アルフィ君が、打ち合わせでアレンさんに逢いに行ってきました。特別室から皆が出られるのはもう直なようです
が、出てきたら溜まっている仕事があるので、Drターナーが教室に出てくるのはもう少し先の事なようです。
それまでは“皆でプロスセティク関連の本など読んでおくように…”適当にやっておくように言われてきました。
後はチームでの開発作業ですから、皆でコミュニケーションがうまくとれるように、仲良くしておくようにのメッセージだと聞いてきました。
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アルフィ《特にセージは“義手を動かすのに必要な、脳と筋肉関係の本や資料を読んでおくように”って言ってくれってさ。脳の本はセージよく読んでいたよな？
セージ《あぁ、読んでいるけれど、難しいんだよなぁ。わかった。とにかくあれこれ関係ありそうなことは調べておくよ。
後は、カイザーセラピストにも聞いたり、これはセクションノートに書いて置くのが便利そうだな。
エルダー《セージの真似して、俺も計算式ばかりでなく、スケッチや思いついたアイディアなど、セクションノートに書く様にしているんだよ。
最初は“若いのにダセー！”って思ったんだけれど、考えたら手書きすることで、記憶に残る事が多いんだよな。
フランツ《脳の特性に合ったノートやメモの取り方をすると、思考が整理され、必要な情報がすぐに引き出せるようになるって、脳科学や認知心理学者が言っているから、セージの方法は当たりなんだよ。
あぁ、読んでいるけれど、難しいんだよなぁ。わかった。とにかくあれこれ関係ありそうなことは調べておくよ。
後は、カイザーセラピストにも聞いたり、これはセクションノートに書いて置くのが便利そうだな。
エルダー《セージの真似して、俺も計算式ばかりでなく、スケッチや思いついたアイディアなど、セクションノートに書く様にしているんだよ。
最初は“若いのにダセェー！”って思ったんだけれど、考えたら手書きすることで、記憶に残る事が多いんだよな。
フランツ《脳の特性に合ったノートやメモの取り方をすると、思考が整理され、必要な情報がすぐに引き出せるようになるって、脳科学や認知心理学者が言っているから、セージの方法は当たりなんだよ。
エルダー《ディスプレーで見たときと紙で見たときでは、脳の刺激される部位が違うそうだよ。前にセージのノートの話したとき、アレンも言っていたよ。効率が良い勉強方法だってさ。
具体的で機械的な作業はPCなどが便利だけれど、創作に関するようなことなどは断然紙の力がすごいそうだよ。
書くことで、順番に脳の書架みたいなところに収まるんだってよ。
セージ《そうなのかい？俺は別に癖みたいなもので、何となく子供の時から、勉強もノートに書き留めたり、図解してノートが覚えやすいから、そうしていたんだ。
授業以外にあんまり勉強ばかりはしたくないからね。怠けで、必要と感じないような勉強はあまり好きじゃぁないんだよ。だから、あまり興味ないのは、赤点取らないギリギリの勉強だけでね。
アルフィ《セージは結構気まぐれなんだよな・笑 ちょっとしたことで興味湧くと、突然調べだしたりするからなぁ。
そういう時はもう自分の世界って感じになっちゃってるんだよ!
