周辺国の天候は様々なようですが、この国は比較的潮流や気流には、影響を受けにくい穴場です。小さな島国だからでしょう。
隣国との距離も近いので、それらに地形的にも守られているようです。 それだけに、近隣国に何かあれば、影響も受けやすいので、まるで要塞のように、色々と装備もされています。
特に水面下の堅い岩盤は、表に見える所よりもずっと広くて、倉庫やその他に利用されています。但し海水温が冷たいので、海水浴を楽しむ海岸はありません。
スイスからやってきたクリス君には、まだ気候にはなれる事が出来ないでいますので、出たり入ったりして 体温調整をしています。
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クリス《今日は又、日差しが優しくて良い日だなぁ。小さな国と言うか島だからこその特権だね。皆良い国の国民になったものだね。
先端技術を使った、ゲームやその他は輸入しかないだろうけれどね。
Mmeシャノアール《週末のお楽しみ外出が出来なくなったんだけれどね。でもさジャンなど音を上げるかと思ったら、此処の雰囲気の方が心地良くなったんだろうね。
ゲームも、新しく買いたいとも言わなくなったし、通信教育で資格取ったりとまさかのらしくない様になったんだよ。環境って大事だよねぇ。
ルナル《自分よりも年下の人など見て、学んだんでしょうね。全然ゲームなどやらない訳ではないのよ。何でも新機種が出たからって、買わない様になったのね。
シャノに怒られなくても、周囲を見て良い意味で学んだんじゃぁないの？個人主義だから、同じになる必要もないのですけれどね。
空気感染したんじゃぁないのかしら、ムフフフ...
クリス《ま、押し付けられてやるのは、続かないだろうからね。自分で感じて考えた事は、勉強など苦手でも、やらないとならない事はあるからね。それで君は何か資格を取ったのかい？
ジャンティ《会計士の資格を取ったよ。今年はもう少ししたら、経営学の通信を受けようかな？と思っているんだよ。
確かに知識は、邪魔にならないし、無くすこともないからね。パンデミックのおかげで、通信教育は受けやすくなったしね。ネット環境も今は一番良いかもだしね。
AI導入が増えてきて、マイナス面も見えてきているしさぁ...まだ人手に寄る添削もあるからね。
Mmeシャノアール《と言う状態にジャンがなったのも、歳下のセージに負けたくないって思ったんだろうね。
彼の方からは何の働きかけがあった訳じゃぁないんだけれどね。何時も明るくて穏やかな子だから、余計にジャンは奮い立ったようだよ。
クリス《彼は今でも、教室では同じだよね。一番マイペースなようでいて、よく周りを観察しているし...。
頑固な所も少しあるけれど、とても素直だからね。傾聴も上手にできるし、敢えて言えば、時々背伸びして、大人っぽくしようと思っている時があるかな・笑
でも、可愛いんだよな！って言われるのは、あまり気分良くないようだけれどさ。所で、皆が以前注文したノートとか文具は受け取るのは未だなんだろう？追加できるのかなぁ？ノートや鉛筆類はもう少し多く欲しいんだよね。
ルナル《今後よく使うなら、多い目に今のうちに仕入れて倉庫に補充しておくわよ。今後物価も上がるでしょうからね。以前想定していたよりも、他でも注文が入るのよね。
クリス《あぁ、俺の教室では増えると思うよ。以前はセージとエルダーがよく使っていたけれど、今は何かとネット使いながらノートも使っているからね。
そうそう、それなら、ミニノートを沢山頼んでほしいな。皆ポケットに入れて出歩いているからね。
Mmeシャノアール《今の若い子はスマホなんじゃぁないのかい？かなり性能が良いみたいだろう？
ルナル《セージ君たちは、スマホは外出時の辞書代わりで、調べた結果はノート取っているようよ。使い分けしているようだわ。
ジャンティ《俺は勉強で使う事はないけれど、出先で在庫確認や、シャノ達に連絡するときは、プラべスマホは使っているよ。勉強用は家でPCだしね。
