夏の編み物の注文入りました。

昔MrsSugarが編んでいた、コットンレースの服が、新たに注文が出てきたようで、見本用に取って置いたのを見て、注文が入り始めました。

それで、アニーさんが見本を持ってきて、Cafeの外注チーム達に頼みに来ました。手編みですから時間がかかるので、直ぐに取り掛かって欲しいとのことです。セットでボンネットもと言うのも有ります。簡単に引き受けたら大変そうなのですが...。

他の長く外注を引き受けてくれている人達も、編んでくれるそうなので、引き受ける事にしました。
　　　　
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MrsSugar《出来るだけ早く仕上がるようにするけれど、余り当てにされても私は基本此処でしか編めないわよ。家に仕事は持ち込みたくないのよね。

ポプリ《私は、家でも少しは編んでも良いんですけれど、もう以前とは違って、早くは編めないわよ。

アニー《解っているわ。Mumサフランも、家で少しは編み物出来るでしょう？Sugarはセージが居るから様子見ながらで良いわ。皆手加減は見本見て、同じくらいの緩さで編んで欲しいのよね。
Sugarの編んだものが、評判が良いのよね。柔らかさが気持ちが良いってね。

MrsSugar《でも又なんだって今頃オーダーが入り始めたのかしら？あぁ、外で暮らす様になったから、コットンレースの服が風を感じて気持ちが良くなったのね。

アニー《そうみたいよ。Sugarは気が付いたのね。シェルター暮らしになったら、気温は一定で余り暑さ寒さは感じなくなったんで、着るものが変わったのよね。

面白いわよね。皮膚感覚で服の好みが変わるなんて、思っても居なかったわ。地球的に見れば、国に寄って、着る服の好みが違うのは判っていたけれどね。

前はあまり気が付かなかったのよ。でも今回シェルター出て、外の家で暮らせるようになって、服の好みが変わったのよ。外の空気に触れる感触が違うのよね。

MrsSugar《そうなのよね。部屋での日光浴もガラス越しでも直接に光に当たるでしょう？日に焼けてしまうけれど、気持ちが良いのよね。でも此処の国は北の方の太陽だから、丁度良く気持ちが良くて！

ポプリ《そうですわね。私も家のバルコニーでお茶飲んだり、本を読んだりが多いですよ。

アニー《エルダーが、セージみたいに裸で日光浴するようになったわ。筋肉が付いて来たから、今迄みたいに色白な肌は、カッコよくないってね。

赤くならないように、オイル塗って時間を決めて、少しづつこんがり綺麗に焼けるようにしているのよ。

MrsSugar《あらっ、エルダーもヌーディストになったのね。私最近は見慣れたら、気にならなくなったけれど最初は目のやり場に困たわ。下着の線が付くのは嫌だって。

でも以前は気を使ってタオルをかけていたんですけれど、それも何だかわざとらしいですしね。水着のパンツ履く様にしてもらっていたんだけれど、鬱陶しいらしくって...。

ポプリ《あらっ、Sugarちゃんもう夫婦になって、随分経つのにセージ君が裸でいるの嫌だったの？寝る時は裸で寝るでしょう？

アニー《あぁ、それで、ナイトドレスのぺァルックを作ったのね。あれね、今でも人気よ。パジャマでなくてナイトドレスは、中は裸で締め付けるものは何もないですからね。
パジャマを着る人も少ないんじゃぁないかしら？　ゆるゆるパンツ穿く人は居るかもですけれど、上は皆着ないんじゃぁないの？

ポプリ《そうだわね。私は今でもシルクのパジャマの下は彼が穿いていて、上は私が寝間着に羽織って居たわ。今でもパジャマに彼の匂いが残っているような気がして！

彼の服はまだ取ってあるものが少なく無いわ。縫い直して、私の部屋着にしたりね。

アニー《それじゃぁ、新しい彼は出来ないわね。もう亡くなって随分経つんでしょう。若い時のまんまの彼でしょうしね。

MrsSugar《サフランさんは、家で編み物するのは問題ないのかしら？姪御さんと一緒の暮らしよね。

Mrsサフラン《まったく問題は有りませんわよ。むしろバーネットには、編み物教えるには良いチャンスかもですわ。

舞台衣装の勉強していたんですから、理屈ばかりではなく、編み物の一つもしっかり出来なくてはね。良い機会だわ。何時もTV観ながら、ぐちゅぐちゅ不満ばかり言っているんですからね。ジムとかたまに出て行く位ですのよ。

