ヘリオット教室メンバーとDrディルが顔合わせ

考古学的病の研究者のセージ君達の母親Drディルが来て居ると聞いて、前からぜひ逢いたいとヘリオット室長から頼まれていたので、今日はDrローソンがお茶に誘って、Cafeで逢えるように手配しました。

今はこの国に来て、ウィルスとTB（結核菌）関係の研究に参加して、忙しく過ごしています。なので、何とかヘリオット室長は逢っておきたかったのです。なかなか逢うチャンスが無い人です。

それでその話になったら、その他数名がしっかりついてきました。

Cafeに来たら、Mrs.ハドスン特別財務役員もお茶飲みに来ていました。Drローソンもこうして話をするのは、セージ君が生まれた時に、父親の往診について行った時以来なのです。Drローソンは、まだ若い医学生になったばかりの時なのです。

時々往診の手伝いについて行った時に逢っただけで、話した事はありませんでした。お互いに面識だけはありますが、今日は仲立ちをしますが、プライベートで話すのは初めてです。

💕～～～～～～～～～～～～～～～～～～💖

Drローソン《どうも、お忙しいところせっかくの休憩時間ですが、皆が是非お逢いしたいと言うものですから、気楽な雑談で結構なので、とりあえずお話がしたいからと思いまして...。古病理学的から見た結核の話は時間が有る時にお聞きしたいですね。

Drディル《まっ、ウィル彼方改まらないで頂戴。何十年ぶりかしら？セージが１歳になる頃まで、病院等で逢って居たでしょう？私はよく覚えているわよ。

今のセージと同じくらいの歳だったかしら？よく実習がてら手伝っていたでしょう？でも、リヴェールの弟であの時のウィルがマルベリーと再婚した相手になったなんて、結婚式の頃まで記憶が繋がらなかったのよ。

改めて、貴方義息子でも有るんだけれど、マリアンヌやリヴェールにとっても、心強い後継者だわ。気が付くとさらっと心地よい雰囲気で、横でサポートしてくれているのよね。

なかなか言うチャンスが無いので、今のうちに、大変な重い立場でしょうけれど、あれもこれも宜しくね。娘自慢になるかもですけれど、マルベリーはきっと悪くない伴侶だと思いますよ。共にバツイチと言うのも、相性が宜しいんじゃぁないかしら....。

ヘリオット室長《初めまして、僕の教室は直接関わりは無いかもですが、お話を聞く事は何処かで役に立つでしょうし...。今何に力を入れて研究されて居るのかは気になって居ます。

歴史的病気と言うのは、何処かで繋がっているかが見当が付けば、これから開発するものの計画を立てる上でヒントになります。

ジョルジュ上級研究員《教室の皆がお逢いしたがったのですが、全員来られなくて、僕達がお逢いして様子を伝える事になりました。

ルネ大学理事長《まぁ滅多な事では、来られない方ですからね。今回は無理をお願いしました。

Mrsハドスン特別財務役員《ホップスが良くOKしてくれたわね。本当に貴方達夫婦は夫婦ファーストで、子供はその後ですものね。一人息子が居ると言うのに、今回もあんまり逢って居ないんでしょう？

ハンス研究員電磁気学《限られた時間で、皆色々教えていただきたい事なども沢山ですからね。過去データーなどは見せていただきました。

ジョルジュ上級研究員《頂いた資料は各教室や研究室で皆で参考にさせてもらいました。僕達は一応昨年から麻疹や風疹が気になって対策は取っているんですよ。
子供だちにはワクチン接種は、もう済ませました。怖い病気ですからね。

Drディル《そうね。あとはカリエスが気になっているのよね。もう無くなったと言われた、TB患者がまだいますからね。それが引き金になって、どの感染症も多いのは、高齢者や子供が多いでしょう。

