仕事の前の大事なひと時....

MrsSugarとセージ君は今朝は早い目に家を出て、プランテーションの様子を見て、暫く散歩してベンチで休憩。暫くお喋りしてから仕事に入ります。

気候は今日は結構まだ暖かいので、動き回ると暑くなるので、軽装です。何年か前には、もうかなり冷え込んでいたのですが、かなり気温が高くなっているので、シェルター内の温度調節も外気に合わせて気温差があまり変わらない様にしてあります。

セカンドカントリーでは、一応外の家で暮らすのを目的にしてあるからです。
　　　　
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MrsSugar《今日は何時もの時間に帰れる予定なの？私はCafeで待って居るのが良いのかしら？

セージ《うん、もし予定が変わったら連絡するから、連絡が無い時は定時で帰るからね。適当に待って居て！もしSugarが早くに帰る時は連絡くれたら、俺はまっすぐ家に帰るから...。

MrsSugar《“何時までもハネムーンみたい”だって笑われるのよ。もう結婚して３年って言ってしまうけれど、全然違っていて６年経つのよね。

セージは１８歳で結婚したんですもの。

セージ《家族も納得しているし、１８歳で結婚は問題ないんだよ。実際は飲酒なども、家の中でならもっと子供の時からワインなど飲んでいるしね。

MrsSugar《そうそう、セージはお酒もかなり強いらしいものね。でも家で飲むとお酒って早く酔ってしまうんですってね。セージはお酒飲まないって言っていたでしょう？

セージ《飲まないって言っておいた方が面倒くさくないだろう？でないと誘われた時に断るの面倒だからね。だから皆には、ビールでもグラス１杯と言っているんだ。

だから、パーティなど行っても皆あまり勧められないから、簡単で良いんだよ。

MrsSugar《でも、家で飲むとき美味しそうに飲んでいるじゃぁ無い？男同士の飲み会？みたいなのに参加しなくても“付き合いが悪い奴だ”とか言われないの？

飲み仲間って言うのは、男女は問わず又特別に親しくなるって昔聴いたし観たわよ。

セージ《そんな事は此処では無いと思うよ。アルコールが入らないと親しくなれないなんて、変じゃぁ無いの？素面できちんと向き合って話した方が、誠実な話だろう？

確かにSugarとは、ハチャメチャパーティで酔っぱらう程飲んで、言いたい放題、行儀悪く騒いだ後は、より親しくなるけれどね・笑

Sugarが酔わなければ見られない様に、はしゃいだりして...子供に戻ったみたいで可愛いよ。

MrsSugar《あら、セージだって意外と不良少年みたいで...意外と悪じゃぁないの！って思ったわ。子供の時イリスの代わりに、喧嘩をかって暴れたって言うのが判ったわ。それまではイリス達の話はオーバーに言っているのだと思っていたわ。

MrsSugar《やっぱり人は色々な面を持っているのね。やんちゃ坊主だったってミントも言っていたし、怒るとセージは怖いってアニー達から聞いてもいたんですけれどね。

でも私は何時も穏やかで、優しいセージしか知らなかったから、ハチャメチャパーティでもして、不良の部分も消耗してもらわないと！って思ったのよ。

それでもセージは優しいですものね。

セージ《俺は誰にでも優しくは、出来ない方だと思うよ。頼まれ事には納得できれば、親切には出来てもね。相手と、話の内容に寄ってだよ。

無条件なのはSugarにだけだよ。でも、６年経ったなんて思えないよ。まだまだ、愛は育てないとならないよなぁ。

ほら子供育てるのだって、１８歳くらいまでで何とか形が見えて来るだろう？

MrsSugar《そう言う風に考えたら、まだ先が長いわね。私生きているかしら？微妙よね。昔の寿命で老衰で亡くなっている有名人も居るでしょう。

セージ《８～２歳が付く間の年齢で死ぬ人多いよね。２７～３２歳とか、６７～７２歳とかさ。Sugarがお気に入りのアーティストだって、病気ではなくて自死だったりするけれど、DJのアヴィーチー、ブライアン・ジョーンズ、ジミ・ヘンドリックスとかさ。
MrsSugar《ジャニス・ジョプリンやジム・モリソンとか、ニルバーナのボーカリストとか、皆ミュージッシャンで、ドラッグが原因だったりが多いみたいだけれど、売れたら仕事が忙しかったり、ファン疲れも大きなストレスが溜まるんでしょうね。

過労死みたいなものよね。

セージ《ファンは結構残酷だからね。有名人などになると大変だよね。

MrsSugar《アメリカ人のシンガーは自家用機の事故で亡くなった人も少なく無いわ。そうそう、セージもグライダーの操縦など気を付けてよね。

今はグライダーに乗る時間など無いでしょうけれど、ライセンスは取ってい無いけれど、小型飛行機やヘリの操縦習っていたでしょう？
リヴェール教授はセージにライセンス取って欲しいのよ。そんな話には乗らないのよ。セージの事だから、ちょこっともう空飛んだと思うのよね。
私には言わないけれど...