私よりも年寄りみたいでね。アニーが引き立ててくれるから、スタジオでの仕事に慣れてきて、少し変わってきたんですよ。

接客に慣れてきた様で、私に対しての口の利き方も変わってきましたのよ。

MrsSugar《それは良かったわね。一人でジムにでも行くと、男性と知り合うチャンスなのにね。プールは皆泳ぐことに集中してしまっているかもですしね。

外の芝生で日光浴している人は、家族連れかカップルが多いようですからね。

ポプリ《姪御さん１卵生双生児なんでしょう？お姉さんの方は早くに結婚なさっているのにねぇ。

MrsSugar《双子って関係が難しいそうよ。同じ人を好きになってしまったりとか、早くに結婚なさったのは賢い選択だったかもだわね。

アニー《お姉さんのシャロットが結婚したパルム事務室長がとても理解がある良い人だったから、良かったけれど、何時も結婚しているのに、べったりくっついてきて、困っていたんじゃぁ無いのかしら？

それで、くっついて此処へも来たのよ。エルダーの事が大好きで、結婚したい相手だったようよ。エルダーはそこは理性的な人だから、従姉弟としてきっちり線引きしていたそうだけれど...。

私と結婚しちゃって、やっと諦めだ様だったって、エルダーが言っていたわ。バーネットに何か言われても、誤解しないで欲しいって言われていたわ。只の従姉と言うだけだからって！

ポプリ《エルダー君も良いタイミングで、GF達と別れて、アニーと知り合いにも慣れて、きちんと結婚して良かったのじゃぁないかしら。

エルダー君は子供の時にも、モテモテ君だったけれど、けじめがつけられる人だったのね。一時私が教師をしていた時の生徒だったのよ。

本当にきれいなお顔ですし、華奢ですけれど、ファッションモデルみたいに、スタイルも良いですものね。従姉弟さんが好きになっても、不思議は無いですわね。

MrsSugar《従妹同士なら、結婚出来るんじゃぁないの？国に寄って違うらしいけれど、もっと離れないと犯罪になる国も有るって聞いたわよ。

ポプリ《実際は判りませんけれど、血は遠いほど良いって言うわよね。遺伝的に問題をどう考えるかよね。でもエルダー君がきっぱり断っているのなら、大丈夫でしょ。

別に従姉弟でなくても、お付き合いする対象外なのでしょうしね。片思いでしょう？
まぁ、女性にしたいくらい綺麗な人ですから、身内なら猶更好きになるかもね。

Mrsサフラン《母国では従姉弟婚は問題無いんですけれどね。エルダーはむしろ子供の時から、バーネットの事は好きでは無かった様だったわ。

まつわりつかれるので、鬱陶しかったんでしょうね。

MrsSugar《結婚も国に寄って、法律などが違って、調べないと難しいわね。本人同士よりも、周囲の親族の方が煩かったりね。凄い歳の差や格差のある家柄とかは、財産分与の事で、反対されるとかね。

ま、サフランさん、家でも編み物が出来るなら、色々バーネットさんと話し合いも出来て、良いんじゃぁ無いですか？　

彼女の花嫁修業にもなりますし、売り物が編めるのなら、独身で過ごす事になっても、
自立して暮らせるでしょう？夫婦が巧く行っていても、親族と巧く行かなかったりね。

ポプリ《そう言えばSugarちゃん、セージ君のお母様帰国なさったんでしょう？どうだったの？問題なく仲良く出来たのかしら？ミントさん達とは仲が良いけれど、母親はどうだったの？

MrsSugar《表面的には、ミントが何時も付いてきてくれたので、穏やかに話せたけれど、私が同世代でもあるから、仲良くいっている事も複雑な気分みたいだったわ。

理性的な方ですから、頭では納得されて居るようですけれどね。何処でも有りがちな、母と息子の関係て複雑な様ね。仲良しな夫が居ても、恋敵みたいな感じなのかもね。

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今日は新しい仕事依頼の話をしながら、女性ばかりの色々話が出てきて...。女性独特の心理状態の話で、賑やかになりました

。Mrsサフランはアニーさんが嫁姑の間柄ですがアニーは十分よくしてくれていますし、姪のバーネットとも上手に付き合ってくれているので、今は感謝しているようです。

アニーさんはとても賢いし、サバサバした性格なので、巧くバランスを取ってくれているので、エルダー君もアニーさんと結婚して良かったと思う妻なのです。

                      　　　　　　　 Storyteller@Sugar