ねぇセージ知ってた？

今日は図書館帰りにセージ君はCafeを覗き、MrsSugarとブランコで少しお喋りです。
以前ほどではないのですが、時々セージ君は滅茶苦茶にMrsSugarが恋しくなってしまう時が有るのです。

数時間前に一緒に散歩しながら、出勤したと言うのにです。昔のように、大至急仕事を終わらせて、家に帰ってしまう事は無くなりましたが…。

特に大至急話がある訳ではないのです。MrsSugarも慣れたもので、勝手におしゃべりです。ちょっと、くっつき虫になりたくなる様です。
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MrsSugar《ねぇ、クリスマスパーティの話聞いた？皆バラバラで行くけれど、ダンスパーティが始まったら、パートナーが決まっている人は、その人と踊れば良いんですって！

セージ《らしいね。何か皆話していたかもだけれど…。じゃぁ出席はするのかぁ...。
適当に踊ったら、帰るのは自由なんだろう？

MrsSugar《さぁ、それはどうなのか聞かなかったわ。それでね、シャノは正式にクリス君から申し込まれたんですって！
大喜びよ。シャノったら可愛いわよね。やっぱり、まだ恋人が出来ても良いのよね。

セージ《ま、恋するのに年齢関係ないからね。特に女性は中高年になってからの方が、情熱的にその気になるそうだよ。

MrsSugar《あらそうなの？でも恋するのって、パワーが居ると思うけれどね。

セージ《女性ホルモンが減って、男性ホルモンが増すから、却ってその気は強くなるそうだよ。男は反対だそうだけれどね。Drマリアンヌに以前聞いたよ。

MrsSugar《嫌だぁ。セージそんな話マリアンヌとしたの？

セージ《それはね、リヴェール教授もいる時に、あの2人は両方ともがもう結構な年齢なのに、凄く愛し合っているだろう？だから、Sugarと結婚した時に、色々どういう事に気を付けたら良いかなど聞いたんだよ。

セージ《俺だって、もうずっとSugarとは仲良く暮らしたいからね。年齢の差は気にならないけれど、実際の体力とかは俺と同じと言う訳ないから、何を気を付けたら良いか聞いたんだよ。

Sugarは“好きにしていいのよ。嫌だったら嫌って言うから、セージスタイルで…。最初は何でも緊張するかもだけれど、それはどうしたら良いか判らないからなのよ。暫くしたらなれるわ”って言ってたけれど、基本はどうなのか知って居た方が良いだろう？

後は夫婦それぞれで良いと思ったんだけれどね。

MrsSugar《セージって本当に優しいのね。最初出逢った時から、私の事よく見ていてくれて、そうして欲しいと思う事をちゃんと、やってくれて...。

不思議なくらいよく見ているのよね。勘が良いのね。

セージ《だって、ミントに“女だけだと大変な事をやって行ってよ”って言われたら、力仕事か高い所の作業だろう？って、普通に思うだろう？
それに何故かSugarはこうして欲しいのでは？って思ったんだよね。俺も不思議だった。

MrsSugar《“無口で愛想無いかもだけれど、気にしないでね。いつもの事だから！”って聞いたけれど、お茶の時間は凄く楽しそうにおしゃべりしていたから、ちょっと意外だったのよね。

社交辞令でもなさそうだったしね。

MrsSugar《シャノとクリス君仲良くなれたら良いのにね。シャノも愛し合える人が出来たら、幸せだと思うのよね。私でさえ、セージが言う通りに、毎日愛が深まっていくわ。不思議よ。

セージ《本当に？無理して言っていない？本当なら凄く嬉しいよ。俺は何時でもSugarの事想うと、胸がときめいてしまうんだ。
で、以前はホント子供だったんだよなぁ。自由なのを良い事に、家に帰ってしまったりしていたけれど今は我慢できるようになったからね。

今日は近くに来たから、寄ってしまったけれどね。

MrsSugar《それで、気が済んだ？何時も頼もしい夫だけれど、時々甘えん坊なのね・笑

セージ《Sugarは良い匂いがするしぃ。凄くいい気分になるし、元気になるんだよ。

MrsSugar《私達も、クリスマスパーティに行って、色々な人とダンスを楽しみましょう。スタートとラストダンスは、一緒に踊れば良いでしょう。
心配する事など何もないでしょう？たまには他の人と踊ってみるのも、刺激的でしょう？

セージ《えぇ！パートナー変えて踊るのかい？それは、嫌だなぁ。既婚者であっても、狙ってくる奴は居るからね。
俺は義理で他の女と踊りたくないからね。Sugarを見ているのも嫌だしなぁ。

MrsSugar《知らない人ではなく、知っている人と踊れば良いじゃぁないの。それだって、Changing Partnerになるでしょう。
それなら、知らない人より良いでしょう？ま、知らない人も混ざるかもですけれど…。

セージ《そうだけれどさぁ。あっ、俺は皆と男同士で飲みながら話して居れば良いんだよな。Sugarの事は見えない様にして…。

MrsSugar《ま、沢山居る中ですから、心配はないわよ。その場限りのものですからね。それに私良く知っている人としか踊らないわ。ダンス下手ですしね。

そう言うセージが、思わぬ人に巡りあってしまう場合もあるかもでしょう？人生何があるか判らないから、面白いんじゃぁない。

セージ《Sugarって怖い性格しているからなぁ。何言い出すか判らないよね。何だか心配になって来たよ。俺意外と大人じゃぁないから、巧くのせられて、浮気してしまったり。
Sugarはそれが解っても、知らんぷりして“じゃぁさようなら”って言われたら一番怖いし…。

MrsSugar《セージも正直ねぇ。そうよ。凄腕の情熱的な女性に出逢ったら、男性はイチコロだそうよ。
セージったら生真面目だから、そういう人こそ危ないのよ。でもよくそんな発想が出来るようになったわね。大人になったんだぁ。

セージ《一応メンズトークしているからね。学んだんだよ。相手が居る人狙いの女性もいるそうだからね。

最近は女性の方から、告白したり誘いをかけたりが多いそうだからね。

MrsSugar《ウフフフ、、、。まぁなるようになるわよ。人生は結構ドラマチックだったりするのよね。映画なんてそうなっているじゃぁない。そう言う映画がヒットしたりするから、憧れている人も多いのかもよ。

セージ《Sugarもそういう映画観た事あるの？

MrsSugar《私は『００７』初代ボンドよ。カッコよかったわぁ～。この間動画サイトで観たけれど、超高齢者になって居たけれど、可愛いお爺ちゃんだったわ。

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予定外の話になって、複雑な気分で仕事に戻って行ったセージ君です。出逢い方もドラマチックであったのですから、この後も何が起きるか判らないのが人生なのです。

もちろん地味に一生を終わる人も居るかもですが、セージ君は今もまだまだモテキど真ん中なのです。MrsSugarは、もう年齢的に、達観している所もあります。

                       Storyteller@Sugar