、噛んでやり始めているんだろうね。前に聞いた事が有るよ。医療関係者やその他ほかの分野の人達が連携取ってやらないとなかなか進まないってね。
でも何処かが一歩踏み出せば、必ず同じ考えの人が繋がってくるってね。でも良い事
をやり始めても、気を付けないと必ず悪用する、悪質な人も出て来るからってね。
“悪用する頭が有れば、良い事を考えればよいんだけれどね”ってね。確かにだよな。
シムノン《あぁ、ハッカーだって、それやる知識が有ったら、もっと有益な事に使えば良いのに、どうしてなんだろうなぁ。
セージ《うでもさ、ちょっとしためぐりあわせで、人は悪い方の道に入ってしまうんだと思うってSugarは言っていたよ。
全員良い人ばかりだと、世の中はバランスの悪い変なねじれた世界になるんじゃぁないかってね。
“誰の心の中にも、天使と悪魔が居て、本当に賢い人は、使い分けが上手に出来て、人に迷惑かけたり、犯罪行為には使わないんでしょうけれど、中途半端だと、変な方に行ってしまうんじゃぁないかしら”ってね。
だから、うちでは時々ハチャメチャパーティを週末にやるんだよ。Sugarと2人だからね。その日は酒飲んで、酔っぱらって、悪い言葉で話したりして、バカ騒ぎしたりするんだ。日頃は使わないけれど、悪い下品な言葉だって知っているだろう?
そう言うのを吐き出して発散してしまうんだ。やってみたら、その後凄く疲れて、酔っぱらって寝てしまったりもするんだけれど、その後からだが軽くなった感じで、スカッとするんだよ。
パーティやった次の日は、掃除や片づけ物が大変なんだけれどさ。俺自分の中にそんな澱みみたいなものが有るとは思わなかったよ。
だから、きっと俺は何か研究開発したりしても、悪用する事は無いと思ったよ。
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そんな話に皆なぜか凄く納得したりして、確かに善人ぶっているけれど、意地悪な気持ちになったり、人を見下したりもする時があるし、いやらしい事を考えたりする時もあると気が付いたりしたのでした。
良い育ちをしている人が集まっていますが、時には表に出さなくても、スケベ根性もない訳では無く、チラッとずるい事を考えたりもあると思ったのです。
理性で持ってブレーキがかかりますが、立派な地位のある人が突然その地位を失うようなバカげた事をやったりするニュースを観ますからね。
そんなあれこれやゴシップなども、色々な雑談をして、楽しいひと時も過ごしました。
Storyteller@Sugar