料理も結構得意なセージ君なので、まとめて何日分か調理をしてしまいます。出来たら冷凍庫に入れておけば、当日温めて、少しサラダとかプラスすればOKです。
材料も無駄をだしませんし、和食ほど多くの総菜を並べる必要はありません。大体がワンプレートで済ませるようにして、水は大事に使います。
MrsSugarはもともとカリカリトーストやジャガイモ大好きですし、毎日食べる卵はハードボイルドのゆで卵です。
もっと食糧難がきて、卵が食べられなくなると本当に困ります。鶏ではなくほかの鳥を食べたり卵も考えていますが、やはり一番人気は鶏です。元のメインだった国のほうに養鶏所や鶉を育て始めています。
今は巧い事タンパク質はつながっていますが。牛や豚などは、倉庫内の備蓄品を先に使って、輸入品はしっかりチェックされ、特別倉庫に置かれてから国内の倉庫に入ってきます。
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MrsSugar《Jacket Potatoは私が作るから、パイ類はセージ作ってね。いろいろあるもので、パイを作るのはセージがじょずだわ。ミートパイなんかもね。
セージ《男は手が冷たいから、パイ皮を作るのが、巧くいくんじゃぁないない？いろいろな名前付いているけれど、いいんだよ適当でさ。
あっ！ Marmiteまだあったよね。うっかりチェックしなかった。
MrsSugar《ちょっと、セージったら私が買い物するものチェックするって言ったら“Sugarはmissingが多いから俺がやる！”って言ったのよ。まぁ当たらないでもないから、お任せしたんだけれど...。
セージ《嫌な言い方...。ホントだんだんミントに似てきたよ。類ともとはよく言ったもんだよなぁ。いつもは優しくてかわいいのにさぁ。
MrsSugar《あらっ、そうかしら？確かにミントとは仲良しよ。でも、セージだって大好きなお姉様でしょう？だから、きっと私とは話しやすかったんじゃぁないの。
MrsSugar《さて、マッシュ Potatoは大量に作るから、セージ気合を入れて作ってね。ねぇ本物のお肉が手に入らなくなってきたら、パイとかレパートリーが少なくなるわね。
セージ《大丈夫じゃぁないの？鳥肉とか使えば、ウズラのローストとかもSugarはイケるんだから、問題ないと思うよ。大体Marmiteが好きな外国人なんて、めったにいないからね。
MrsSugar《そう？何となくあの味って、名古屋味噌っていうか赤だしみそって言うのがあるんだけれど、似た感じの味なのよ。私みそは食べるとしたら、名護屋か赤だしが好きですからね。無くてもかまわないんですけれど...。
セージ《ま、夫婦の間も食の好みがぴったりって言うのは、良いよね。ずっと仲良く一緒に食事ができるじゃぁない？エンダイブだって、Sugarは大好きだけれど、こむぎさんだっけ？苦くて嫌いだって言ってただろう？
セージ《同じ日本人なのに...。ソイソースも味噌や米が無くても問題ないなんてね、コメはカレー用のインディカ米ならスーパーで売っているけれど、あれは臭くて日本人は絶対に嫌いだって、こむぎさんがいる間は取り寄せていたものね。
“柔らかくて甘い米じゃぁないと、米とは言わない”って言われていただろう？
MrsSugar《そうなのよね。何が好きでも良いのにね。そういうのも前の結婚では、譲ってばかりの暮らしだったから、いつかはダメになると思っていたわ。我慢も限度がありますからね。
めったに家にいない人だったから、何とか持ったんですけれどね。私が我慢すればなんでも食べられたから良かったのかな？
あっ、だけどそれは最初から相手は納得していたけれど、魚の煮物とか魚料理は作らなかったわね。干物と言って干した魚なら、私焼き立てなら好きだったし、サーモンも好きかな？
セージ《サーモンやツナは俺だって好きだよ。スモークサーモンのサンドイッチなんて大好きだよ。そういえば最近は、スモークサーモンは買わなくなったね。
あと、ワサビ漬けのサンドイッチ、あれはヒット作で人気だったのに、今はネットで買えないの？
MrsSugar《今は物価高ですし、日本食の税金は高いですからね。ロンドンも物価が高い国だけれど和食も負けていないくらい高いわよ。
