音楽聞きながらDay to do nothing

今は家の中も落ち着いて、今日は身も心もDay to do nothingの日です。昔はセージ君に休みの日はよく言われたMrsSugarです。
つい天気が良いと“さぁって、今日は洗濯して、何をしましょうか！”と言ってしまったのですが、セージ君は休息日は時計も見ないで、気ままにDay to do nothingが休日なのです。

以前は此処の大学に入ると決めたら、長期休暇はCafeにアルバイトに来て、その他の時間は、寝る間も惜しんで勉強浸けの日でした。その後も学生の間は、アルバイトと授業で、呑気そうに見えますが、実際はかなり詰め込みの日々でした。

ですから、本当にやっと本格的にゆっくり休日を過ごすのは、これからなのでしょう。海外の大学生たちは、実によく勉強をしていますし、ストレートに大学に入った人ばかりではなく、年齢も様々だったりです。

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Mrs Sugar《もう少ししたら陽が当たってくるから、マットの上で寝転がって、日光浴しながら、本でも読もうかしら...借りっぱなしで、まだ数ページしか読んでいないわ。

セージ《あのさぁ、俺も読むから読み終わったら、俺に渡してくれよ。そのつもりで少ない目にしか、借りてこなかったんだからね。Sugarは今回は大人向きの本のミステリーを借りたんだろう？児童書は卒業出来たんだね？

Mrs Sugar《何言ってるの！卒業するわけ無いじゃぁ無いの。読みたい本の児童書が無かったから、大人用のを借りてきたのよ。
Cafeの皆が“面白い”って話している中から、読みたいのを選んだのよ。
セルフィーユがミステリーが好きだそうで、割合よく読んでいるのよ。昔の私が若いとき読んだのも結構知っているのよ。だから話していても面白いわ。

Mrs Sugar《ですからRichard Osmanの「木曜殺人クラブ」と、Bella Mackieの「家族を殺す方法」を借りてきたの。今人気のペーパーバックよ。ハードカバーは手が疲れるでしょう？

セージ《Bella Mackieの「家族を殺す方法」てさ、ヘンリー王子の本と並べて売られたって確かニュースになったんだよ。ま、ジョークなんだろうけれどね。
一寸笑えちゃったけれど！Sugarはまさか俺の事殺さないでくれよ。

Mrs Sugar《あらっ、そうなの？そう聞くと私セージの事くすぐってしまおうかな？嘘みたいにセージは笑い転げて“死にそうだから止めてくれぇ”って言うじゃない。

それで本当に笑い死にしたら、私殺人犯になるのかしら？カウチから落ちた事あったじゃぁない？あれで打ち所が悪くて死んじゃうって事もあるものね。

セージ《怖い事言うなよ。でも、いいよ。Sugarになら殺されても...ゴーストになって、今よりもっと何時も側に居るかもだぜ。あっ、そうだ俺は速読だから、先に貸してくれたら、大至急読んで渡すよ。

Mrs Sugar《別に急いで読むことは無いわよ。本位ゆっくり読めば良いでしょう？そう言えばセージ本読むの早いわね。以前は勉強が忙しかったから、速読は良かったかもですけれど、今はゆっくり読んだら？

私は以前は結構早く読めたんですけれど、最近は目も悪くなってきたのか、遅くなった
わねぇ。

セージ《Sugarは数ページ読むと寝てしまうからだろう？で、続き読むときに、何処まで読んだか忘れてしまって、スイッチバック読書だからなかなか進まないんだよ。

Mrs Sugar《ま、失礼な。でも確かにだわ。これから良いところで、意識が無くなるのよね。けしてつまらない訳ではないんですけれどねぇ。

でもいい訳では無いんだけれど、若い時からそうなのよ。寝る前に何時も読んで寝ていたからかしら...。セージもそう言えば、大概一緒に寝ているわよね。

以前は勉強している姿しか見なかったけれど、やっと最近セージらしい暮らしになった
のね。

Mrs Sugar《あっ、観て！あのバンド最近凄く人気があるバンドなのよ。イタリーのバンドで凄く若いのよ。アッ、セージと同じ歳かしら？

セージ《Put your loving hand out, baby♪　‘Cause I’m beggin’I’m beggin’, beggin you～♪
Mrs Sugar《又物まねするのやめて！もう....でもよく似ているわ。あの変な声よく出せるわね。中学生の時の友達が組んで、ストリートミュージシャンだったんですって！大注目だったでしょうね。

セージ《いま世界的に広がったけれど、エックスファクターに出て有名になったバンドだろう。他にもサンレモ音楽祭2021で優勝したり、幾つも賞をもらっているって言うんで、結構知れているバンドだし、Sugar結構動画観ているだろう。

だから色々な曲覚えるのはSugarの影響だね。それにね。俺達が結婚した年にデビューしたバンドなんだ。“すげぇ声しているバンドだな！”って思ったから、知っていたんだよ。

女性ベーシストはイタリアとデンマークのハーフで、セミヌードでステージに出たりしているから、男には話題になっていたからね。

バイだそうだけれど、幾らなんでも刺激的過ぎるって言われてbust top sealを貼ってる
けれど、よく剥がれるってね・笑結構前から知られているバンドだよ。

Mrs Sugar《へぇ～そうだったの。サンレモで優勝した時の衣装が素敵よね。unisexを意識したコスチュームだそうだけれど...。どうですか、同世代の者として...