便利って言えば、今がピークかもな。 又買わせようと新機種出してくるだろうけれどさ。結構使いにくくなるばかりだよな。
クリス《そうだね。機能が増えるけれど、全部が必要な人は居ないんじゃぁないかな？トラブルが昔より増えたから、技術サポターが必要になったし、そのサポーターも昔使用のPCの知識が無くてね。
自作PCも増えてきたしね。エンジニアも、昔のPCと新機種のPCの勉強両方に対処できるように勉強しているんじゃぁないか？ HTMLの表示や用語も変わったりしているしね。
Mmeシャノアール《そうそう、私も最近自動更新されたら見知らぬ昨日になっていたりして、びっくりしちゃうわよ。詐欺も多いしね。直ぐにメンテに連絡するように書かれているけれど、そうすると変な優良サイトに行ってしまうのよね。
ルナル《でもプライベートだと、ネットショッピングなど出来ないですしね。ポイントに欲出すと却って無駄使いしてしまったりね。
ジャンティ《女は特にな！１ポイントでも使い切ってしまおうって思うからだよ。あれは絶対に奇麗に使い切るのは難しいよ。
クリス《それで設けているネットショッピングマジックなんだよ。それだけでなく、確かに便利だしね。商売上手だよな。
ジャンティ《俺たちばかりではなく、もっと次の世代は全然違う環境や知識が必要になるんだろうね。
１０年違うと、かなり違うようだけれど、今のチビッ子は２０年近うからね。変な時にパンデミックが有ったりして、間が空いてしまったんだよね。ところで、クリスはこの国と自国とどちらが住みやすいかい？
クリス《う～ん、スイスは故郷だからね、２８年間の思い出が詰まっているからね。比較できないよ。でもこの国の教授とは、結構話したよ。
父親とも親交があった人だし、この国を設立するのには、スイスの建築様式など参考にしたようだしね。
家を建てる時は、地下シェルターをと言うのも、その通りにしたようだし...
Mmeシャノアール《それで、此処か以前の島かどちらをメインにするかも、時間がかかったんだそうだよ。途中で新素材に変えたりしてね。
国民も移住資格にあれこれ調べてだったようですしね。永世中立国としてでの設立だからね。
やっぱり極端だけれど、そのくらいが必要なんだろうね。
ジャンティ《国境地帯の橋やトンネルなどインフラストラクチャに有事の際は、速攻国境を封鎖する必要が生じた場合は焦土作戦決行の解体処分用の爆薬を差し込む準備が整っているんだってきたよ。
なんだか理屈でしかわからなかったんだけれど、今は判るよ。
クリス《万が一、国境の封鎖に失敗して何だかの侵略を受けても、ノミ一匹侵入を阻止するための常設焦土作戦を決行。撤退する場合は相手方利用価値のあるものを残さないんだよ。当然民間人固有財産も町や自然の森林まで焼き払うんだよ。
ルナル《そんなことがありそうな世の中に、想定以上に早く来たのね。ま、此処の国民や滞在している人は覚悟してですからね。
つまらないトラブルなど起こさない人ばかりと、言って良いんじゃぁないのかしら。
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凄くシビアな話題を井戸端会議ですか...。永世中立国出身のクリス君ですから、驚く事では無く、日常会話です。
多分幼い時から、自然に環境的にも遺伝的にも、あるいは宗教敵にも学ぶ事の基本が違います。 ほんの立ち話でクリス君としては、教室内で話すよりも、軽く知識を得ておきたかったのでしょう。
これなら、皆と軽く話す時も、気を使いすぎなくとも良いようです。もちろん彼もDrターナーたちと海外研修で親しくなって、この国にやってきたのですが、暫く暮らしてみないと判りません。
皆との間の壁が取れるまではまだしばらくかかるでしょうが、今の所手ごたえは悪くな
いのです。
Storyteller @Sugar