セージ《Aha!ちょっとだけだよ。知っていた？遊びでね。俺エンジン付きには興味ないし、断ったんだけれど、まぁチラッと知っているだけでも、役に立つ事があるだろ
うからってね。

万が一乗客で乗っている時、操縦士にトラブルが起きた時全く知らないより知っている方が、代わりに操縦できるからってね。
そんな時はライセンス持って居なくても、代行できるって言われれば、そうとも言えるだろう。

MrsSugar《セージもそう言われると、素直なんですからね。絶対にライセンスなどやたらに取らないのよ。一緒に居る時間が絶対に減ってくるわ。
そうそう、まだ私に内緒にしている事あるでしょう？

セージ《えっ、そんな事無いよ。ただ、クラブ活動でジュニアセーリングクラブ
があるから、ちょっとだけ参加したから、その後持ってても良いかと思って、船舶のライセンスは持っているよ。車の免許と同じだから、言わなかったけれど...

MrsSugar《やっぱりねぇ。別に欧米人の感覚からしたら、余りたいした事ではないのよね。気にしないで、こうして普通に色々話して居る時に知れば良いんですからね。
お互いに話したくない事は、話す必要はないですし...。

セージ《うん、俺もそう思っていたよ。でも、俺はSugarの事もっと色々知りたい。何でも知りたいって思っているのが本心だよ。

そんな自分が嫌なんだけれど、Sugarの過去を知る事で、寄り身近になるような気がするんだ。例えば辛かった事なども、話す事で楽になる場合も有るだろう？

日本は詳しくは無くても、TVで色々見ても、暮らすのが大変そうだ。自分の自由にはならない事が一杯だろう？

国が女性や子供の事を守ってくれないようだしね。それに男女平等の意味が、全然違うように見えるよ。

MrsSugar《皆一緒が好きですしね。何か優れていたりすると、潰されるしね。応援してくれる家族も居るでしょうけれど、私はもう子供の時から、周囲の大人都合で暮らしていたわ。

結婚したら結婚したで又夫次第で、バツイチになって、介護もして何もかも終わって、天涯孤独になって、やっと自由に暮らせるようになったのよ。で、此処に移民したの。
一人になっても、周囲とのお付き合いは日本語同士なのに通じない人も多くって！こむぎさんと同じよ。私が変わっているのかもしれないけれどね。
彼女は此処に来たけれど、親友ではないのよ。たまたま、同じクラスだった事があっただけなんだけれど、急に親しく寄って来て...。

結局、彼女は此処の暮らしは合わなかったのね。言葉は英文科出ているから、読み書きはちゃんとできる人だと思うわ。私のいい加減英語とは違って！

セージ《でも言いたい事は初めて逢った時から、俺は解ったよ。俺の言っている事もほとんど判っただろう？だから話していて楽しかったよ。

Je suis si heureux de t'avoir rencontrée. Pour moi, c'est encore juste comme si c’était un rêve.
Ma vie a beaucoup changé depuis que nous nous sommes connus.Je t'aime et je t'aimerai pour toujours.

MrsSugar《 Je suis toute séduite par ton sourire.Lorsque tu es blotti tout contre moi, mon coeur déborde de joie.

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暫く話してから、それぞれに自分の仕事場に分かれて行きました。又夕方には一緒に過ごせるのに、笑顔で分かれるのですが、セージ君は凄く寂しそうな眼をするのです。

なので、MrsSugarはいつも対象が悪いのだけれど、犬を思い出します。昔飼っていた犬に少し離れていただけでも、どんだけ長い間別れて居たのかという位に、抱き着いてきて、何時までも口の周りをペロペロ舐めて、嬉れションする犬がいたのです。想像力逞しいMrsSugarなので、そうは言いませんでしたが、家にいる時背中合わせにでも何処かくっつけてくる犬もいて、セージ君は似ている所もあるのです。

思い出すと思わずクスッ！と笑ってしまうのですが、セージ君に見えないようにです。

                     　　　　　  Storyteller@Sugar