今日は以前在籍していたフランツさんが、資料を届けに教室を覗きました。新メンバーは他に出ているので、久しぶりなので空いた席に座って暫くお喋りです。 フランツさんはヘリオット教室に移動したのです。新しいターナー教室のプロジェクトにも、ヘリオット教室も少しはサポートに入ります。
なので、少し手が空いたフランツさんが“資料届がてら、覗いてきたら？”と言われやってきました。 久し振りに来ると、なんだか教室が手狭にみえました。男性メンバーばかりですし、人も増えたので余計に そう見えるのでしょう。
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フランツ《こんにちわ。資料届に来たよ。なんだか部屋が狭くなったような？人が増えたんだっけ？
Drターナー《よぉ、久しぶりだなぁ。どうだいヘリオットの所は、居心地悪くないか？此処とは雰囲気がずいぶん違うだろう？ ヘリオットはやたらに生真面目だろう？
此処は、又今までに居なかった雰囲気の奴が入ったけれど、個性的だと思ったらすっかり同化しちゃってな。意外と順応性があるパーソナリティだったようだよ。逢った事あるかい？
アルフィ《あっ、フランツさんスイス大学の研究室に居た事逢ったんですよね？じゃぁ、顔見知りだったかもですね？
フランツ《いや、多分知らないんじゃぁないかな。微妙に時期がずれていたり、結構色々な国から、来ていたからね。活気があって面白い大学院だったよ。
凄く頭の良い奴だって言うから、ますます出会っていないんじゃぁないかな・笑 俺は気楽な呑気な奴が友達には多いからね。
Drターナー《クリスも、外で出会った時以上に、気楽な性格だったんで、かなり皆となじんでいるよ。フランツみたいに寡黙じゃぁないからな。
君の方が堅苦しいヘリオットの所は、慣れるのがたいへんじゃぁないか？
アルフィ《ヘリオット教室のスタッフはさ、話しにくいよね。知っている人もいるけれど、年齢も少し上の人ばかりだし、皆静かだよね。って、此処が煩すぎるのかな？
皆気難しい人ばかりのように見えるよ。
フランツ《そうでもないよ。静かなのは皆年齢的に３０～４０歳台だからじゃぁないかな？俺が若手の方になったから、結構気を使ってもらって、変な感じだったよ。
此処にいる時は、俺はターナーが居ないときは、まとめ役だったからね。そうでなくなった気楽さはあるよ。
Drターナー《Wahahaha、、、。そうか若手だよな。俺だってヘリオットから見たら、今でもガキ扱いだからな。シムノンとセージよりも歳離れているからな。
ヘリオットは顔だけ見ていると気難しそうだけれど、性格はそうでもないんだよ。ジョルジュも居るから、堅苦しいかと思ったよ。
彼は本当に堅物だろう？あっ、でも同世代が多いとそうでもないかな？セージ達からしたら、先生だったもんな！
アルフィ《えっ、先生だったのかい？ 俺はまったく話した事ないんだけれど、あの人は此処の役員なのかと思ってたよ。管理人室の室長だった人だろう？今もかもしれないけれど...
セージ《管理人試験受ける時の先生だったよ。意外ととぼけている所もある人だったよ。試験受けないか？って言ってもらった時、他の試験もあって、滅茶忙しかったんだよなぁ。
煽るの上手でさぁ、もう勢いでダメ元で勉強量が少しバラケた感じもしたんだけれど、再試験も受けられるって言うし、将来の事考えたら、資格は取っておいた方が良いかな？って思ってね。
勢いで受けたら、資格試験通て認定証送られてくる時になって、まだ２０歳になっていなくてさ。OKだったんだけれど、認定証は２０歳過ぎてからもらったよ。
エルダーも次の時期に受けて、其の儘直ぐに認定証貰ったんだよね。凄い謝られたんだけれど、どうせ直ぐに使う事は無かったんだけれど、資格なしだったけれど、実習兼ねてサポートには入ったよ。
エルダー《意外とそそっかしいよな。俺と同期だから、年齢確認が甘かったようだよ。若く見えるけれど、童顔何だろうって思っていたみたいだよ。書類は事務局で手続きしてもらったから、問題なく受験しちゃったんだよね。
シムノン《ま、じっくり顔の確認とかしなかっただろうからね。認定証出す時は顔写真入りだから、確認したら、年齢見てびっくりしたんだろうね。色々な年齢の人がいるからね。
でもセージも勢いでって言いながら、ずいぶん地味な管理人資格なんて受験したなぁ。管理人って仕事の範囲が広くって、色々な機器の定期検査やメンテとかその他だろう？
セージ《いいんだよ。俺機械いじりは嫌いじゃぁないし、将来の事考えたら、在宅でも仕事出来たりする事考えたら、色々出来そうな資格は持っていた方が良いからね。
Drターナー《お前もそういう所は、凄い歳の差婚ならはでの苦労するなぁ。俺はそう言うのは無理だから、もう仕事と結婚にしたんだよな。
そこまで結婚したいほど好きな相手もいなかったしな。
フランツ《俺も今同棲はしているけれど、入籍して結婚までは考えていないよ。やっぱり忙しい時になると、つい仕事や勉強の方を優先してしまうしね。
