Drディルが来ているの知ってる？

今日はセージ君がサイクルクラブに出て行くと、エルダー君達がミントさんからメッセージの預かりがあり、時間が取れたらCafeかMmeシャノアールの店に来るようにと言いに来たと聞きました。

ドアがノックされて、初めての事なので、皆は吃驚したそうです。ちょど側を通ったので伝えに来たのだそうです。アルフィ君は初めて逢ったので、大喜び＆大興奮です。大体サイクルクラブのドアは、今まで叩いて誰かが来ることはなかったのです。

ミントさんとマルベリーさんが想像以上に、綺麗な人だったからなので、初めて見た人は大興奮です。メッセージを聞いたセージ君はそのまま出て行き、Cafeにお客さんが居てミントさん達が居ないので、Mmeシャノアールの店に行きました。
　　　　
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ミント《急にマルに連絡が入り“少し前に着いて今から寝るし、その後はDrマリアンヌ達と逢う予定があるので、着いた事だけ伝えておくわ”って言ったそうなのよ。

マルベリー《伝えるだけにしようかと思ったんですけれど、ほらセージとはずっと逢っていないしね。今回は特にDrディルとして来ていますしね。

暫く滞在ですけれど、予定はいっぱいみたいなのよ。特に可愛いボクちゃんは逢っても
話す事もないでしょうしね。　只Sugarにだけは、時間が空いたらお茶飲みにCafeに寄
るから２人で話したいそうよ。

Mrs Sugar《はい、２人だけで話した事無いですものね。どんな嫁か気になっていらっしゃるでしょう？

 セージ《だいたい母親と息子なんて、何話す事があるんだい？小さい時は何か話したかもしれないけれどね。母親の話を聞くだけだろう？

でもうちは娘が３人もいて、皆報告しているだろうからね。

Mmeシャノアール《Ahahaha、、、。確かに！息子じゃぁないけれど、ジャンやセルフィーユ２人も息子みたいなのが居るけれど、改まって面と向かったら話す事ってないからね。

ジャンは叱り飛ばすだけだし、セルフィーユは昔から、物足りない位言う事無しの子だ
ったものね。

 セージ《俺も最近周りの皆から色々話は聞いて、嫁と姑とか女姉妹は気を遣うって話を結構聞いて“そうなんだぁ”って判って来たよ。
MumとSugarが２人で話たいって、ちょっと気になるけれどね。考えたら、俺自分の母親がどういう人なのか良く知らないよな。

Mrs Sugar《嫁と姑とか夫の姉妹の関係って、日本人だけかと思っていたのよね。でも昔の友達のオーストラリア人は“夫の妹が、一番嫌な奴だ！”って言っていたし、アメリカ人と結婚した日本人の知り合いは、両親も姉弟もがカラードとの結婚反対で、離婚しちゃったしね。

ミント《うちはSugarが嫁だったから、言うことなしよ。でも私はスコットの家の方は、階級が私の方が上ですし、スコットがハッキリ言ってくれるからね。

マルベリー《私も、実家同士が偶然お付き合いが長い家同士でしたしね。私はセージとは歳も離れている弟ですから、変な女性だったらどうかしらね～。

でもやっぱりSugarでしたからね。他の人ならわからないわねぇ。本当は本人が幸せなら何ですけれどね。王室の問題と同じよね。

Mmeシャノアール《あれはねぇ～他国民からしてもねぇ。

Mrs Sugar《私はね。何か国かで暮らして、色々な思いしたから、鍛えられているのよ。バツイチですし、そう言う意味では若くは無いですからね。
どの様な対応も出来る覚悟はしたので、Nanにお任せしたから、大丈夫よ。

 セージ《Nanが凄く気に入ったんだからね。うちに以前泊った事が有ったしね。それだって珍しい事だよね。もし何か遭っても、俺が幸せになるのには、Sugarが絶対に必要なんだからね。

ミント《そんなのは、Mumだって私達が何時も言っているから、よく判っているはずよ。ま、人間的にも可愛い一人息子の嫁と話してみたいんじゃぁないの。

マルベリー《そうそう、Sugarはいつも通りのSugarで良いと思うわ。立場は嫁と姑ですけれど、同じ世代の女性同士で良いんじゃぁないのかしら...

