不要な筋肉を落とすトレーニング

今年は家でゆっくりの冬休みなので、運動不足になってしまいます。なので、セージ君は毎日何かしらエクササイズはしていますが、MrsSugarは眺めていることが多いので今日はエクササイズです。さないトレーニングです。軽い物なので問題ありません。MrsSugarは以前は直ぐにセージ君の真似をしましたが、やり過ぎは禁止で、軽い運動です。

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MrsSugar《どうと言う事無いと思ったら、意外と足首を使うのね。軽いと思っていたけれど、だんだん重くなってきたわ。

セージ《ちょっときつくなってきたら、止めないとだよ。でも余裕で終わるのは、意味が無いトレーニングだしね。

筋肉疲労が筋肉を育てるんだよ。俺は今まで以上に筋肉つけたくはないから、付いた筋肉はギリギリに落としているんだ。
やたらに、筋肉がついてれば良い訳でもないしね。

MrsSugar《そうだったのね。以前よりもスリムになって来たとは思って居たのよね。わざわざ、落としていたのね。でもどうして？

セージ《それからの年齢、やたらに筋肉つけちゃったら、加齢に寄り筋肉が痩せてきたら肌に張りが無くなって、見苦しくなるだろう？

そう言うのは嫌だから、程々を長く保つようにしようと思ってね。だからと言って力が無くならない様にね。

MrsSugar《ふぅ～ん、そうなの？ま、セージには色々拘りがあるからね。あぁ、そうかぁ...。新しいプロジェクトで、色々な筋肉の本も読んでいたわね。

セージ《そうだよ。以前はただ泳ぐための筋肉とかだったんだけれど、今度は義手を作る為に、色々調べているんだよ。

人の体って、凄く興味深いんだよなぁ。ずっと同じではなく年齢によってベストな状態も変化するんだよ。此処の大学に入って、ターナー教室の職員にならなかったら、こんな風に色々な事に興味持って、勉強が楽しいなんて思わなかったよ。

以前にSugarに言ったと思うけれど、Sugarに出逢ってここへ来る気になったから、俺の中の一番上等な仕事について、暮らせるようになったんだ。

人には色々な可能性があるだろうけれど、それを見つけることが出来ないまま一生終わる人もいるだろうからね。

MrsSugar《男性は特にそうなんでしょうね。女性は体力やその他、活躍するには夫の協力がかなり無いと、出来ないと思って居たわ。共働きしても、出産したら、更に手一杯育児と家事で終わりだわ。

結局、特にやり始めて巧く行ってきても、もう一段ステップを上がろうとする時には、
家庭と言う物が重すぎて、途中挫折になってしまうのよね。

セージ《俺がもっと早くに生まれていたら、良かったのにね。あっ、そういう訳にはいかないんだっけ？

MrsSugar《はぁ～。足が疲れたわぁ。ただ単純な事やっただけなのに、腿の方まで疲れているわ。足首動かすだけでも、沢山の筋肉をつかっているのね。

セージ《ちょっと貸してみて、俺も足首のトレーニングやってみるから...。本当だ！これは俺やったことなかったけれど、足首が良く動くと、転びにくくなるからね。
柔らかく滑らかに動くのが良いんだろうしね。

でも水泳もそうだよ。足首は魚のエラみたいに柔らかく動かしてお尻の筋肉使って泳ぐ
だろう？Sugarはなかなか巧く泳ぐようになったよね。人魚姫みたいだよ。

MrsSugar《王子様に逢う為に、しっぽを足に変えてもらう話だったわよね。アンデルセンの話よね。ほら、デンマークの人魚の像がその話の人魚で、悲恋の物語なのよね。失恋して、海の泡になってしまうのよね。

童話って、意外とHappy endばかりでは無いのよね。王子様を殺して、その血を浴びる？飲むんだったかしら？そうしたら人魚に戻れたのに出来なくて、泡になってそれから、風になるんだったかしらね？　セージはこの話を知らない？

セージ《詳しくは知らなかったよ。溺れた王子を助けて、それで恋してしまって逢いたくて魔女からもらった薬で人間の姿になったけれど、声が出ない人で、王子に愛を告げられなくて、王子は違う王女に恋して結婚しちゃうから、泡になってしまったという失恋話って思って居たよ。風になったんだ。