結構今の教室は、責任のない立場になったからか、やりたい事が増えてきたしね。彼女も仕事熱心だから、寝ている時だけ一緒って言う時もあるよ。
気が付いたら”あんまり話とか、ゆっくりしていないなぁ“なんて思ってね。
エルダー《そういう所は結婚するというのは違うよな。すれ違いは極力しないようにするしな。朝食は絶対に一緒に取るとか、努力するよね。一緒にいる時間をなるべく作らなくちゃとかね。
アルフィ《おぉー聞いているだけでも勉強になるよ。そうかぁ、同棲と結婚は全然心構えが違うんだね。セージも２０歳前から、老後などの事も考えてなんだね。
そうだよね、それだけ大好きな人だから年齢差なんて問題なく結婚したんだね。
セージ《いや、あまり年齢差は考えなかったよ。理屈だけでは納得して結婚したけれど、やっぱり一緒に居る時間長くなってから、Sugarは何か問題が出たら、施設に入るって言ってたんだけれど、俺がそれは嫌だったんだ。だから、介護とかの問題が出てきたら、出来るだけ自分の手で介護したいからね。
シムノン《俺も今の歳になっても、結婚願望はないからなぁ。何だろうなぁ。彼女いない歴も長くなったよな。セージは結局はリアルな初恋の人だから、恋愛の出会ったり別れたりの色々な煩雑な事知らないから、スムーズに行っちゃったんだろうな。
何度か恋愛経験があると、却ってよい経験かもしれないと思うけれど、又繰り返すのは面倒くさいしって思うよ。多分ね。
エルダー《てことは、シムノンは幾つかの恋愛経験があるんだね。俺もシリアスな恋愛経験はないから、アニーとはセージを見ていて、結婚も良いかもって思って結婚したんだよ。
女との付き合いは結構あるけれど、みな契約しての付き合いだったからね。なんだか知らないけれど、子供の時から身近な周りは女ばかりだったからね。
フランツ《エルダーも又極端だよな。でもお前の責任ではなく、本当に良い女的な顔立ちだからな。セージと仲が良かったから、最初は俺も２人は付き合っているのかと思ったよ。暫くしたら、そうじゃぁないってわかったけれど...。
だから、最初はこの教室もセージの幼馴染のイリスとエルダーは、ちょっとギクシャクしていたものな。イリスが嫉妬深い目でエルダーの事見ていたから、姉のメィスが居たから、何とかなったけれどな。ターナーが居ないときは、ちょっと頭痛かったよ。エルダーも気を使っていたよな。
今では懐かしい思い出でもあるよ。イリスは流石にスパニッシュで、友達のセージにも密着した立ち位置でハグとか情熱的なボディタッチだったよな。 悪気はないのは分かっていたけれど、俺などハグされたりしたときには、固まっちゃった時あったよ。
セージ《イリスはね。鬱陶しいからっていっても“判ったゴメン”とか言うのはその場限りで、なかなか治らなかったよなぁ。メィスにも注意されていたのにな。
“帰国したときはそれでよくても、他では気を付けて！”ってね。でも俺もイリスが少し慣れたら、Sugarにくっつき過ぎるので、意識し始めたかもなんだ。
自分で驚いたんだ“あれ？おれってやきもち焼き？まさか...でもムカつくよな。”ってね。そんな気持ち初めてだったから...。だってアイツよりずっと長く付き合いがある俺だって、凄く仲良かったけれど、日本人の習慣を聞いていたから、Sugarには少し距離取るように気を付けていたからね。
エルダー《イリスはセージが大好きだから、当然同じ大学行くと思っていたのに、此処へ来るって聞いて、進学先変えたんだろう。
メィスもこの大学第一志望だったから、急に受験決めたのに、ストレートで受かっちゃうんだから、頭は凄く良いんだよな。直ぐに暗記できちゃうしさ。
フランツ《代わりにオリジナルの考えなど聞かれるのには弱くってな。悪気はないんだけれど、なんて言ってよいか判らないような性格だったよな。
色々なキャラクターが見られて、興味深かったよ。セージもな・笑 そうそう、教室広くしたいんだよな？えーと、この間何だったかヘリオット達が話しているの聞いたよ。
ターナー聞いてみろよ。この教室の並びの倉庫が空くとか？何とか...。可動式の壁だから動かせるんじゃぁないの？ちょっと前だから、多少広げる事出来るんじゃぁないか？
セージ《サイクルクラブはそれで、広い目になったんだよ。じゃぁここもそうなったら、良いんじゃぁないの？
なんだか引っ越しや模様替えばかりしているけれどさぁ。やるなら今のうちだよね。
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久しぶりのフランツが現れて、色々なお喋りついでに教室も、もう少し広いと良いという話が何とかなりそうな話もフランツが持ってきてくれました。
それで一応教室に戻ったら、話してみるという事で、Drターナーからの聞いてみる事になりました。そういう所は、従姉弟同士と言うのは、我儘が言いやすい程度に、親しい相手なようです。
今では結構入り組んだ身内になってきた国になってきた感があります。血はつながって居なくても、結婚して遠縁と言う間柄が増えてきたのです
Storyteller @Sugar
