今日は休日なので、本当ならプランテーション作業を終えたら、サイクルクラブに集まるハズなのですが、クラブハウスは、メンテ希望の物が一杯入って居ました。
想像以上に病院内はメンテが必要な物が沢山あるのです。
ベッドなど大物は管理室で、管理人がやりますが、小物類も皆脚元は、キャスター付きの物ばかりです。使用度が多いので、ストレッチャーの交換や、車いすのメンテなど結
構溜まっていたようで、入るだけ部屋に入れてあるので、時間を作って、終わらせないと皆が集まる事も出来ません。
なので、整理して、並べ替えて工具を取りに教室に行き、休憩しようと言う事になりフ
ランツさんとモリアーティさんが一緒に、Mmeシャノアールの店にやってきました。
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エルダー《こちらの島では全然メンテとかやっていなかったんだな。あんなに有るとは思わなかったぜ。ま、ターナーチームが研修に出て行くと決まったのも結構緊急に決まった様だしな。
セージ《別にメンテの仕事は、俺やエルダーは管理人資格持っているし、良いんだけれどね。引っ越しなどで、結構雑に扱ったんじゃぁ無いの?
結構短期間に一気に移動したようだよ。俺達は余裕で移動したけれどさ。研修に出る
予定が入っていたから、急いで移動したんだろうしね。皆元気でいるかなぁ。
アルフィ《アレン達から、毎日資料は送ってくるんだけれどね。結構な量送ってくるから、忙しくしているんだろうけれど、何処で研修しているかは、ランサムウェアなど色々今は危険だから、暗号化されているから、内容だけしか判らないんだよ。
フランツ《もう1ヶ月近く経ったかな?予定では大体3ヶ月位って言ってたけれどね。
モリアーティ《何とも言えないよな。大丈夫と信じて待って居るしか無いよな。研修と言うより、完全にお助けマンになってしまっているんじゃぁ無いかな?
エルダー《そうであっても、普通の患者を診たりオペをやるなら良いけれど、感染患者のオペや入院患者の治療現場の研修だろう。
泊る所も、ホテルではなく研修員の宿泊所に、泊るようだからね。
セージ《それだけでなく、もしかしたら内乱や今戦争している国や、微妙な関係の国が増えてきているからなぁ。地震とかも続いて居たりするか、新たに地震になったりね。
戦争体験もしていないし、地震体験も、何も俺はニュースだけしか知らないからなぁ。
フランツ《俺だってセージより長生きしているけれど、地震の体験はしていないからね。俺はドイツ系だけれど、東西統一した年に生まれているからなぁ。
それに両親たちはスイスに住んでいたんだよ。だから直接何かは無かったと思うから、
詳しい事は知らないんだ。俺よりも年上の人達が大変だっただろうけれどね。
アルフィ《フランスは、デモとか何事かあれば、国民が煩い国だからね。子供の時から哲学など学ぶし、何と言っても愛の国だしね。
モリアーティ《Ahahaha、、、確かに、昔の映画など観ても一味違うよなぁ。でも、愛の国だから、密着度は高いだろう?
ウィルスの感染拡大はどうだったんだんだろうね。
エルダー《歴史的な過去は、色々だけれどね。何かと派手な国だよなぁ。きっとフランスには研修には行っていないんじゃぁ無いの?
アルフィ《ウクライナとか、ポーランドとか、地震が酷かった、トルコ当たりに行く事になったんじゃぁ無いのかな?此処に居る時も、毎日教室に来るわけでは無いのに、本当に居るのと居ないのとは何かが違うよね。
モリアーティ《ターナーはもっと若い時から、存在感があったからなぁ。それに見た目よりもずっと頭がいい奴なんだよ。だれかれとなく、結構上から目線で話す様に感じるらしいんだけれど、判る人は凄く細やかな精神もしているのに気が付くよ。
だから、誰もあいつを生意気な奴とは言わないからね。凄い努力家だし、結果も出すから自然に自信があるから、偉そうに見える話し方と言うか、愛想が無い態度に見えるんだろうね。
セージ《そうだよ。俺大好きな人だからね。口が悪いんだけれど、本当はとても優しいんだ。意外と自分には厳しいんだよ。そう言う所は尊敬しちゃうんだ。
フランツ《セージに尊敬されちゃったら、気合を入れてそうならないとだよなぁ。やれやれ、ターナーも大変だな・笑
エルダー《本人の希望は、精神科と外科はやりたく無かったらしいね。手先が器用だったので、外科へ進むように巧い事ノセられたんだよって言っていたよ。
外科も本当は色々有るけれど、彼はとりあえず全部こなせてしまうらしい。血管外科などもね。ターナーがオペすると早いし傷口が小さいんだって!