セージ《大体イタリアンファッションは、俺は着ないけれど、大胆でお洒落だね。ステージ衣装はかなり凝っているって判るよ。

全員トップレスもかなり多いけれど、ステージは熱そうだから良いんじゃぁないの。彼らはステージ上もだけれど、俺は家の中ではヌーディスト賛成派だからね。

Mrs Sugar《解ったわよ。もう見慣れたし、自分でも思い切って裸で日光浴してみたら、確かに凄く気持ちが良かったわ。
でも日本人が見たら体験しないで頭から、いやらしいとか、色気ちがいだとか言うわ。

セージ《でも、きっと何時か日本人も変わる時があるんじゃぁないの？そう言うの結構平気じゃない？相撲レスラーの恰好だって、俺達からしたら、却って恥ずかしく感じるし、気温が高い国だからか、裸祭りが多いじゃぁないか。

Mrs Sugar《そうよね。もっと若い人達が、海外で暮らすと良いのよね。留学とか積極的にして、旅行だけじゃぁ解らないわ。まずは学校生活が全然違いますしね。

障害を持った子等は海外留学したら、苛められる事は日本よりもずっと少なくて、伸び
伸びと暮らせるわ。相手の立場に立って考えるのは苦手だから「空気読め」なんて、相
手に強要するのよ。
思いやりがあったら、自分が相手の空気読まないとね。

Mrs Sugar《私ねO・ヘンリーの「賢者の贈り物」の話も小さい時から好きで、いくら愛し合っている夫婦でも、何も言わないと行き違いになってしまうんだ！って思ったわ。セージが同じ事言ってくれたんで安心したわ。

だから、セージが沢山お喋りして、何でも話し合おうね！って言う考えは大賛成なの。
ミントは“セージは家ではあまり話さないのよ”って言うけれど、何時も色々話してくれるから、良かったぁ！って思ったわ。

セージ《俺はどうでも良いくだらない話が、楽しく出来る相手が理想のGFだったからね。その時の情熱だけで相手を落とそうなんて思っている女性は、興ざめするんだ。

話題と言ったら天気の話と、趣味の話までは良いとしても、趣味に共通点がまるで無かったら、どうでも良い話でさえ、面白くないから話す気にならないからね。

又次逢ったら、どうやって時間潰そうかってね。Sugarは初めて逢った時から、話すのが楽しかった唯一の人だよ。

同性だったら大親友だったと思うし、今結婚してからも、毎日一緒にこうして居られる
のがワクワクするんだよ。バンドの話であっても、同じ目線で見ているから、感じ方が伝わるんだよ。だから、時にはSugarがお気に入りのミュージッシャンが凄くムカつくんだよ。俺にはあんな熱い言い方してくれないってね。

今はSugarも chatter and sweet whispersを忘れる事無く、十分言ってくれるからね。
何時かきっとそうなるって信じて待っていたんだ。

Mrs Sugar《ゴメンね。自分からも言うと、愛が深まるって思う時があるんだけれど、言うタイミングが解らなかったり、後で...って思うと、忘れてしまったりね。
でもそう感じたら、その時に最優先で気持ちを伝えれば良いって判ってきたのよ。お待
ちどうさま。手のかかる妻で...。

セージ《手が掛かったものには、何でも固執する質なんだよ。だからたとえSugarが今後歳取って行って、どうなっても俺は離さないよ。

俺は欲しい物はあまり無いんだけれど、大事なものは全部持っているよ。触られるのも嫌なんだ。

だから、Sugarと付き合う様になるまでは、テディベアのハニーちゃんを側に置いていたけれど、Sugarが１番になってしまったから、ハニーにBFベァをプレゼントしてくれた、ドイツの変人頑固教授２人には感謝してるんだ。まさかのプレゼントだったね。

Mrs Sugar《あれはね。偶然私がセージが大事にしているテディベアが、ドイツ製で、番号が付いて居るって言ったら、何処の物か判ったみたいで、セージの開発品を形にしてくれた時に、まさか一緒に送ってくれるなんてね。

そう言う不思議な事が沢山あるのが不思議ね。

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今日の休日も、基本の家に閉じこもって、後でストレッチしたり、マッサージし合ったり太陽の光次第で、裸で日光浴しながら、本を読んだりの１日です。

水分補給はたっぷりなので、ハーブティなどはよく飲みます。ショッピングが好きな人はセンターポイントなどに行くのですが、２人共が同じように、欲しい物なら手に入れますが滅多にそんなものは出て来ません。

唯一１ヶ月遅れてしまったクリスマスプレゼントは、MrsSugarのサプライズプレゼントでしたが、セージ君の大好きロードバイクだけでした。

凄い歳の差カップルですから、MrsSugarは、若いセージ君には若者らしい遊びをして欲しいからです。仲間が出来て、大騒ぎしたり、多少羽目を外して遊ぶ年齢でもあると思ったからです。そう思った事は大当たりだったようで、やんちゃぶりが出てきた様子に、安心したのです。いくら夫でも、悪い遊びは困りますが、年齢なりにで有って欲しかったのです。

                                    　　　　　　　   Storyteller@Sugar