以前のサイクルクラブも、色々なメンテを頼まれるので、前よりは広くなったのですがメンバーが増えたので、あまり広くなった感じがしませんでしたが、今回は本当に全員集まっても多少余裕がある気がします。
来年も変わらず、空いた時間には、リハビリ用自転車や、ベビーカー、車いすets...のメンテの仕事もこの部屋でやるからです。
合間を見て、自転車は又組み立て直しをボチボチやる事にしました。ドロップハンドルはスピードを出し過ぎるだろうと、禁止になってしまい、密かにつけ直しを企んでいたセージ君はガッカリです。
こう言うところは、結構悪な所があるのが笑えますが、バレバレなのです。
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ライモン《今回は本当に広くなったんですね。これなら３人くらい同時に作業が出来そうですね。年開けたら又教わりながら、自転車を組み立てないとですね。
僕はとても楽しみです。皆さんの足出まといでしょうけれど、宜しくお願いします。此
処の会員になって、この国で暮らせるようになって、僕は今までに無い位に幸せです。
Drターナー《まぁ、特別大使様だから、此処に来た時だけは、皆と同じにリラックスして楽しむといいさ。
外では大使様だから、少し改まって、話をしたりするだろうけれどな。ま、セージは前
からの友人だから、そのまんまが自然だし、皆納得だろうからな。
Drマロウ《しかし、最初此処に入院した時からすると健康そうになったし、生き生きしているから、精神的なものは大したものだね。
セージ《まぁ、そんなに気を遣う事はないよ。ライモンは友達が居ないんだから、気が合う様だったら、親しく話したって良いんじゃぁないの？
今では仕事がたまたま、大使だって言うだけでさ。態度を使い分けることはないんじ
ゃぁないの。すました顔しているけれど、俺から観たら昔のまんまの女好きな、パーテ
ィ以外は無趣味な奴だよ。
ライモン《Ahaha、、、確かにそうなんだよ。だから、此処のメンバーに加えて貰えて人生始めての趣味かな。友達らしくしてくれたのは、セージだけだからね。
セージ《あ、でもさ、人間的には悪い奴ではないからね。一般常識は知らないか
ら偉そうな事言ったら、ハッキリ“それは変だ”って言ってやった方が良いんだよ。
ライモンが此処の仲間に入りたかったらね。
エルダー《俺はライモンの元の暮らしを全く知らないし、此処で出逢っただけだから、何の抵抗もないぜ。只のライモンでしかないよ。
アレン《俺達もだよな、どこぞの国の大公の親族だって聞いたって“へぇ～そうなんだ”って思うだけだよ。医療関係者であっても、入院した時の検査結果を知っているだけだからな。
アルフィ《大体が、此処の職員達は結構家柄が良い人が多いから、まぁ普通に仕事仲間だったり、遊び仲間だからね。後から実は貴族だったとか知るだけだよ。
Drターナー《俺からしたら皆仕事仲間か患者だけれどな。白衣来ていない時は只
の知り合いかな。気を使ってばかりは性に合わないんだ。
良いんじゃぁ無いの、ライモンが“仲間内で居たい”と言うなら皆人間同士だって事で
な。
Drマロウ《ま、それでも大使になったと言うのも、大変な仕事だよね。でも持病があるから、サポートの事務官達が居るから、良かったじゃぁないか...
