サマーコットンドレス

いつの間にかDrディル（Mmeディル）は帰国したようで、帰国時にミントスタジオに注文を出していったそうです。MrsSugarが昔編んだコットンレースの夏服２着です。

これはとても糸も細いレース糸なので、時間が掛かります。なので早速取り掛からなければになりました。ミントさん曰く“あのセカンド魔女も、セージへの独占愛をSugarに譲ったみたいね”だそうです。ベタベタ何時もくっ付いている母親ではなかったけれど、精神的な愛は深かった様で、１人だけ結婚には良い顔して居なかったそうです。　

でも、ミントスタジオで、夏服を注文していく時に選んだのは、MrsSugarが昔編んだコットンの白い夏服で“こんなに優しい感触の服が欲しかったのよ。洗い替えに２枚注文するわ”と言ったそうです。

MrsSugarの編んだものだと伝えると、一瞬ムカついた顔しましたが、その後大笑いして“負けたわね！セージは良い人を選んだのね。きっとこれから何があっても、仲良く暮らしていける相手なのでしょうね。
母敗れたりだわ”と出来たら送ってくれるように頼んでいったそうなのです。

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MrsSugar《へぇ、これを注文していったのね。私も気に入ったデザイン２点だわ。それがきっと通じたのね。とても美しくて、プライドが高そうな方でしたけれど、ミントは母親似だったのね。

将来そっくりな姑になりそうですもの。一人息子のお嫁さんは大変そうだわ。沢山息子産んでおかないと一人息子だと可哀そうかもね。

ポプリ《やっぱり、Sugarちゃんでもプレッシャー感じる方でした？

MrsSugar《私は案外平気なんですけれど、他人じゃぁない？でもセージが板挟みで大変では？て思ったわ。日本人の夫なら、逃げてしまうか、肉親の味方するでしょうけれど、セージは多分私の見方になってくれると思うのよ。

仲良し家族に亀裂が入るのは、良い結婚とは言えないように思うのよ。多少はやむを得ないでしょうけれど...私は姑さんとは仲が良かったんですけれど、夫とその妹とは巧く行かなかったわ。

ポプリ《私も彼が亡くなってしまったから、もう独占していると言う感じだわ。日本ほど極端では無いけれど男に都合よく出来て居るのよね。女から生まれたのにね。
でも、ちょっと角が取れて良かったじゃぁない。

MrsSugar《これ、少し手が掛かるのよね。ちょっと気合を入れて編まないと、２枚も編み終わらなかったりして...。

Mrsサフラン《ミントさんに言って、１枚は他のもが編んでも良いと伝えてもらいません？コットンレースの服の注文が結構増えているんですよ。今までの外注さんが、仕事復帰していない人も多いでしょう？

ポプリ《それは、プランテーション作業や、家や庭が片付いていなかったりね。戻ってくるのを待つよりも、期間を決めてそれ過ぎたら、申し込みを新たにしてもらうようにしたらどうかしら？
外注と言っても仕事ですからね。ここは、お給料は悪く無いと思うわ。やる気があるなら、もう始めて貰わないとだわ。

MrsSugar《ま、ブツブツ言っても仕方ないですし、一応ポプリさんに伝えて、やるべき事にはとり掛かりましょう。手を動かさないとね。手は忙しくてもお口は空いているじゃぁ無い。

大体人の手で編むのは贅沢品ですからね。ほとんどの衣類は今人件費が安い国で、更にAI高で作って居るんでしょう？で＝電力使って、エネルギー不足になったりして...

機械がやれば、休むことなく生産性を上げているから、コストは一見良いみたいだけれど、悪循環よね。質が悪くなるので、大事に使わなくなって、廃棄ゴミに出される物が増えるし...。

Mrsサフラン《そう言われれば、そうですわよね。私あんまり先の事まで考えませんでしたけれど...。手編みはヨーロッパ女性は大概出来るのではないかしら？
未だに昔からの習慣で...結構古臭い文化の中で暮らしていますものね。

ポプリ《まぁ、考え方に寄っては、他国よりもずっと最先端の国よね。最小エネルギーで暮らすには、手動式に変えませんとね。何れそうならないとが、待って居るのではないかしら？私はもうずっと昔スタイルだわ。