MrsSugar《グリム童話『白雪姫』や「眠れる森の美女」とかの童話も本当は怖い話なのよね。

セージ《「眠れる森の美女」はフランスのペローの童話だろう？魔女に呪われたお姫様は100年間、眠りつづけていて、それを知った王子がやってきてスケベ心から、藪の中に居る美女を見に行き、Kiss をするんだよ。

それで、魔法が解けて美女は目が覚めるんだよ。でその場で結婚するとかって言う話だ
けれど、実はエッチして、美女は双子を生むんだったんじゃぁなかったっけ？

MrsSugar《えぇ～嫌だぁ。そんな話なの？随分イメージが違うわねぇ。まぁ他の童話もそうだけれど...。大体子供向けとは思えない、残酷な話が多いわよね。

日本の民話も、皆本当は怖い話だったりするのが、不思議よね。セージは子供の時に聞
いて怖く無かった？

セージ《俺が聞いたときは、色々な童話と言われる物が作られた頃の世の中は、残酷で怖い事が沢山ある時代だったから、怖い話の中にも、育っていくうえで知って居なくてはならない真実の話が、含まれていたんだって聞いたように思ったよ。

実際に色々な事で、生きて行くって、残酷な事や怖い事って、今でもあるだろう？昔は
もっとそうだったようだよ。

MrsSugar《ちょっとセージ、何泳ぐ練習しているの？そう言えば、プールもジムもずっと行っていないわね。セージにしては珍しいじゃぁない？

セージ《今年は皆結構出歩かないで、家で過ごすっていう奴が多かったからさぁ～。プールの水の交換して、消毒して、水入れ替えたから、まだ冷たいんだよ。

俺ももうそれでも、泳ごうというほど若くなくなったんだよ。もう少ししたら、水も温めて程々になるだろうからね。その時待ちだよ。

MrsSugar《あぁ、そうだったのね。そう言えば前に聞いたわ。ジムは行かないの？もう少ししたら行って見ない？　私体動かさないと、廃用性筋力低下するような気がするわ。

セージ《そうだね。近いうちにジムに行って、図書館に寄って、プールの様子も見てこようか、Sugarばかりではなく、俺だってあんまりだらけてばかり居たら、筋肉は直ぐに落ちるからね。だから、毎日何かしらエクササイズはやって居るんだよ。

Sugarもハードなのでなく、動画サイト見たりして、良いエクササイズをやってみたら？

MrsSugar《そうだわ。毎晩寝る前はダンスタイムにしましょうよ。ダンスは結構な運動になるわ。

セージ《好いけれど！でもディスコミュージックは駄目だよ。神経が興奮して、眠りが浅くなるからね。Sugarはもう６時過ぎたら、まったり穏やか気分になるように過ごすのが、良い眠りになるんだから...。

そうすると、次の日はちょこっと転寝したりして、元気でいられるだろう？

MrsSugar《まぁそうなんですけれど、セージも付き合っちゃって、お休みの日は一緒に昼寝しているのはなんなのかしら？

ミント達から“元々呆れるくらいよく眠る子なのよ”って聞いていたけれど、本当によね。

セージ《今は仕事だから、普段は昼寝はしていられないからさぁ。休みの日は寝だめするんだよ。だって、眠っている時間て、凄く幸せじゃぁ無いかい？

MrsSugar《そうなのよ！だから、ミステリーなどの本とか読んでいても、なかなか事件が解決しないのよね。困るわぁ。

以前はちゃんと時間で読み切ったのにねぇ...。ねぇ、セージマッサージしましょうか？筋肉痛になるんでしょう？

マッスルボディを変えるんなら、痛いの我慢する事ないでしょう？

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セージ君はそんな事言ってくれる言葉に、沢山の愛を感じるのです。MrsSugarはあんまり意識しないで言っているのですが、そこは日本人女性の優しい言葉なのでしょう。

なかなか、情熱的な愛の言葉は出てきませんが、日本では仲の良い夫婦なら、普通の事なのですが、良い方向に捉えてくれているようです。かなりのどうしょうも無い我儘な性格の女性でも、西欧の男性は良いように思ってくれるようですからね。ま、彼らの愛はまだまだ育って行く事でしょう。

                    　　　　　　　　　  Storyteller @Sugar