ウィルスと細菌の研究は地球に暮らす以上は気にしないとと言っているのよ。もう化石になっている様な物を、取り扱う時も要注意しているわ。今回もウィルスは息をひそめて、新種に変化と言うか進化して、地球上に残るでしょうからね。

媒介するのが、哺乳類とか動物だと、人に移る可能性がありますからね。暑い国や不衛生な所は潜むのには良いですからね。

ヘリオット室長《此処は早くに違う理由で、飛行場等閉鎖してその後早くに他国とはほぼロックダウンしたら、コロナが流行り始めたのですが、今少し特別な場合以外は、誰も国外とはネットショッピング意外は没なんですよ。

ネットショッピングも、手に届くまで１ヶ月以上かかりますし、物に寄ってはショッピングも出来ずにいるんですよ。

Mrs.ハドスン特別財務役員《ディル、貴方が帰国する時に、私も一緒に帰国しようと思っているのよ。もっと早く戻るつもりが、国の方はまだ完全解除されて居ないから、此処に滞在して、此処で仕事しているけれど、家が恋しくなってきたわ。

Drディル《私は後１ヶ月位かしらね。少し予定を早めてね。やっぱり歳なのね。急いで仕事済ませて、予定より早めて、終わり次第帰国するわよ。

研修に医療チームが出ているので、彼らが帰国する時と入れ替わりと思ったんですけれど、救急救命士達も今のうちに研修に出ると言うので、一緒に出ようかしらと思っているのよ。でも、用心に越した事は無いわよ。

ルネ大学理事長《話は変わりますがDrディルは、忙しく過ごされて居るようですが若々しいですなぁ。同じ世代とは思えないですね。

仲間内のほかのレディ達も、男性よりも益々元気と言う感じで、負けてはいられないですね。うちの妻も、今はプランテーションが出来てからは、張り切って以前よりも元気になったようですよ。

只体力は年齢なりにの所が在りますから、十分注意して過ごされれば、まだまだ活躍されるでしょう。

Drディル《あなたはどんな研究なさっているのかしら？まだとても若い方の様ですけれど...

ハンス研究員《僕の専門は電磁気学なのですが、此処で必要とされている仕事は、臨床工学技士の仕事なので、大きな治療が行われる時なら、人工心肺装置の取り扱いです。ドクターの指示の下、機器を操作して治療の補助行っています。

人工心肺装置とは一時的に心臓の動きを止めてその代わりに、人の心臓の動きを代行する機械機器の点検やトラブル対応は臨床工学技士の仕事なのです。

それ以外の時は、病院内の色々な機器にスタッフ間の携帯電話、心電図モニターとか、色々に使われている電磁気の研究です。地味な仕事なので...

ジョルジュ上級研究員《彼は勉強家ですから、好きなんでしょうね。結構教室内に居るだけでなく、点検その他で忙しい仕事なのですよ。

Drディル《こういう職場でなければ、一般から見たら、気が付かない変な仕事をしている分野の人が多いわよね。私や夫の考古学的な事もね。

Drローソン《それぞれが、全く関係が無いかと言うとそんな事は無く、両方の協力が遭って、高度な最先端医療が出来る共いえますからね。

ただ、此処では過去に戻ると言う言い方を簡単に言ってしまいますが、実際は未来を思うなら、アナログな世界へ向かう事が最先端になるのではと言う事なのですよ。

薬学も突き詰めたら、化学物質を使わずに、薬草とか石薬とかの研究もしているのです。突き詰めて行ったら、結果過去の治療例が、体には負担が無く良いとも言われていますしね。

Drディル《そうねぇ、エジプトのミイラなどの研究をすると、今の様な電気を使ってはいないのに、しっかり保存されていますからね。

発掘して空気に触れたら、崩れてしまったりするのですけれど、発掘された時はとても良い状態で保存されているようですよ。薬学の知識に長けた医療関係者等が居たのでしょうね。