セージ《へぇーそうなんだ。ま、若いけれどかなりの腕の、外科医チームだって聞いたけれどね。
フランツ《セージオペしてもらっただろう。って意識無いから判らないか!でも傷口は殆ど解らないよな。彼方此方穴も開けられているはずだぜ。
若いから傷の治りも結構綺麗の見えなくなるんだよな。エルダーの方が傷は大きいかもだけれど、余り酷く残っていないだろう。
アルフィ《完治後、傷跡の写真撮っただろう?資料で残してあるからね。後は手術機器なども手動式コンパクトなのを、開発しているんだろう。
モリアーティ《そうだよ。開創器や鉗子等手術器具も、俺が研究開発する事になったんだ。特に緊急な場合は、ヘリとか病院船の中や、現地で緊急オペが出来るようにね。持ち運びも便利なようにだよ。
エルダー《そう言うのは、最先端で、丈夫で軽量なのが有ると良いよ。色々そう言うのは、研究中なんだよ。
事故や病気が悪化した場所で、即治療が出来るようには、考えて欲しいって言われて
救命救急士も、勉強中な様だよ。ドクターと同格の技術や知識を持てる様にね。
セージ《それは又大変だなぁ。よほど勉強家と言うより、医学に興味が有る人でないとね。そんなに勉強したら、俺は気がおかしくなるような気がするよ。
モリアーティ《バ~カ!皆結構時間の使い方考えているから、遊ぶ時間だって計算済みだよ。特別研究員の人など、何時研究して、勉強しているのかなぁ?って見える人結構いるんだぜ。何時研究室に行ってもチェスやって居たりとかね。
フランツ《そう言うモリアーティだって、上級研究員なんだろう?
アルフィ《アハハ!まだ、やっとひよっこなんだってね。この間先輩研究員と話しているの聴いちゃった。
エルダー《そう言ったら俺たち世代は、まだ生まれたて卵だよなぁ。でもさ早くに結婚しちゃってよかったよな。
もう後は心置きなく惑わされる事無く、研究開発と勉強すれば良いだけだろう?
セージ《まぁ、そうだよね。でもさきっと、一番難しいのが、夫婦生活を上手にやっていく事だよね。リヴェール教授に言われたよ。相手の思いやりを、夫婦だから当たり前にしない事を何時も忘れない様にしているってさ。
フランツ《そう言われるとなぁ。ずるいかもしれないけれど“同棲はしたけれど結婚まではなぁ”って思ってしまうよ。俺は地味な暮らし方だから、ビアンカの話を、何時も受け身で聴いているばかりだからなぁ。
アルフィ《ビアンカって、俺はチラッと見るだけだけれど、かなり明るいって言うか、賑やかそうだから、真逆で良いんじゃぁないの。上の空で聴いているのは良くないけれど...。
モリアーティ《そう言うのがなぁ。聴いていると特に好きな相手が居ないと、面倒くせぇって思うんだよなぁ。
セージ《理屈じゃぁないよ。大好きな人出来ちゃったら、全然何も面倒に感じなくなるよ。自分でも、気が付かなかった性格が出てきたりして、戸惑ってしまう時があるんだよ。やっと最近慣れてきて、心の整理が付いて来たんだよ。
それが納得出来たら、後は誠実にコツコツ仕事をすればよいだけだろう?って言うのは簡単なんだけれどね。
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そうなんです。最近のセージ君は結構変わってきたのです。元々暗い性格では無いの
ですが、落ち着いた明るさになっています。
仕事はアイディアが湧いたら、即スケッチブックに書き留めて置きます。今みたいにあれこ
れ思いつく時ばかりではないでしょうからね。
誰でもスランプに陥る時があるでしょう。その時の為に、くだらない様なアイディアでも描
止めて置きます。後で練り直す時が来るでしょうし、怠けずやり過ぎずです。
若々しさが無い慎重なのは、やはり年寄っこだからかもしれません。
それ以外の時は、結構年齢なりにの時も有るのですから...サイクルクラブが良い時間
になっています。
Storyteller@Sugar