セージ君もCafeにパン焼きに...

いよいよ後１日で冬休みはお終いになりました。そこで計画立てるのが好きなセージ君は、今日はパン役をして、帰宅後はまとめて調理の下準備。 明日こそ、休息日最後の１日を過ごそうという事になりました。

セージ君は毎年年間計画もざっくり立てますがその通りに実行するとは限りません。 でも最短今日はパン焼きにCafeに行くことにして、セルフィーユ君に都合を問い合わせたのです。今はセルフィーユ君の店なので、空いていたら使わせてもらうという事です。

そのような心使いをさりげなくするので、皆セージ君がお気に入りだったり、かわいがったりするのでしょう。 生意気な事を言ったりもするのですが、誰も気にはしないようです。欠点もたくさんありますが、人徳で悪いようには取られないようです。

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MrsSugar《ゴメンねぇー。邪魔じゃぁなかった？セージが久しぶりに自分でも、パンを焼いてみたいって言うのよね。一人でもパン焼きが出来るようになりたいみたいなのよ。

セージ《そりゃぁね。一応一人で出来るくらいまで、覚えれば何かの時には役に立つだろう？俺マジにやるからセルフィーユ時々休みの日教えてくれよ。気が向いた時で良いからさぁ。

セルフィーユ《良いけれど、俺授業料高いよ。それでよかったら教えるよ。パン焼き馬鹿にするなよ！

セージ《馬鹿になんてしていないよ。セルフィーユだって、本当はパテシエだったのに、パン焼きは苦労して勉強して覚えたんだろう？　最近すごくパンが旨くなったもの。気のせいじゃぁないよねってSugarと言っていたんだよ。聞いていなかった？

MrsSugar《私言っていないもの。セルフィーユはもっと上手になると思うから、まだ褒めてはいないのよ。

セルフィーユ《Aha！俺褒められると、怠けだす癖があるって、シャノから聞いた？もう達成した感になりやすいんだよ。安いんだよなぁ。

MrsSugar《そうみたいよね。知らんぷりしていると、ひとりでコツコツやっているのにね。自分が認めている人が凄い！とか高評価するとストップしちゃうみたいよ。

セージ《へぇ～。でも俺はど素人だし、何かコツコツやっているのを見ているから、褒めてしまうよ。地味な事を研究する人は、えらいよなぁ。
褒められると、調子に乗ってくる人は多いだろう？もっと褒められるようにってさ。違うのかなぁ？

セルフィーユ《俺だって調子に乗るんだよ。それが乗りすぎちゃって、此処まで出来たらもういいか！ってね。きっともともと怠け者なのかもしれないよなぁ。上昇志向が低いんだよ。

恋愛でもなんでも、きっちり詰めないから、途中消滅しやすいしね。だから本当は此処の仕事も、俺に任せっきりでなく、店長でよいんだけれど、Sugarさんの店であった方が院だよ。誰か上に居た方が、俺は結構忠実にコツコツやると思うんだ。

MrsSugar《そういえば、最近GFのマグノリアあまり見かけなくなったけれど、どうなったの？まさか...。

セージ《デートする努力や、愛されたいって思う努力をしなくなったんじゃぁないのか？　彼女のほうがラヴメーター高そうだったもんなぁ。　いつも彼女が此処へ通っていただろう。
別に嫌いになった訳じゃぁないんだろう？　セルフィーユ反応薄そうだもんなぁ。

MrsSugar《そういえばセルフィーユが、告白したって感じじゃぁなかったわね。何となく彼女が用事で
Cafeの横通ることが多くて、話すことが増えて行ったから、付き合い始めたような感じだったわよね。

デートしたって聞いても、セルフィーユが行くセンターポイントのスィーツショップに行く時に、彼女が同伴した
っていう感じで...。それ以外のデートってした？

セージ《嘘だぁ。好きな人なんだろう？　なんだよ馴れ合い何となくカップルなのかい？　手握ったこともなかったりして...。なんの苦労もしていないんじゃぁないの？
俺なんて、それなりにSugarとこうなるまでには、色々苦労したんだぜ。

MrsSugar《Ahahaha、、、。そうね。苦労させている進行形かもしれないわ。年々私の加齢によりで、苦労は増えていくと思うんだけれどね。

セージ《ま、こういうのも人に言われてどうという訳でもないしねぇ。こうなるつもりでスタートした訳でなくても、駄目な時は話が進まないし、OKな時は、突然勝手に話が進んでいってしまったりするんだよ。
そんな時は、維持張らないで、波に乗ったように流れに任せた方が良かったりするからね。