ヘリオット室長《Drホップスには、長期間大事な奥様をお借りして、でも今は御自分の好きな研究をしていらっしゃるのでしょう？チームで研究ですか？

一人でなら、凄くご不便をおかけしてしまいましたね。此処では本当に、助かりまして、今後の研究がかなり進むと聞いています。本当にありがとうございます。

ワイス島の研究機関で、お仕事なさっているんですよね。

ルネ大学理事長《僕は同じ大学ですから、間接的には存じているんですよ。僕の友人が同じ科だったので、図書館とかカフエテリアで話て居るのを見かけましたよ。

僕の友人は博物館に勤めましたが...。

Mrs.ハドスン特別財務役員《ディル達もマリアンヌと同じ学生結婚だったかしら？早くに結婚したのよね。マリアンヌは同じ学内同士だったけれど、貴女は何処で知り合ったの？
ルネ大学理事長は、私達とは大学が違うでしょう？旦那様がルネ大学理事長と同じ大学なら、そう簡単に出逢うチャンスは無かったんじゃぁないの？

Drディル《学校関係なく、もっと早くから顔見知りだったのよ。長期休みの時に家の近くの図書館でね。恐竜の本を何冊も熱心に読んでいる若い子を度々見かけて、ランチの時に図書館内の食堂で、相席になったのよ。

で、何となく話しかけて...まぁ縁が有ったんでしょうね。

ヘリオット室長《そうだったんですか...知り合う切っ掛けなんて、何となく顔見知りになってとか、自然に出会うものですね。

見た目だけではなく、色々話すきっかけがあって、親しくなってが一番でしょうね。

ジョルジュ上級研究員《そうですよね。僕も年頃の時には、勉強に追われていて、GFと付き合いたい気分でも無かった状態でしたが、妻と知り合いまして...。

大恋愛した訳ではないのですが、結婚する事になり、どうなる事かと思いましたが、もう結構経ちますが自然に家族になりました。

ヘリオット室長《君は奥さんが子供が欲しいと言っているなら、今のうちではないのかい？高齢出産にならないうちにが良いんじゃぁ無いのかい。

この国では、まぁ他もですけれど、極端に独り者が多くて、此処の国を化粧してくれる子供が足りないんですよ。あっ、Drディルの所はもうお孫さん男の子が３人いらっしゃるから、良いですよね。

Drディル《まぁ、高齢出産と言えば、最初のマルベリー達は早くに双子を産んで、１０年後にミントを産んで、又１０年後にセージを高齢出産で産んで、大変なお産になると覚悟していたら、早産で小さかったので、普通にスルっと産んでしまったわ。

凄く小さくて、まさかあんなに良く育つとは思いませんでしたわ。その時にウィルのお父様の病院は昔からの主治医だったので、ドクターに研修兼ねて手伝いに来た、ウィルがセージを、保育箱に入れてくれたのよね。

これも不思議な縁だわね。正確には判らないけれど８ヶ月くらいで出てきたから、2000㎏弱だったかしら？今ほど色々な最先端機器は無かったけれど、一応保育箱の中で暫く育てたのよ。何だか世の中面白いわよね。

皆すれ違いで、子供達とウィルも、リヴェールも顔を合わせなくて、この国で出逢ったなんてね。

💖～～～～～～～～～～～～～～～～～～💕
皆であれこれ色々な話などして、Drディルは時々Mumディルの顔も出たりのお喋りです。研究所の方にも精密機器を使いに行っているので、セージ君とは顔見知りの人ばかりです。

話した事は無いのですが、それなりに噂話は広がりますから、名前まで知らなくても、とても若いセージ君が、ターナー教室の研究員だと言う事は知られていました。

そして、今日又Drディルの話で、彼女の一人息子で、Drローソンの妻や、華やかで美しいミントスタジオのオーナーが姉妹と弟と言う事が知られました。

他者の事には無関心な人が多いのですが、適当に噂話はしますから、狭い範囲では話題になるでしょう。

                     　　　　　　　  Storyteller@Sugar