Mmeシャノアール《変な所気難しいセージと、巧くやっていける嫁はそう言るもんじゃぁないからね。

母親なんですから、息子の性格はよく判っているんじゃぁないのかい？

ミント《そうよね、セージがSugarに見限られちゃったら、他に変わる嫁は居ないと思うのよね。趣味も良く合うから、話題に困らないで、あのセージがお喋り沢山するなんてね。

女性的な趣味では無いのにねぇ。Sugarは凄く西欧人にはない、優しい表情の艶かしさも感じたり、まだ少女の様な可愛い所もあるし、

マルベリー《アルカイク・スマイルの持ち主なのよ。ほらこむぎさん？みたいな雰囲気とは違いますものね。初めてお逢いした時に、笑顔を見た時思わず見つめてしまったのよ。お話したら、もっと好きになったわ。

ミント《でもね、セージと気が合うだけあって、ちょっとファニーなのよね。本人大真面目なんですけれどね。ジョーダン大好きで、アルカイックスマイル以外は笑い上戸ですしね。此方もつられて笑ってしまうわ。

マルベリー《だから、ミントと仲が良かったんでしょう？ミントも友達は多いんだけれど、人を見て、付き合うから、本当に親しい友達って居なかったわよね。

親しくなると、粗が見えてくると嫌になるみたいでね。Mumの性格に似ている？Nanに似ている？のかしら...

Mrs Sugar《皆は嬉しい事に過大評価してくれているけれど、私は気ままでいい加減な性格なのよ。心配してくれてありがとう。

シャノが教えてくれた言葉で、大好きな C'est la vie! で行くわ。なるべく誠実には心が
けていますけれど、あれこれ考えたって疲れるだけだわ。

Mmeシャノアール《私は部外者なんだけれど、私も他人には厳しい性格だけれど、セージは女を見る目が有ったんだよ。Sugarはいい女だからね。粋な計らいも出来るしねだから、私はSugarが大好きなのさ。

そうだ、そう言われてみると、私は商売やっているし、他人だからよく判るんだと思うけれど、ミント達も、少々皆変わっているんじゃぁ無いの？

よくは判らないけれど、あくせく働かないで優雅に遊び暮らしていても良い家柄だろう？

マルベリー《まぁ、ぜいたくしなければね。今は時代が違うから、色々でしょうけれど....でも曾祖父の時から、医学者になって仕事していたわよね。

親族からは変人一家と言われていましたものね。

ミント《そうよね。私もSugarに出会わなければ、スタジオの経営などしなかったかもしれないわ。自分が作った物を売って、仕事にするなんてね。

でも生活は楽しくなりますものね。デザインは苦手なのでSugarに頼んでいるけれど！

 セージ《今更何も言わないと思うけれどね。Dadファーストなんだから、夫婦仲良く元気に仲良く研究暮らししながら、いちゃついて居れば良いんだよ。

俺は俺で自分が一番幸せな暮らしをしているんだから...それを壊すような事をしたら、
親子の縁を切っても良いよ。

ミント《Mumもセージを怒らせたら怖いのしっていますからね。

マルベリー《そうそう、セージが怒る事って数回しかないようですけれど、凄く怖いって聞いたわ。私は幸いその場に居た事ないんですけれどね。

Mrs Sugar《私も心配になるくらい、優しくて穏やかなんだけれど、怒ると怖いって言うの解る気がするわ。どうしてもやらないとならないリハビリを、止めたりする時など、凄く怖い雰囲気になるのよ。

一瞬なんですけれどね。だから言う事聞いてやるんだけれど、後は直ぐに何時もの優し
いセージなのよ。確かにそのお陰で、早く治るのよ。

Mmeシャノアール《解る解る、セージは目に出るんだよ。目で人を殺せるね！反対に“あらっ、Sugarの事愛している？”って思ったのも、目に愛が溢れていたんだよ。気が付いた人は皆それで気が付いたって言うからね。

 セージ《何だよ。俺目つきが変？悪い？自分では解らないよ。そりゃぁ、何時も楽しくて不愉快な事が無いなんてことはないんだろうからね。
多少ムカついたりする時もあるだろうし...。

ま、逢うなとは言わないけれどね。でもミント達みたいに、家族で集まると女ばかり集
まって、何だか盛り上がって話し出して、俺からSugarを奪ってしまって、知らん顔はムカつくんだよな。
仲が悪いより良いって、今は思えるようになったけれれどね。

最近俺も歳取ってきて、スコットやウィル達と、雑談出来るようになったからね。今年
の夏で25歳だからね。あっという間に中年男だよなぁ。筋トレは欠かせないよ。

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セージ君の家族は、配偶者にも恵まれて、皆仲良く過ごせています。偶然この国の中に集まってしまいました。

同業者で顔見知りですから、ファミリーになる雰囲気が元々あったのです。そのお陰で
よく話し合いますし、何処かで支え合って暮らして居ます。

皆が『お互い様』精神が気に入っていますし、余計な口出しや強要はしないで、控えめです。MrsSugarとMumディルの話し合いも、問題は無いでしょう。余計な事を言ってセージ君の暮らしにヒビが入っては困りますからね。

穏やかですが適当で将来の夢など考えずに、ふらっと暮らしていた若い時のセージ君が突然猛勉強をやり始め、セージ君としては最大限の良い暮らしをして、今は生き生きとしているのですから、これ以上は無い暮らしです。

                      　　　　　　　 Storyteller@Sugar