此処へ移ってからは、選択は手洗いですし、大物はクリーニングコーナーでですしね。乾燥は乾燥室でアイロンがけもそこで済ませて持ち帰るのよ。

MrsSugar《西欧の人ってアイロンがけ大好きなのよね。セージなんて洗濯が終わると、まだ濡れている脱水が終わった状態で、アイロンかけてハンガーで干すのよ。
早く乾くし、アイロンがけも楽にきれいになるんですって！　私は洗濯するところまでが担当なのよ。

Mrsサフラン《私自分用も欲しいので、このストールから編みましょうか！夏でも肩掛けが有ると便利ですわ。腰に巻いても良いですしね。今まで使っていたのは、もうあまりにも古臭くて、でも柔らかになったので、寝る時の肩掛けにするわ。

ポプリ《そうそう、買う時は高いんですけれどね。トータルすると安上がりだわ。更にほどいて他の糸と合わせて編み直して、足ふきやキッチンマットにしたりですわよ。古くて、柔らかく成ったからこその肌触りですものね。

MrsSugar《日本も祖母などは、余り糸の繋ぎ合わせのセーターなど編んで、縞々模様のを着ていたわよ。でも、新品のディズニーキャラクターの、模様が入ったセーターも持っていたわ。

Mrsサフラン《デズニーキャラクターなんて、ごく最近見るようになった気がするわ。デズニーランドなど出来ましたしね。私は他のデザインの、コットンレース服作ろうかな？
本当に久しぶりね。糸とかは真空パックで保管して有るんでしょう？それなら、暫くは材料は間に合うわね。

ポプリ《そうそう、必要に応じて最先端科学の製品も使っているのよね。皆使い分けてですから、やぱり一生勉強から離れられないわね。

MrsSugar《時間も真空パック出来たら良いのにね。好きな時代になったら、解除して出てきたら、フレッシュな時代の人間として生きて行けるんじゃぁないの？
異世界みたいに感じるかしらね。面白そうだわ。そう考えられるのも、人もどんどん進化しているのでしょうね。

MrsSugar《さぁ、私も気合を入れて編み物始めないとね。白だからお茶飲みながらは出来ないわね。此処のテーブルは何も置かずに、編み物専用にね。

Mrsサフラン《そうですよ。席外す時は「触らないように！」とメモを置いてね。

ポプリ《持ち帰る時は、袋に入れてお持ち帰りよ。シミが付いたらめも当てられないわ。何故かこういう時に限って、シミが付くような事やったりするのよ。

MrsSugar《私最近お食事の時、食べこぼしするようになりましたしね。色気がない事この上ないわ。セージも良く嫌にならずに、暮らしているわ！って思うのよね。

有難い事では有るんですけれど“うちは色々な世代の女系家庭だったから、色々覚悟している事だから、心配しないで...“って笑っているのよ。

Mrsサフラン《まぁ、よっぽどSugarさんの事愛しているのね。でも私も息子が居るから、お姑さんの気持ちもよく判るわ。エルダーは一人息子では無いのですけれど、一番下だからかしら、一番かわいい息子ですからね。

夫婦仲良く愛し合っているのが幸せなハズなのに、ジェラシーも感じるのよね。嫁は女同士でしょう？自分の娘にだって、時には女同士の感情むき出しになる時もあるのよ。

おかしな感情よね。

ポプリ《女性特有の感情なのでしょうね。でも多少でもSugarちゃん受け入れられたようで、良かったじゃぁないの。

お母様が帰国されたなら、医療チームは入れ替えに帰国してきたんじゃぁないかしら？
特別室に入って待機して居るかもよ。皆個室に入って療養がてら３週間くらい過ごすんですってね。

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皆お口も手も忙しく動かし始める準備です。今やっているのを仕上げてしまうか、片づけて明日から早速編み始めです。１０年ぶりくらいの編み物です。
せっかく外の暮らしになったのですから、皆で昔の服出して着てみようかとも話ました。

皆、体は肉付きよくなったので、入るかしら？と心配です。シェルター暮らしになって、そこそこウエイトはオーバー気味になった人が多いようです。

講習会へ出席や、水中エクササイズもやらなくてはです。裸になって鏡の前で、横向きチェックもしなくてはですね。観るだけでも効果はあるそうなので...。
                      　　  　　　　   Storyteller@Sugar