セルフィーユ《そういうものかなぁ。よくわからないよ。今はここでパン焼いて、焼き菓子作ったりで、あっという間に1日が経っているんだよ。結構Cafeのスタッフに助けてもらってね。
だから、セージ君出来る範囲でも良いから、Sugarさんを貸してよ。お客さんは皆MrsSugarのCafeって思っているからね。

MrsSugar《ま、元気な間は今まで通りパートで働きにきますし...でも私もう頑張らないわよ。休む時もありますしね。一応もうセージファーストで暮らしているからね。

セージ《まぁね、何か少しは仕事していた方が、元気でいられるようだしね。ここに来ていた方が人目も多いから、安心だしね。俺が留守の時、家で一人でいるばかりの方が気になるからね。
セルフィーユと、アレン婦人が、Sugar達のお守してくれているみたいだけれどね...。

MrsSugar《敬老会みたいね。Ahahaha、、、。早い人は老人施設に入ろうかって、思い始めている人も居るみたいですけれどね。微妙な年齢かしらね？

マリアンヌなんて、まだ結構責任がある立場だから、イケイケ気分ですけれど、いつだか転びそうになったってすごく気にしていて、真剣にエクササイズやり始めたらしいしね。

足から衰えるって言いますからね。私なんてもうとっくの昔に、ヒールが高い靴禁止って言われたのよ。
セージにね！まだ付き合っても居なかった時によ！

セルフィーユ《それはさ、聞いた方が良いよ。シャノなど人工関節入れてから、ピンヒールの靴暫く履いていたけれど、ついに止めたものね。

車いすの患者さんが買い物に来て、ヒールの靴は居ていて、捻挫したらその後ずっとリハビリ中だけれど直りが悪いそうでね。その人見てから「車いすはまだ嫌だわ」って靴履き替えたんだよ。

でもさ、未練たらしく履き替えたりして、まだ時々履いているし、座っている時はピンヒールの靴履いて座っているんだよ。

MrsSugar《あぁ、それであまりこちらに来ないで“店に寄ってよ！”って呼びつけるのね。でもそんな話全然知らなかったわ。自分に都合の悪い事は言わないのね。内緒の話なのよね？

セージ《シャノにはシャノの女の意地もあるだろうから、Sugarうっかり言っちゃぁ駄目だよ。シャノは未だ若者と恋する気十分あるようだからね。
夢を壊しては駄目だよ。その気持ちが元気の素だろうからね。女性の心理も微妙だよね。

MrsSugar《そうよねぇ。シャノだけではないわよ。ポプリさんは家に若いままのゴーストがいるから、別として、Auntサフランだって、誰だったかしら若いミュージッシャンにお熱なのよね。
単なるファンだけれど、ポスターやCDなども持っているらしいし、部屋着などはすごく若々しいの着て、室内では楽しんでいるらしいのよね。
ノックなしで誰も部屋にはいれないんですって！すごく“Amore”なんだって...。

セージ《“Amore”ねぇ。イタリア人のシンガーなのかね。ずいぶん傾向が変わったんじゃぁないの？

MrsSugar《Amore, amore, amore, amore mio,🎵In braccio a te, me scordo ogni dolore!　Vojo resta co'te, sinnò me moro,♪
Sinnò me moro って言う大昔の映画の曲なのよ。映画はサスペンスかな？観ていないから曲しかしらないんだけれど...。

セルフィーユ《へぇ、言語で歌えるんだぁ。Sugarさん結構何か国語も判っているんじゃぁない？

セージ《"Wasted in love, misunderstood"Baby, it's harder to breathe
 when you're gone All this love, I'm so choked up ♪って言うのも歌えるんだよ。

セルフィーユ《セージ君も歌良く知っているよね。それ新曲だろ？聞いた事あるよ。

セージ《Sugarが今ご贔屓筋なんだよ。イタリーのロックバンドなんだ。俺より若い？かもだよ。年中歌うから覚えちゃうんだ。

一部分だけなら、かなり色々な国の曲少しだけずつ歌えるんだけれど、意味は俺が訳して教えるんだけれど、俺まで覚えちゃうんだ。

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セージ君もセルフィーユ君も同じ世代の熟女のお守しながらの暮らしなので、話がよく通じます。あれこれ言いますが、最終的には元気なら良いという事で...。

セルフィーユ君が,Cafeで巧く皆と付き合って、楽しく仕事しているのは、叔母のMmeシャノアールをよく知っているからなようですね。

最近体力こそ落ちてきましたが、明るく気が若くて、元気なのは結構な事だと思うのも、よくわかります。
　
                      　　　　　　　 Storyteller @Sugar