シムノン《大使と言ってもこの国に居たら、仕事って余り無いんじゃぁないのかい？同国人が居ないんだし、今は学生が研修やその他で来ることもないだろうからね。
今の状態は来年も継続だろうからね。この国はまだ当分鎖国状態だろうしね。早く落ち着いて、普段通りの暮らしに慣れないとね。
セージ《もう冬休みに入ってしまってよいんだろう？年開けたら、ジムやプールとか図書館は通常通りなんだろう？
仕事は基本休みだけれど、俺ちょっとやりたい事が有るから、研究所内のコンピューターとか、使いたいんだよね。
アレン《またまた、新しい事何か始めるのか？お前は遊んでいるのか、仕事をしているのか判らないからなぁ。
セージ《プライベートな事に使いたいんだけれど、出来上がったら仕事にも利用出来る事だよ。仕事はまだ途中の基本しか出来て居ないんだよ。
エルダー《ホント！セージは忙しいんだか、暇なんだか...その気になると、凄い集中して作業をやっているかと思うと、何考えて居るんだか、ボンヤリしている時もあるからね。
アルフィ《でもさ、あれこれ仕事量は多いよね。管理人がやっていた、メンテの作業もこちらでやる事になったら、さらに仕事は手広くやる事になったよな。
でも、ここは自分のペースでやれる時が多いのが、助かるよな。むしろよっぽど緊急の
仕事はサポートし合ってだし、やる事は俺でさえ一生あるからね。
上手になるべく休憩も取るようにだからね。疲れたりしたら、ストレスで病気になったり凡ミスが出たりするのが、一番の損失だからね。
忙しくても、もう少しやろうかな？と思った時はやめる時だそうだからね。余裕が有る
時は、そう言う風に思わないそうだって言うのは、確かにだよね。
エルダー《クスクス、、、。そう言えばセージは、最近は安定して規則的な時間帯で仕事して居る様になったけれど、以前は来てまだ数時間しか経っていないのに、突
然“俺今日はもう帰るから...”ってね。
何か用事が出来たとか、疲れたからとか言うんじゃぁ無くて“帰りたくなったから家で
仕事するから...”って帰っちゃったよな。
セージ《だって、家に帰りたいんだもの。そう言う時は我慢して教室に居ても、作業は捗らないからね。家で出来る仕事持って帰って、家でやった方が良いんだよ。
アレン《確かにだけれどよぉ。お前の言い方は“思った事まんまなんだな”普通はよぉもう少し尤もらしく言うだろう？
そう言うところは正直と言うか、ガキだよなぁ。どうせ、シャラァ～とした顔して帰っちゃうんだろう？
アルフィ《ほとんど出て来ないで、家で仕事している研究員も居るそうだよ。必要な機器を使ったり、資料を見るのに、図書館に本を借りに出て来るくらいだって言うのや、反対に主に図書館の資料室と言う人も居るそうだからね。
Drターナー《理事長みたいに“医学者と農業は同じような事やっているから”
って、最初は一人で資料作って実験して、プランテーションを始めたんだぜ。
“同じ生き物を病気から守って、健康に育てる事だから”ってよぉ。でもだから今
こんな時になったけれど、何時もフレッシュな野菜とか食べて居られるんだよな。
そう聞くと凄く最もだって思うだろう？
Drマロウ《本当だよね。俺達が全員此処へ移動したから、前の家辺りはプランテーションを増やすそうだよ。
自分が住んでいた所に泊って、自転車やトラムで、此方と行ったり来たりだそうだよ。
奥さんも庭作り好きな人だから、夫婦仲良く作業みたいだよ。
ライモン《他にも手伝う人が居るんだろう？僕達も落ち着いたら、プランテーションは手伝わせて欲しいんですよね。どうやったら良いか教えて欲しいしね。
妻たちもやりたいって言っているんだよ。皆OKが出れば、覚えたら同じように自国も
考えないとならない事だからね。
セージ《基本土の土地は、一部の野菜にだけしか使わないんだろう？蕎麦とか、オーツとかは土で作るそうだけれど、根菜類は土は使わないらしいね。
でも、色々研究して、かなり味の良い物が、出来る様になったそうだよ。森林管理人
の人とかが、森林も守って、野菜作りの研究も手伝ってるんだってね。
エルダー《美味しい野菜作りは結構難しいそうだからね。皮が有る物は皮は柔らかく作るのが難しいそうだしね。ま、そこそこの出来だったら良しだね。
アレン《ま、構わないけれどよぉ。まさかファマーになるとは、考えて居なかったよ。収穫した野菜の、成分分析とかも検査しているんだぜ。
笑えるよな。でも肥料とか、照明の当たり具合や、プランテーション内と外で作った
物とでは、成分とか味とか違うんだよ。
で、それ関係はかなり手間がかかるから、アルフィお前やるんだぜ。肥料の配分など
の成分とかな。一番大事な検査かもだよ。
アルフィ《わかったよ。それによって、食べ物が以前と違ってきたら、皆の体質の変化もだろう？ だろうと思っていたんだよ。
シムノン《ターナー教室の作業が、地味だけれど皆の暮らしに直結しているの
を開発したり、検査したり統計取ったりが多いんだね。
病気以前の事などだね。俺も皆のメデカルデーターの管理や、患者のもだから個人情報の取り扱いだから、気を付けないとだよ。
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今日はこれからのそれぞれの仕事が変わる事や、周辺国の様子や、最近昔から活躍しているアーティストが死去した話しや、お気に入りの女性アーティストの話等、多岐にわたりあれこれ楽しく話しました。
それらの事は、ライモン君が一番変化があって、まったくと言ってよい位ロックだとか、その他のヒット曲などあまり知らなかったのも、最近は話題について行ける様になったのです。
ネットラジオなど聞く様になって、ウキウキ仕事をしていると、時には大使補佐官に渋い顔をされたりするのです。
でも他国籍の友人でもある領事官などは、とても明るくなっって良いと思うとサポートしてくれています。
Storyteller@Sugar