あぁ～話していたら、ワサビ漬けだけは食べたくなったわ。鼻にツンッと来るくらい辛いのが良いのよ。後は将門せんべいって言うのがおいしくてね。
神田明神に行くと売店で売っていたから、行くと買っていたわ。一番固いのが美味しくてね。それももう歯に悪いから、あんまり固い物は食べないようにって言われちゃったからねぇ...。
そう言う時はホント歳は取りたくないわね。セージはまだわからないでしょうけれど！私だって此処へ入国したときは、考えもしなかったわ。
MrsSugar《それに、私セージと結婚したからわかったんだけれど、歯の形状も歯列も日本人とは違うのよね。
そう思ったのでシャノ達の歯を見せてもらったら、まぁいろいろなんですけれど、皆歯が分厚くてがっしりしていたわ。それだけはうらやましいわ。
あっ、それと髪の毛が柔らかくて、触ると気持ちが良いのよね。
セージ《だからって、あまり触られると、摩擦で禿げちゃうと困るんだからね。早い奴は３０歳前から薄くなるからね。俺は多分両親の家系に禿げてる人いないから大丈夫だと思うんだけれどね。
でも偶然なのか、この国には禿げている人いないね。全体に若いって言うのもあるだろうけれど、禿げる人はもうイッチャテていると思うんだよな。
MrsSugar《髪の長い人が後ろで束ねて、髪を引っ張っていると、前のほうから薄くなるって聞いたけれど？エルダー君とか、でもまだ何ともないみたいね。
セージ《あぁ、アニーに言われて、あまり強くは結んでないみたいだよ。短く切ろうかって思ったけれど、アニーは“エルダーの髪がきれいだから長いままで...”っていうから伸ばしたままなんだよ。昔は肩位の長さだっただろう？
MrsSugar《そういえばそうだったわね。今は夫婦でロングヘァで、アニーの髪の色もきれいよね。キャロットブロンドとかいうんでしょう？
本人は嫌がっていたみたいですけれど...珍しい色よね。
セージ《う～ん、たぶんどこかでアイリッシュの血が入っているのかも...。下品だって嫌う人も居るらしいけれど、結構きれいな色だよね。
MrsSugar《ほら！カナダのプリンスエドワード島の物語の「赤毛のアン」はそれが嫌で確か髪の毛染めちゃうっって話だったじゃぁない？
日本では人気の話なんだけれど、セージは男の子だったから、その本読まなかったかもしれないけれど！
セージ《俺、今でも男の子なんだけれど、知らなかった？ねぇ見てみる？
MrsSugar《いいわよ。知ってるから、ほらあんまりくっついてこないでよ。もうすぐ終わるから！
セージ《後、俺何しておこうか？ここはさ１０日分くらいストックできる冷凍庫があるから、良かったよね。オーブンも大きいオーブンだし...。
ランドリールームだけは、外までいかないとならないけれど、小物は手洗いで、バスルームに干せるしね。
節電に関しても、排水にしてもエコな暮らしができるようによく考えてあるよね。
MrsSugar《そうね。日本の大地震みたいなことはないし、台風もないけれど、代わりの何か災害があるかもしれないしね。
なるべくそういうことがないところで選んだそうですけれど...。代わりに港や、飛行場は小さくてとか、ありますけれどね。
ロックアウトしやすいというのが条件でもあったんですってね。
セージ《そうらしいよ。特にこちらの島に移ったらね。でも前のところがプランテーションその他に仕えているし今はシェルター内を研究室や住まいにして、分かれて暮らしているようになったんだよ。
特殊な研究や、理事長や学長などは、もうあちらに住んで、医療もだけれど、薬草や、農業や養鶏所などの事やってるんだって...。獣医が居なくても、人と同じだすだからね。
MrsSugar《そういえばマリアンヌ達の遺伝や不妊の研究室もあちらにあるそうよ。産婦人科はこちらの病院内ですけれど…。
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気が付けば色々なことが整理されて、細分化された面も出てきたようで、収まるところに収まってきた感じです。
完全なものになるには、まだ１０年少しですから、もう少しかかるのでしょう。時代が変化するかもの、微妙な時期でもあるのでしょうが...。
Storyteller @Sugar