そんな時は話しかけても、全然聞いちゃいないからね。現実世界に戻ってきた時に話さないとだよ。緊急報告は強引に話かけないとだけれどね。
セージ《俺そんなにはならないよ。聞こえているけれど、片耳でくらいかな？必要に応じて返事するだろう？これはさ、大学で結構勉強が忙しい時に結婚したかたな。勉強に熱中しすぎるとSugarと話す事もなくなってしまうだろう。
Sugarが気を使って好きな動画見たり音楽聞いたりできなくなるし、側から離れたところで過ごす事になるから、学んだスキルなんだよ。早く卒業もしたかったからね。
エルダー《ま、それでもちゃんとスキップして卒業して、大学院だからな。よっぽど賢い奴かと思うと、いつも結構ゆとりのある感じで、呑気そうに見えるんだよ。
そういう顔なんだよ。ピリピリ神経質そうなのより良いんじゃぁないのかな。
じゃぁ、俺は人体電気に関してやればよいんだな。後素材か？
アルフィ《素材は俺も手伝うよ、アレルギーが起きない物とか、重さを調べたりの雑務は俺がやるよ。出来たらある程度本人が自分の手だと思える重さや皮膚感覚の材料だよね。
セージ《うん、俺はそう思ったんだけれど、アルフィ調べてくれよ。
エルダー《人体電気だよなぁ。これさ、俺もやるけれど、フランツやってくれないか、俺はロボット工学の授業は受けているから、ちょっとまたはじめの一歩で、こちらの方から考えてみるよ。
フランツ《あぁ、人体電気は研究途中だからね。そのまま継続と的を絞ってやってみるよ。ターナーたちが教室に出てくるのは７月だろうな。まだ時間があるというか、もうそれしかないというか…
アルフィ《セージは内容が大変そうだけれど、お前わからないこと誰かに、聞きに行くの得意だろう。変な人と人脈があったりするしな。つい何かサポートしてやりたくなる雰囲気なんだよ。
媚びてくるわけでもないし、生意気そうでもないし、持って生まれた才能だよな。そして、手を貸した分は良い結果出すから、教えた者も満足できるんだよ。もの聞く天才なんじゃない？
セージ《なんだか嫌な感じだよ。でも俺本当に無知だから、一応作った資料もって教えてもらいに行くんだけれどさ。此処の研究員や医療関係者も、親切に嫌な顔しないで、丁寧に教えてくれるからね。
知ったかぶりしないで、あいまいな記憶の事だと、次に来る日を打ち合わせて、調べておいてくれたりするんだ。
反対に“勉強になったよ。今は新しく解明されて、内容が変わっている場合もあるからね”ってね。かなり勉強したはずの事が、今必要でなくなっていると、結構曖昧になているからね。
エルダー《そうなんだよ。ロボットなんて、恐ろしい速さで進化しているからね。俺もまたギリなところで、工学部だったよなぁ～。
さて、俺は直にどのくらい医療でロボットが使われているか、調べて見学にいてくるよ。それから、プランを練ることにするからな。
ちょっと久しぶりっていうのも、胸がときめくよな。久しぶりにいい女と久しぶりに出会ったような…。
フランツ《エルダーの女好きは基本無くなったわけじゃぁないんだな？きっぱりと世界が変わって、違う方向にかと思ったら、情熱の炎は灰の中でくすぶているんだな。やばいよなぁ。
アルフィ《エルダーはなんだって、そんなにいつも多数の女性に囲まれていたんだい？確かに女性顔負けのイケメンと言うより、美女顔だけれどさ。ナンパするのが巧いのかなぁ。
エルダー《よせよ、俺ナンパしたことなんてないよ。もう子供の時から勝手に回りに、女の子が来るんだよ。だから男の友達が出来なくて、仕方ないから女の事フットボールやったりしていたんだぜ。
後は大人のチームで教えてもらったりな。まるっきり女の子扱いなんだよ。だから、人から見て可愛い女の子でも俺から見ると、そんなじゃぁなくてさ。
でもティーンになって、青春期は付き合い方が変わったけれど、特定のGFとかはできなかったよ。でもここにきてセージ見ていて、とても幸せそうで…考えを変えたのさ。
セージ《そうそう、すべてクリアして女っ気無しになって、しばらくしたらアニーと付き合い始めたんだよな。アニーは俺の幼馴染だけれど、ホント只の遊び友達だけで、メィスと同じかな。
この教室も前のメンバーも悪くなかったんだけれど、今の男ばかりの方がやっぱり気楽かな？バチュラー愛好会は物足りないかもだけれどね。
アルフィ《別に愛好会だって訳じゃぁないよ。でもまぁ、年々気が付けば相手の条件が増えてきちゃうんだよな。一人暮らしの快適さをはあまりなくしたくないし…ＧＦだけだとしても、拘束されるだろうし…
その内一目ぼれしちゃうような相手が現れるかもって思っているのも、楽しいかもだな。
フランツ《おぉ～そう思うようになったら、もう後は運任せだな。俺なんてとっくの昔に運任せだったけれど、GＦが出来たからな。俺にはピッタリの相手かもだよ。
おしゃべり好きで、家にいる時はもう一人でしゃべっていて、俺は聞いてればよいだけでな。ある意味すごく楽だぜ。
性格は悪くないからな。少々賑やかすぎるくらいでよぉ。仕事の事も理解してくれるから、文句は出ないしな。これが一番だろう？医療関係者よりも家にいる時間は長いしな。
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今日も全員が居るわけじゃぁないけれど、この教室は問題ないんじゃぁないのでしょうかね。何かもし遭ったとしても、誰かがうまく纏めそうですし…
長い間には、気まずくなることもあるかもしれませんが、あまり心配はないような感じです。少々そっけないくらいあまり人の事には立ち入りませんし、困っていそうなときは、さりげなく声掛けくらいはする感じです。
Storyteller@Sugar
